日本BLドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」第12話を本気で見た

ついに迎えました、最終回。寂しい限りですが、始まりがあれば終わりがあるよね、と言うことで早速本気で見ていきます。

安達の朝。目覚ましを止めて起きる。
「(俺の日常は、完全に元に戻った。毎日同じことの繰り返し)」
ぼんやり出勤しながら、あの黒沢との夜を思い出す。
「(黒沢とは、あれからほとんど話していない。……そりゃそうだよな、俺たくさん傷つけたから)」
なんだか安達って、自分が人を傷つけることに対してはすごく敏感なのに自分が傷ついてることには結構鈍感なのかもしれないなと思いました。自分が傷つけてしまったことを思い悩むけど、自分の心の状態がどうなっているかをあんまり考えてないっていうか……。
家に帰ってきた安達は、自分の部屋のカレンダーの、24日の欄にデートと書かれた文字を見る。「(ごめん、黒沢)」と一言謝る……切な……。
ここでオープニングなんだけど、そういえばこれ日帰り出張前に安達にお弁当作ってるわ……と思うと急に解像度が爆上げ。どこまでも精神が行き届いたドラマです。

会社で仕事をしている安達に浦部パイセンが声を掛けます。
「そろそろ、前を向こうぜ」「えっ」「コンペ、一次通っただけでも立派なもんよ」
ええ、パイセン、妙に刺さってくる言葉言い出すじゃん……?!と思ったら、コンペに通らなかったことで落ち込んでいると思っていました。
「もう、それは大丈夫です……」「それ?」「とにかく、いつもの俺に戻るので」
いつもの俺とは……と私の心が切なさでいっぱいになっていたところ、藤崎さんが安達の様子を見ていました。
お昼でもおにぎりを見つめるめちゃくちゃ元気がない安達。そこへ藤崎さんがやってきて、お弁当を広げます。
「黒沢くんと何かあった?」「え?」「分かりやすいから、安達くんも、黒沢くんも」
なんと藤崎さんは黒沢からデートのディナーについて相談を受けていたのです。さすがの営業、どこまでもリサーチの鬼。
「どっちの店のほうが落ち着いて話せるかな」と聞く黒沢に「こっちかな……けど、安達くんはどっちも緊張しちゃうかもね」という藤崎さん。黒沢は、安達の名前なんて一つも出してなかったのになんで?!と驚くんですが、完全にお見通しの藤崎さんに「まいったな」と笑う。
「二人でおでかけ?」「クリスマスに花火観に行くことは決まってるんだけど……ああ、そっか。確かに安達はこういう店好きじゃないかもな」「はりきってるね」「初デートは、最高の一日にするって約束したからさ。約束は守らないとね」という黒沢。
いやーこの時の黒沢、とんでもなく嬉しかっただろうな。安達とのデートのことも、藤崎さんに話せたのも……。
何も言いださない安達に「ごめん、こんなおせっかい」という藤崎さん。やさしい。そしてネイルと時計がかわいい。
「私ね、社労士の勉強始めたんだ。前から興味はあったんだけど、ちょっと頑張ってみようかなと思って。最近の安達くん見て」「……俺を?」
「誰といるとかいないとか、恋愛するとかしないとか、全部その人の自由だけど、何を選ぶにせよ自分がその自分を好きでいなきゃ。そうじゃないと、どんな答えを出しても相手も納得できないんじゃないかな」
これすっごく深い言葉なので後でプリントアウトしておきたい勢い。人生で、自分が自分を好きでいられるような選択をしていくこと。自分の心を見て見ぬふりしたり、無理に押し込めたりしないような選択をしていきたいなと思う。決して簡単なことではないけど、人生の幸せはそういう積み重ねの上にあるのかも。

デスクで社労士の勉強をしている藤崎さんの元に、何やらがっかりした様子の六角がやってきます。
「藤崎さん、クリスマス何してます?」「んー映画見ながらケーキ食べるかな」「はあ、そうすか……俺友達と花火観に行く予定だったのに中止になっちゃったんすよ」「え!?」
あの黒沢のデートプランを聞いていた藤崎さんは一気に心配になる。驚いた様子の藤崎さんに「あ、やっぱ藤崎さんも予定ありました?」と聞いちゃう六角、相変わらずで笑った。そういうところがいいな六角。

