【正倉院展】ならまち観光の勧め
10月26日土曜日奈良へ
この日の1番の目的は「正倉院展」
15時半からのチケットを取っていた。
母と10時に家を出て、電車に揺られながらお昼ご飯をどこで食べるか選定。
決まった先は鹿猿狐ビルヂングの1階にあるすき焼き屋「㐂つね」さん🦊
以前一度行ったことがあり、すき焼きにも器にも空間にもすごく感動したので、母にも体感して欲しくて一緒に行くことに。
予約をしていなかったので、近鉄奈良駅について1番に㐂つねに向かう。
14時からひと枠空いていて、予約を取ることができた。
ごはんの時間まで2時間ほどあったので、お店巡りをすることに。
分店の三条店では、ここでしか買えない限定のものがあり、鹿の絵が描かれている手鏡を購入した。
正倉院展の期間中は、コラボしたポーチや手ぬぐい、栞などが販売されていた。スタッフさんが「ポーチが人気なんです〜」と教えてくださった。
次に向かったのは、「ocasi」
ここは大好きなお店の1つだ。
1番のお気に入りポイントは中庭に植えられている大和橘の木。🌳🍊
今回は秋限定のモンブランどらと和紅茶を大和橘が眺められる席でいただいた。
秋限定モンブランどらは、マロンが優しい甘さとキャラメリゼされたアーモンドと胡桃がアクセントになっていてとても美味しかった。
甘いものがあまり得意でない私でも、最後の一口まで美味しくいただけた。
家族へのお土産に正倉院展の期間限定で、鹿の焼印がされているどら焼きを購入した。🦌
ホッと一息休憩したところで、次のお店へ。
ならまちの商店街を散策。工芸品を扱っている個人のお店を巡った。
㐂つねの予約時間が近づいてきたので、鹿猿狐ビルヂングへ向かう。
中川政七商店本店を見ながら時間まで待つことに。
本店では奈良限定の番茶を購入した。
大和橘番茶は家に帰ってからいただいた。🍵
大和橘の果実と青々しい葉の香りが広がり、お茶のアクセントになっている番茶だった。果実味が強いわけではないが、大和橘の香りが風味として味わえる。おやつと一緒にいただくのがお勧めです◎
そんなこんなしていると、㐂つねさんから席の用意ができたとの電話をいただきお店へ。
念願のご飯タイム🦊
注文したのは「すき焼きちらし重」
すき焼きとちらし寿司。
メニューを見た時、この2つの料理が組み合わさっている味が想像できなかった。
ひとくち食べると美味しすぎる感動で言葉も出なかった。
「スプーンで食べると毎回違う味が楽しめるように食材を配置しています」と説明してくれた。食べるたびに色々な具材の掛け合わせになり美味しいのはもちろん、とても愉しい時間だった。
もうひとつ感動したのは七味。㐂つねさんオリジナルの配合をされた七味だそうで、辛味と旨味が増してさらに違う味を楽しむことが出来た。
サラダに入っている生ピーナッツと枝豆も美味しかった。🫛
母と感動していると、デザートがやってきた。
かわいい!おいしい!
㐂つねさんのロゴマークはくまモンをデザインした水野学さんがデザインしたと店員さんが教えてくれた。
みたらしプリンは優しい甘さとカラメルのほろ苦さが最高で、母は美味しすぎるとすごく感動していた。酒粕アイスも程よいお酒の風味を味わえて本当に最後まで美味しいが全力で感じられる時間だった。
(湯呑が可愛すぎる♡)
料理も最高に美味しく、店員さんが色々なことを教えてくれたり、お話ししてくださり、とても有意義な時間を過ごすことができた。
お店を後にし、本命の正倉院展へ。
初日ということもありとても賑わっていた。可愛い鹿さんもたくさんいた🦌
小さい頃に1度行ったことがあるらしいが、記憶ないので今回がほぼ初めてだ。
今までは歴史にほとんど興味を持っていなかったが、工芸品や民芸品に興味を持ち始めたことや、学校の授業で地政学を学んだことをきっかけに最近では歴史を学び直していた。
それまでは歴史は自分とかけ離れた存在だと思っていたが、学ぶにつれ歴史の上に今があり、過去の人や出来事があったから今の自分がいるんだと他人事ではなく自分事として考えるようになった。
そんな背景もあり今回の展示を見たときに、こんなに昔からものづくりをしていること、そしてそのクオリティが高いことにとても感銘を受けた。
もちろんその時代は機械やネットなどはない。その中でも色々な技術や文化が発展していたというのはすごいな〜と感じた。
また、残され続けている技術や文化を途絶えさせず未来に繋げていくことが必要だと思った。
帰り道、中谷堂さんのよもぎもちを家族分購入し帰宅。
本当に愉しい1日だった。
奈良は大好きな町で毎回行くたびに学びや気づきがあり、気を引き締めてくれる。
是非ならまちに訪れるときは、今回紹介したお店に行ってみてください◎
すごく良い出会いがあり、良い空間に触れ、愉しい時を過ごすことができます( ◠‿◠ )♡