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テスラの無人運転タクシー発表、株価急落の理由は?――EV市場の進化と生成AIがもたらす新潮流


Twitterメディア「#トレンドクリップ」編集・発行人の計盛です。今週のまとめを貼らせて頂きます。

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テスラの無人運転タクシー発表、株価急落の理由は?――EV市場の進化と生成AIがもたらす新潮流
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#トレンドクリップまとめ  2024/10/18
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テスラが無人運転のロボタクシーを発表し、EV市場の未来が大きく動き出しましたが、株価はなぜか9%も下落。その背景には「カメラセンサーのみでの自動運転」という挑戦的な技術のリスクがあると指摘されています。一方、東南アジアでは低コスト電力を背景にEVシフトが進み、競争が激化。さらに、生成AIやメタバース、ARが企業の自動化や新たな体験を加速させています。次世代の技術と市場が交差する今、私たちはどんな未来を迎えるのでしょうか?
(タイトルとリード文は無料のChatGPTにて作成しました)


⭐️EV・自動運転・ロボット関連トピック

⚪︎自動運転
 テスラ、待望のロボタクシー発表も株価9%下落、なぜ?--「失望」か「現実売り」か、とタイトルが揺れています。テスラはハンドルやペダルを廃し、無人運転に特化したロボットタクシーを発表しました。また、既存の「モデルY」「モデル3」でも監視不要の無人運転を導入する予定です。レーザーセンサーなどを用いず、カメラセンサーのみによる制御には疑問符が付きます。

⚪︎EV
 EVに目を転じると、タイではEVシフトが始まっています。理由はガソリンより「電気代の方が安い」からのようです。 東南アジア各国は豊富な資源を利用して電気代が安いのです。この機を逃さず、中国自動車メーカーはこぞってタイとベトナムに進出を始めたと光明日報が報じています。欧州では、独BMWなどの欧州車大手が、小型の電気自動車を相次ぎ投入しています。EVの低価格化で先行する中国勢に対抗する構えです。もっとも一部の欧州車メーカーはコスト抑制のため中国勢と手を組んでいます。

⭐️生成AI関連トピック

⚪︎機能拡張
 Google、「Gemini」の拡張機能に接続できるのは新たに「Google カレンダー」「ToDo リスト」「Google Keep」の 3 サービスが追加され、合計 9 サービスになりました。先行した、マイクロソフトのCopilotの各業務アプリへの機能拡張に続き、Googleも追いかけます。一周遅れているのがAppleです。例えば会話アプリのSiriを中心に自社アプリはもちろん、他社アプリとの機能拡張で作業の自動化を可能にするなど一気呵成な盛り返しが期待されます。
 業務用では、生成AIを活用した電話応対などの自動化向けに拡張が実用化されました。OpenAIが先日リリースしたRealtime APIは、生成AIを活用したマルチモーダルな音声操作をサポートするAPIとして、オペレーション業務の自動化に新たな可能性をもたらしています。特に企業のコールセンターニーズで先行しています。

⚪︎導入事例
 東京メトロ、生成AIで問い合わせ対応を開始。「100%の性能ではなく70%で実用化」を決断しました。生成AIが生成した回答には、参照元の情報を併せて開示し、回答に誤りが含まれる可能性もあるため「自身で確認してください」というイクスキューズをつけるようにしました。

⚪︎導入効果
 PwC Japan調べ によると、日本では生成AIの活用取り組みは効果が期待を下回り失速感が漂っているようです。「生成AIの活用において、日本は既存業務のコスト削減に注力しているのに対し、米国は成長の原動力だと捉えている」こんな調査結果が発表されました。現場に任せると既存業務のカイゼンしか事例が積み上がらず、限界があります。経営サイドの主導で事業推進する必要があります。

⚪︎受賞
 ノーベル物理学賞のジェフリー・ヒントン氏、AIブームに再点火 「人類の脅威」に警鐘も鳴らしています。2024年のノーベル物理学賞を米プリンストン大学のジョン・ホップフィールド教授とカナダのトロント大学のジェフリー・ヒントン名誉教授が受賞しました。