さて、退社して歩いている黒沢……ヤダ……とてもどん底……。
この歩いている場所って、安達が黒沢の元に走ってやってきて、告白の返事をしてくれた帰り道に歩いていた場所ですよね……。

安達の部屋。心の荒みと共に生活もやや荒れ始める感じがとても心配になりました。テーブルにはコンビニ弁当、エナジードリンク、ビールの缶、パーティー開けしたスナック菓子……床には読みかけの漫画、脱ぎ掛けの洋服……そして何かちょっとアクロバティックな掛かり方したマフラー……。
「(デートのためにとってあったクリスマスの有給。取り消さずに会社を休んだのは、黒沢に会っても会わなくても、気まずすぎるから)」
花火の中止のニュースをベッドの上で見て、布団をかぶって寝ようとしているところにインターホンが鳴る。めんどくさそうにしつつ起きてみると「あ、まさか……」と黒沢なんじゃ……と思いながら恐る恐る開けるとそこにいたのは柘植「メリークリスマス」。
あっヤバい……分かったぞ……さては柘植、サンタさんだな……?!

喫茶店につくやいなや、柘植は「何がいい?ケーキか?チキンか?クリスマスプレートなんてのもあるぞ」「いいの?クリスマスなのに俺なんかと一緒にいて……もしかしてまだけんか中とか?」
「友達の危機に駆け付けられないほど腑抜けてない。湊から聞いた。お前のチャラ後輩が心配してるらしいぞ。最近先輩たちの空気がピリついてるってな」「六角が……」「で、何があった?」
「何がって、色々あって……」「その色々を話せと言っている」と柘植に促された安達は、黒沢との一連の流れを話すことに。
「だから結局、魔法の力なしじゃ俺は……」「お前はほんっとうに大馬鹿ものだな」大馬鹿ものとは?と柘植を見遣る安達。
すると柘植はドヤ顔で「俺は一昨日、人生二度めの土下座をしてきたところだ」と言い放ちます。二度めの土下座後の風格がすごい。
自転車の一件でぎくしゃくした状態だった柘植と湊でしたが、柘植があの告白の時のように土下座をして全力の「この前はすみませんでした!」と謝罪。この土下座してる時の指がそろってて無駄に綺麗でした。
すると湊は「出た、土下座」と言って、早くも柘植の土下座を恒例行事扱いします。恒例行事っていうか伝統芸能みたい……。
「くだらないプライドより、湊を失うほうが怖いと思ったからな」
そんな柘植に歩み寄っていく湊。目の前にしゃがむと「俺もごめんなさい。笑ったのは照れ隠し」「えっ」「俺のためにプレゼント用意してくれた柘植さんが可愛くて、嬉しくて、好きだなぁって思って」とはにかんで笑うのが超かわいい~!!!と思ってたら、安堵した柘植もかわいかったです。
柘植と湊は価値観も違うだろうしこれからすれ違ってぶつかることが山のようにあると思うんだけど、柘植の中で、自分が守るべきものが一体何なのかをしっかり理解して、選択しているところがめちゃくちゃかっこいいなと思います。傷つかない選択肢を選んで自分のプライドを守るのか、それとも自分が傷ついたり恥をかいてもいいから湊のことを選ぶのか。まあ選択に正解はないんですけど、柘植にとって湊は何にも代えがたい存在だということが言えると思います。恋愛初心者なのに……とか思ったけど、この人恋愛小説を書いてました。やっぱ自分と向き合ってきた期間が長い人間は違うよね。
そして柘植は安達に「魔法などなくても、いくらでも繋がれる。間違っても、また話せばいい。そうやって相手の事を知って行けばいいんだ」さすがの柘植先生……。
とは言っても「いや、でも、もう黒沢と俺は……」と諦めたような安達に「自分の心にも、ちゃんと触れてみろ。気持ちに魔法は関係ない。結局自分がどうしたいかだ」。
そうです……そうなんですよ柘植先生~~~!!!!!
安達はこの魔法の力を手にする前も後も、あんまり自分の心に耳を傾けてこなかったのかもなと思いました。
そして、人の心ばっかり読んでないでちゃんと自分の心にも触れるというのは、魔法を持たない私たちにもすごく大事な事だと思います。いつも自分のことを蔑ろにしがちで、相手がどう思ってるか、どう考えているかばかりを気にしてたら、本当に自分で大事にしなければならないものを見失ってしまう。
そして安達は自分の心に触れて、自分がどうしたいのかに気付く。この時の安達の顔が本当に素敵だった。目にきらきら光が差す感じが最高に素敵だった。赤楚エモーショナル衛二先生の目は本当に感情を語る……。
そんな安達の様子を見た柘植は、「俺の愛車を貸してやる。行け」と言って自転車のカギを渡すのです。カッケー!!!!!そしてマジで柘植はサンタさんだった……どうりで服がやけに赤いなと思ってたんですよね……。

