いったん、深呼吸。
私は「休む」という行為が苦手だ。せっかくの「休み」でも何かをしなければ罪悪感を感じてしまう。
学生時代はそれでもなんとかなった。たまに息が詰まりすぎて学校を一日休む程度で回復していたからだ。休もうが何しようが元気で登校してくれる生徒に対して先生が何かを言うことはない。
ただ、社会人はそういう訳にはいかない。もう無理と思ったからといって、自分が抱えている仕事は自分が責任を持って遂行する義務がある。無理なら早めに応援を要請する他ない。
でも、私は助けを求めることより一瞬の現実逃避により自分を奮い立たせることでなんとかやってきた。
だから、人の頼り方を知らず、すぐに自爆する。
社会人2年目の春、頭痛がどうしようもなく治らなくなった。まずい。
何をしても気分が晴れない、焦る。でも人に話す時、辛い理由が正直わからなくて大丈夫なふりをしてしまう。
私は誰を頼って、何を糧にして生きて行くのだろう。
こんなことばかり考え過ぎて数日寝込んでしまった。
こんなことを考えてもしかたないことは100も承知だ。
それでも、私は暇さえあれば病みに行こうとする。
もっと人生、うまくいや楽しく生きられたらそれでいいのにな。
自分ができないことをできないと認められたら、人生100倍楽なのに。
強がりが邪魔してるのかな。
こんな時同期がいてくれたらとか同世代で語り合えるひとが職場にいてくれたらなんて
無い物ねだりをしてしまうけど、ないものはどうしようもない。
いま置かれている環境に感謝して、前に進む努力をしなければ。