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高齢者がハマる推し活から最先端EVまで――変わりゆく日本と世界の『今』に迫る


Twitterメディア「#トレンドクリップ」編集・発行人の計盛です。今週のまとめを貼らせて頂きます。

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高齢者がハマる推し活から最先端EVまで――変わりゆく日本と世界の『今』に迫る
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#トレンドクリップまとめ  2024/11/8
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東京では、推しアイドルを追いかける高齢者が増え、「推し活」が世代を超えて熱狂を生む現象が広がっています。一方で、中国の斬新なEVやAI技術が新たな常識を生み出しつつあり、日本企業もDX化やライドシェアの発展に取り組んでいます。さらに、衛星通信やメタバース、失明の人々に光を届ける網膜インプラントなど、未来の可能性が日々実現に近づいています。「#トレンドクリップ」では、こうした最新トレンドを網羅し、変わりゆく世界の中で私たちが迎える新たな生活のかたちを探ります。
(タイトルとリード文は無料のChatGPTにて作成しました)


⭐️時流関連トピック

 興行などが多い東京は「推し活」に熱中する高齢者も多いと話題です。スーパー銭湯アイドル「純烈」のファンで、もうすぐ米寿を迎える女性は、公演やグッズのお金を惜しまずに首都圏を駆け巡っています。


⭐️車・EV・自動運転・ロボット関連トピック

⚪︎車製造
 「ソフトウェアファースト」を掲げ、工場のIoT化やデータプラットフォームの整備に取り組んできた自動車部品大手アイシン。さらなる取り組みとして「全員参加のDX」を進めています。
 一方、車製造で日本を追う、中国が最先端を担うようになりました。新型「観音開きミニバン」発表です。“ガバッと”開く「量産車初の凄いドア」を採用しました。中国の吉利汽車が展開する「Zeekr」です。新型ミニバン「MIX」を発表しました。EV用のモジュラープラットフォーム「SEA-Mアーキテクチャ」を採用した初のファミリーカーです。
 この先には、車の製造がパソコンのように水平分業になる可能性があります。今回のスマートシャシーはその先鞭になるかも知れません。まるでミニ四駆感覚です。CATLが発表したスマートシャシーはシャシーだけで走行ができるというもので、上に客室を乗せるだけで自動車になります。自動車づくりが大きく変わる可能性があると差評が報じています。

⚪︎ライドシェア
 地域ライドシェアのnewmoは167億円を調達して、ドライバー1万人規模目指します。 同社は現在タクシー事業、ライドシェア事業、ライドシェアリース事業の3つの事業を展開しています。タクシー事業では、従来のタクシー事業者のサービス品質を継承しながら業務効率化を実施しています。

⚪︎ロボット
 EVのテスラが人型ロボット開発を進める理由は、オプティマスは高い自由度を持つ手と自律的な移動が可能で、未来の労働力不足解消にも貢献する可能性がある点です。テスラはこの技術で市場価値を大幅に高める狙いです。


⭐️AI関連トピック

⚪︎新技術
 MITからスピンアウトしたベンチャーの「Liquid AI」が新たな基盤技術に基づくAIモデルを発表しました。 線虫をヒントにしたニューラルネットワークです。 この技術によって、いくつかのエネルギー消費が少ないAIモデルが発表されています。

⚪︎生成AI利用動向
 ChatGPTでガクンと減った“ある用途”があります。野村総研のビジネスにおける利用動向調査によると、2023年ではChatGPTにコミュニケーション相手としての役割が期待されていました。しかし、現時点でのChatGPTの能力はそこまで至っていないことから、この用途は大きく減少しています。

⚪︎新機能
 OpenAIは人の意図を読むAI検索「ChatGPT search」をサービス提供します。 文章を通じて質問すると、生成AIがウェブ上から有用な情報を集め、要約します。従来のキーワード検索と異なり、AIが人の意図をくんで情報を探してくれるとの事です。最も、このOpenAIの発表後、間髪を入れずにGoogleが類似機能を発表しています。

⚪︎マーケティング・コミュニケーション
 OpenAIの収入全体の75%は消費者の有料サービス利用料金です。法人向けバージョンでは有料ユーザー数が100万社を突破しました。ChatGPTの週間アクティブユーザー数は現在2億5000万人に上り、5-6%のペースで無料サービスのユーザーが有料サービスに転換しているとの事です。
 また、OpenAIのCEO等がネット掲示板に降臨し、重要情報を次々に投下しました。 2時間半にわたって実施されたセッションでは「GPT-5は2024年中には登場しない」「2024年中に複数の製品を発表予定」などの重要情報が次々と明らかになりました。今後に注目です。


⭐️放送・出版・通信・SaaS(BtoC)関連トピック

⚪︎Apple
 米国で先行して利用開始された「Apple Intelligence」、これを使った第一印象が届いています。「iPhoneが劇的に変わる」ほどではないという事です。メッセージと通知の要約機能が最も役に立ちますが、それ以外では、Apple Intelligenceの最初の機能は主に写真の編集や電子メールの作成など、特定のタスクに向けたものだとの事です。ChatGPTも連携される次のバージョンアップに期待との感想です。
 Appleは衛星通信にも積極的です。衛星通信グローバルスターに2300億円を投資しました。 GlobalStarは、「Lバンド」接続を提供する通信衛星を運用しており、iPhone向けに「衛星経由の緊急SOS」の通信をサポートしています。日本でも2024年7月から提供が始まっています。海や、山間部など、基地局電波の届かない場所からのSOS通信が可能になりました。将来的には衛星と直接通信して、一般通信も可能となる見込みです。