安達は店を飛び出し、藤崎さんに電話を掛ける。黒沢が休みであることを確認し、柘植の自転車に乗る。
ここであの、不思議な1話の冒頭とつながるわけです。
「(30歳になるまで、考えてもみなかった。平凡な俺の人生に、いや、俺自身にこんな魔法がかかるなんて)」
厄介だと思っていた魔法が安達の背中をそっと押したことで、今までは踏み出せなかった一歩を踏み出し、そして前に進んで加速していく安達のこれまでの様子を振り返っていく。
「(すぐ逃げそうになる俺に、こんな風に背中を押してくれる人たちがいるなんて)」
自転車に乗りながら吹っ切れた安達のすがすがしい顔がまた最高だったな。
そして向かった先は黒沢と行く予定だったビルの屋上。つんのめりそうになりながら階段を駆け上がり、屋上について「黒沢!」と呼びますがそこには誰もいない。
いるわけないか……と座り込んだ安達、黒沢に連絡をしようとしますがまだ躊躇してしまう。すると後ろから「安達?」という声。
もちろん、その声の主は黒沢でした。
「花火、中止になったよ」「知ってる」「ごめん、もしかして約束の事気にさせちゃった?安達、俺」と言いかけた時、安達が口を開く。
「ダメだった。黒沢と離れるって、自分で選んだのに、俺すっげー後悔した。自分勝手だって、ひどい奴だって分かってる。でも俺、やっぱり黒沢と一緒にいたい。魔法がなくなっても、何回間違えても、そのたび黒沢のことを知っていきたい」
この安達の告白、声がずっと不安定に揺らいで震えるのがすごい。自転車で走り回って、階段駆け上がって乱れた呼吸と、やっと自分に気持ちに気付けたけど、黒沢が自分を受け入れてくれるのか不安なのと、とにかくすごくリアルというか、人間の温度を感じる演技だったなあと思います。
「俺、やっぱり黒沢が」と言いかけたとき、黒沢が安達を抱きしめて、ぽろぽろと涙をこぼす。「(好きだよ、安達)」ここの数秒間が本当にびっくりするくらいに美しかった。魔法みたいでした。
「安達の不思議な力の話を聞いて、一個納得が行ったことがある。安達が、俺の心を読んでくれたから、俺たち付き合えたんだな。だからその力には感謝してる。でも、魔法は関係ない。安達を好きな気持ちに」
ここで、はっと顔を上げた安達の顔こそエモーショナルでしたね。
「ずっと見てきたんだ。魔法があったって無くったって、安達は安達だよ」
そうなんだよ~~~~~~ホント気付いてくれてよかった~~~~~!!!!
ずっと魔法があったから変わったと思ってたけど、実はそうじゃなくて、安達が安達だったから変われたわけです。黒沢が好きになった安達は、魔法があろうが無かろうが何にも関係なかった。7年間も安達を見てきた黒沢が言うんだから間違いありません。
「ていうか、俺の心読んでたんだから分かるでしょ?俺も、安達じゃなきゃ嫌だ」とって笑う。その黒沢の笑顔を見上げて頷くとき、ぶわっと目に涙がこみ上げるの良かったですね……心が動いた瞬間……。
「もし奇跡が起きて、安達がここに来てくれたら、渡そうって思ってたんだ」
黒沢は安達の前に跪き、箱から二本の赤い万年筆を出す。
「これは?」「だって、指輪だと安達、恥ずかしがって付けてくれないだろ」
なんと、この万年筆は指輪の代わりだったという展開。ここで指輪を選ばなかったの、めちゃくちゃセンスがいい。
そっと呼吸を整えた黒沢が「俺と、ずっと一緒にいてください」と言うと、感極まった安達は「……はい」と大きく頷くのでした。涙を拭く仕草まで最高。
そして万年筆を持って笑い合っていると、うしろではなぜか中止になったはずの花火が上がる音がする。
「あれって、花火?」「だね」「あれ、黒沢が?」「いや……」
ここで黒沢が用意した自分のための演出だと思ってるのちょっと笑っちゃった。気持ちは分かる。そして近くの誰かの家?の屋上から打ち上げ花火をガンガン上がるのをみて笑顔になる二人。
いやそれにしたってタイミング良~~~と思ったら、この花火の仕掛け人は藤崎さんと六角という最高具合。
安達からの電話を受けて安達が黒沢に会いに行くことに勘付き、黒沢からは安達と花火を見る予定があると聞いたのを思い出した藤崎さんは、予定がなくなった六角を誘って一緒に花火を上げることにしたのでした。藤崎さん……幸せになろ!!!!!
「藤崎さんウケますね。急に花火上げたいとか」「理由も聞かずに付き合ってくれる六角くんもなかなかだよ」「だって、なんかいいじゃないですか。これ見てちょっとでも幸せになれるなら」「うん」「よし!いきますか!」
そういって二人で花火をやっている。優しい世界。
遠くの花火を眺める安達に、黒沢は「いいの?力がなくなっちゃっても」と聞く。あの告白の返事聞いた時も「本当にいいの?」って聞いてたのを思い出しました。
すると真面目な顔で「いい。黒沢がいれば、魔法なんていらない」と言い切るのです。告白の返事のときは「おう……」って言ってただけだったけど、ちゃんときっぱり言い切れるようになってた。成長した……。
黒沢は安達の手を握って、打ち上がる花火を並んで見る。

