9/2 まだ頭から消えない。ふわふわする。

とんでもなく自分に刺さった作品を見たときって不思議な感覚に陥る。読了後もずっとその世界と現実の狭間に立っている気分。ぼーっとする。物心ついて一番最初にこの感覚に陥ったのは「平成狸合戦ぽんぽこ」を見たとき。最後の救われなさ、人間の不条理さ、今思うとプリミティブな作品であったとは思うけど子供ながら衝撃で1週間ほど現実世界を生きることができなかった。それから何度かそういう経験があったけど、一番最近だと桂正和先生の電影少女だった。当時ラブコメに対して免疫0というか経験0だった俺にとって[SF]×[恋愛]というジャンルがぶっささりすぎた。というか、自分の抱え込めるキャパをオーバーしてた。画力、ストーリー、言い回し、ギャグ、全てが自分の脳を刺激するせいで情報過多になり読むことが出来なかった。勿論電影少女は全巻持っているが、いまだに4巻までしか読めていない。主人公の後輩が主人公と付き合うが主人公はヒロインのことを忘れられずにいて優柔不断になり、その後輩が傷心するシーンが辛すぎてそこで止まってしまっている。辛いシーンこそひと思いに見た方がいいんだろうけど、心の準備が出来てから見ようと思ってもう既に一年ほど経つ。仕事辞めたら少し時間できるからそのタイミングで読むつもりではある。
話を戻すが、昨日の日記で触れた最終兵器彼女のせいで未だに心あらずといったところである。漫画全巻と外伝は注文済み。ついでに原画なども探したが。。今年の7月に神戸で原画展が開催されていたことを知る。もう読みたくない作品だが、もう少し早く読んでおけば、、複製原画は一枚3万円ほど、しかも直筆サイン入り。安すぎる。買いたかった。ちなみにダメ元でメルカリで調べてみたところ50万円で転売されていた。高すぎるだろ。
また話を戻す。。正直今年見た漫画の中で一番心に残ってしまった作品になった。日記を書こうって思いなおしたのもこの漫画が一役買ってる部分もある。やっぱり、自分の想いを言語化する癖付けた方がいいし、自分がいなくなっても自分が生きた、考えたという証になるし。あー原画ほしいな。。もう一回やってくれないかなと公式ホームページを覗いたが今後の開催予定はありませんとのこと。残念過ぎる。まあ一期一会ということで、このタイミングでもこの漫画に出会えたことに感謝ですかね。神様がいたら、この作品は俺に影響を与えた漫画ランキングで何位に入るか教えてほしい。これで15位とか言われたら超ビビる。え!?あと14作品ってなに?となる。音楽も映画も漫画も、俺はバカで単純だからすぐ感動するしすぐ泣くし、すぐ「この作品を超える作品に今後出会える気がしない、、」とか言ってしまう。それでいいよな。それでも俺楽しいし。
最終兵器彼女読んでから漠然と生きる自分がだらしなく感じる一方で読んでから頭の中が作品で埋め尽くされてて全然集中できないから困ってる。
二日連続漫画のお話でした。もしかすると明日もかもね。

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