⚪︎アニメ
 コスパのアニメTシャツがファッション好きにも支持される理由との記事に注目です。 米ブランドのシュプリームが日本のアニメ作品とのコラボレーションを行ったことで先鞭をつけ、その後ヒップホップアーティストたちがAKIRAなどの古着アニメTシャツを着用したことで人気は世界的に拡大しています。

⚪︎音楽
 巨大球体型アリーナ「スフィア」での死者(デッド)との再会とのレポートです。ラスベガスの巨大な球体型アリーナ「Sphere(スフィア)」でデッド&カンパニーの連続興行が数カ月にわたって開催されました。そこでの体験は、グレイトフル・デッドという伝説と向き合う時間でもあったと、懐かしい感想です。もっとも、今後の音楽の楽しみ方は、自分で作曲する事かも知れません。生成AI音楽アプリのSuno AIのiPhoneアプリが、日本のApp Storeに登場しました。オーディオを取り込んで、その続きを作曲してくれる機能では、iPhoneのマイクからそのまま入力可能なので、その場で見聞きしたものをすぐに歌にすることができます。

⚪︎サイネージ
 エレベーター内デジタルサイネージ事業の「東京」が三菱地所に50億円超で買収されました。 「エレシネマ」を展開する「東京」は三菱地所の傘下に入ることを明らかにしました。都心部の大型オフィスビルを中心に、急速に普及が進み、設置台数は現在3,700台に達しています。エレベーターという閉鎖空間で注目度の高いサイネージを実現したのは、着眼点が鋭いです。


⭐️EC・小売・マーケティング関連トピック

⚪︎越境EC
 「Temu」など中国ECサイトによって崩壊した韓国…ネット販売業者の“廃業”増、リアル店舗までとのタイトルが気になります。「AliExpress」「Temu」「SHEIN」といった中国系ECサイトの影響が拡大するなか、韓国国内のオンライン流通市場が深刻な縮小状況にあるとの事です。韓国eコマースに大打撃ですから、早晩日本の市場も同様に影響を受けるものと思われます。要注意です。

⚪︎小売ロボット
 米ウォルマートのフードサービスにバリスタ・ロボットが登場しました。ロボット開発のRichtech Roboticsが開発したバリスタ・ロボット「ADAM」が2本のロボアームを駆使しながら1日200杯のドリンクを調整します。今後は、ドリンク以外のフードサービスへの導入に注目です。

⚪︎ソーシャルマーケティング
 ヤンマーが取り組むTikTok運用の裏側のレポートです。 未来を担う人材の確保が必要であると考えていることから、Z世代へのリーチに注力しています。その手段のひとつとして活用しているのがTikTokです。コンテンツの理想は面白さが第一との事です。


⭐️SIyer・IT・SaaS(BtoB)関連トピック

 横浜国大、液体金属で導電性の高い微細配線を実現しました。 液体金属コロイド粒子をガラス基板上にパターニングし、導電性の高い微細な配線を作製することに成功しました。今後は柔軟性や伸縮性に優れたウェアラブルセンサーや医療用デバイスなどへの応用を見込んでいます。


⭐️Web3・メタバース・XR関連トピック

⚪︎メタバース
 TOPPANは自治体向けメタバースサービスを提供開始しました。名古屋市に採用され、ひきこもり支援のためのメタバース空間を提供しています。今後は、役所の窓口・電子申請業務に向けたセキュリティ強化や防災訓練の体験機能などを実装していく予定です。

⚪︎XR
 U-NEXTのイマーシブブックリーダーは初めての実用XR電子書籍体験との事です。VisionProコンテンツなので、本の一覧で「イマーシブモード」ボタンをタップすると、ARで本棚が表示されます。5個の本棚が左右180度に広がって、本の表紙が見えるように面陳されています。XRに関しては、メタ社の実験機「Orion」が話題を独占しており、AppleのVisionProは仕切り直しになりそうです。


⭐️宇宙関連トピック

 スターシップの空中キャッチは「中止寸前だった」とマスク氏が明かしています。「あと1秒でロケットが引っかかり、中止して発射棟の横の地面に墜落させるように指示するところだった」と関係者がコメントしています。ブースターの垂直構造であるカバーが、発射時に機体が遷音速になった時に外れてしまったとの事です。


⭐️BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)関連トピック

 失明状態の人が網膜インプラント手術で「本を読めるようになった」 との事です。ベンチャー企業のScienceは、2mm四方のチップを網膜下に埋め込む臨床試験で、法的に「失明」状態にあるとされる人たちが、文字を読んだり、人の顔を認識できるようになったと発表しました。



⚠️Twitterメディア「 #トレンドクリップ」ではトレンドの波及び潮目、時代の変化のサキガケなどの視点でネット情報をウォッチして日々Twitterで発信しています。そして今週のTweetからユーザー反響の高い25項目のTweetに絞って本号の「まとめ」を発行しています。


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