そして朝。ベッドがどう見ても黒沢の部屋。
安達がごろんと寝返りを打つと、すぐ隣には黒沢が寝ている。
この時の二人の白Tシャツが下ろしたてのやつっぽくて、あ、これはもう、コンビニで二人で一緒に買ったな……と勝手に想像しておきました。
黒沢の無防備な寝顔ににこにこしている安達。そして目が覚めた黒沢は「メリークリスマス」とか言うので思わず笑ってしまう。
「なんで笑うの」「いや、だって、ふつう、おはようだろ?」「……おはよ」と言って、布団の中でキャッキャする。いやもうほんとうにおめでとうございます。これこそがLovely Morning。

「(こうして俺は魔法使いじゃなくなって、どこにでもいる30歳の男になった)」と言うわけで、会社のぎゅうぎゅう詰めのエレベーターにも乗れるようになりました。
あの万年筆を大切そうに持つ安達とさりげなくアピールしてくる黒沢。安達もそのアピールに応えるし、あの浮かれ具合が復活して本当によかったです。本当に。
書店では柘植先生の最新作が大々的に並んでいるのを、湊と一緒に並んで見ていて、湊がちょっと笑って覗き込む。微笑みが不可避。
六角は営業に精を出し、藤崎さんは社労士の勉強に励む。それぞれがそれぞれの毎日を大切に生きている様子があたたかくて素敵。
黒沢と安達が並んで退勤しながら、黒沢の熱い目線に「やめろ、恥ずかしい」と笑いながら言う安達。「なんで?」「今俺の事好きだなとか思ってただろ」「正解!すごいねー、もう魔法使えないのに!」「はあ?そんくらい黒沢の顔見れば分かるよ」「へえ?」って言うんですけど、黒沢と安達の会話の中でこのやりとりが一番好き。最終回にして更新された。
二人はエレベーターに乗ると「じゃあ今何考えてる?」という黒沢に「はあ?なんだよそのクイズ……」と言ってはいますが、完全に分かってる顔の安達。
黒沢は安達の腕に手を添え、どちらからともなく顔を寄せてエレベーターが……閉まる!!!!!!END!!!!!!
いや、い、粋!!!!!!!これこそが粋では!!!!この演出とんでもない粋です!!!!
私は大好きでした。この終わり方大好き。今までの演出で一番大好きかもしれない。粋だった。
なにがどう粋なのかを説明するのがちょっと難しいところですが、もし自分が黒沢だったら、と考えると何となくニュアンスを分かっていただけるかなと思います。安達のキスは、もう黒沢だけのものですので……誰にも渡さないぞっていう……。
いやもう、マジでいい、この演出……。言葉にし尽せぬほどの粋……。ほんの一瞬のシーンにもこだわりぬいてくださった風間監督……そしてどんな些細なものでも向き合って書いてくださった脚本の吉田先生……こんな粋がクリスマスプレゼントなんて粋が極まってます……メリークリスマス……。

と言うわけで、幸せいっぱいのチェリまほの最終回でした。
このドラマを通して、考えや価値観がアップデートされていくのをじわじわと感じていました。
そして日々感じている気付きや躓きを、見なかったことにしないでちゃんと向き合っていくのは悪くないことだと気付かされるのが一番大きいところだったような気がします。
そして悲しいことに現実は、正直と真面目と純粋な人間ばかりがしわ寄せを食らったり割が悪くて損するようになっているなと思うんですよ。心の綺麗な人ばかりが胸を痛めたり、苦しんだり、追い込まれていくのを、今まで何人も見てきました。ずる賢くて、時に周りを出し抜いたり、うまく立ち回っていける人だけが得をするような仕組みになっているんですよね。悔しい事ですけども。
でも、周りを出し抜いたり、騙したり、ズルとかしなくても、ちゃんと自分を見ていてくれる人はいると信じていれば、この先も頑張って生きていけそうな気がしました。
まあ正直、本当にそんな見ててくれる人なんているかな……って思うところもあるけど、それなら逆に私が見る人になっていけばいいんじゃないかなと思います。普段は陰に隠れていたり大勢の中に埋もれているかもしれない、安達みたいな人を見つけて「いつも頑張ってくれてありがとう。ちゃんと見てるよ」とか言えるようになりたいなと思わせてくれました。
この12話にわたり、毎週温かくて優しい世界を届けてくれたチェリまほの制作に関わる全ての方々に感謝します。ありがとうございました。
コロナが一向に収束せず厳しい状況下の中で、テレビを通して心をほっとさせたり感動する機会を与えてくださり、荒んで乾いていた心に血を通わせてどれほど潤してくれたことだろうかと思います。本当に最高の12週間でした。感謝。とりあえずブルーレイがくる3月までちゃんと生きよう。

そして私の好き勝手書き散らかしてるnoteにお付き合いいただいた皆様にも心から感謝申し上げます。ただ感情をぶつけるだけぶつけて満足してたけど、色んな気付き、考えを誰かと共有できたこともすごく楽しかったです。
あくまでもこれは私が本気で見た感想で、いやここは違くね?とか解釈不一致!などなど色々と思うところがあったのではと思うんですが、温かく見守っていただけて嬉しかったです。
また、私が言うのもアレですが、ドラマは必ずしも考察をしながら見なければならないというものではないと考えます。娯楽の楽しみ方は人の数だけあって、ごろごろしながら頭空っぽにして見るのもいいし、ただひたすら俳優の顔の良さを楽しむのも超アリ。むしろそっちのほうが本来の楽しみ方なんじゃないかなと思う。
毎話ごとにコピー用紙が真っ黒になるくらいメモ取ってセリフ書いてト書き起こして……とかやりながら血眼で見る、ちょっと屈折したおかしめの人がいるんだな……ユニーク……くらいに思っていただけると幸いです。イエーイ。

あ、ちなみにスピンオフ見ました?どの話もオチがなかなかキマッてました。TSUTAYAプレミアム入る価値あります。マジ。
ということで!!!!今回もまた長々とお付き合いいただきありがとうございました。メリークリスマス!よい年末年始をお過ごしください。

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二鹿
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