⭐️メタバース・Web3・AR関連トピックス

⚪︎デバイス
 AppleとMetaの戦い――AR・ウェアラブル領域で、勝つのはどっち?とのタイトルに注目です。 ここで取り上げるべき主な3つのデバイスは、「Meta Orion」と「Snap Spectacles」、そして「Apple VisionPro」です。それぞれに長所と短所があり、それが長期的に有利に働くかどうかは不明です。との事ですが、"僕らが本当に必要だったもの"となりそうなMetaのARメガネ「Orion」との見方が広がっています。VR/XRヘッドセットのQuestシリーズや、AI連携のスマートメガネRay-Ban Metaとは別に、AIデバイスの研究も続けてきたMeta。その成果が見えるARメガネ「Orion」が発表されました。パソコンやスマートフォンを置き換え、長時間使用に耐えるデバイスに成長するためには、軽量化は第一の課題でした。もっとも現状では開発段階のOrionですから、今後の商用化が期待されます。

⚪︎活用
 clusterが新しいオンライン大学「ZEN大学(仮称)」と連携!教育プログラムを提供します。これまでに小・中学校や高等学校、専門学校での授業やワークショップ、部活動で活用されているclusterですが、今回、ZEN大学へは、「VRを活用したまちおこしプログラム」が提供される予定です。

⚪︎将来性
 楽天ら、家から没入体験が楽しめる「おうちで商店街」 をテスト公開しました。スクロールすると各店舗の店長やおすすめ商品の情報を閲覧可能で、気にいれば楽天市場の商品ページに遷移して商品を購入できます。実際に商店街を歩いているような没入感のあるお買い物体験を楽しめるとの事です。メタバース空間にデジタルヒューマン店員を配置する事で、24時間365日の接客が可能になります。この辺りからメタバースの一般化が始まりそうです。

⭐️放送・出版・通信・SaaS(BtoC)関連トピック

⚪︎ICカード
 もう降ります! 地方で撤退相次ぐ交通ICカード、最大のネックは破格な改修費です。熊本県内で電車やバスを運行する熊本電鉄や熊本バスなど5社は、JR東日本のスイカやJR西日本のイコカなど全国で相互利用できるICカード(全10種)の運賃決済を取りやめます。

⚪︎5G
 富士通、ドコモ「変心」で次の手へ。 電電ファミリー転換点とのタイトルに惹かれました。 NTTドコモは高速通信規格「5G」の基地局で海外製機器の調達を増やす方針です。富士通は基地局事業の戦略を練り直し、主力のITサービスへの経営資源シフトを加速する可能性があります。もっとも使用する電波特性から基地局を大増設しなければならないのが「5G」の弱点です。まずは見通しの良いドーム球場などへの設置が見込めます。

⚪︎Apple
 Appleビジネスに変調です。Phone 16シリーズ300万台減産?早くも不調の噂 と金融機関であるBarclaysのアナリストは報告しています。iPhoneの組み立てに係るサプライチェーン網を調査し、12月四半期における「主要半導体」パートナーへの発注数が減少していることを確認したとのことです。生成AI頼みの新機種ながら、その導入効果の事例・PRが遅れています。

⭐️教育関連トピック

 中央大学や創価大学など東京・多摩地域にキャンパスを持つ私立大学が岐路に立っています。少子化で学生の獲得競争が厳しさを増すなか、学部・学科の再編などが相次ぐ一方、都心部に学部の一部を戻す動きもあるようです。大学では再編の一方の初等科教育では、PTA組織の変化が訪れています。PTAの「あの人はズルい」をなくす新組織が続々登場です。 2021年春に開校した千葉県・船橋市立塚田南小学校には、PTAがありません。イベントを主催するのはPTAではなく、保護者の会「塚田南小学校サポーターズクラブ」です。独立PTAの動きが広がっています。

⭐️時流関連トピック

 「ドットコムバブル崩壊前と同じ動き」をしており、「S&P500は今後10年、低迷する」との警告です。 ウォーレン・バフェット氏が株式ポジションを縮小していることは、投資家にとって警戒すべきサインとビル・スミード氏は語っています。

⭐️IT・SIer・SaaS(BtoB)関連トピック

 人工知能(AI)サーバーを手がける米スーパー・マイクロ・コンピューターは四半期当たりのグラフィックプロセッサー(GPU)の出荷台数が現在10万台超に上ると発表しています。NVIDIAのGPUが入手困難で代替品に注文が殺到しているようです。もはや、これはGPUバブルでしょう。

⭐️EC・小売・マーケティング関連トピック

⚪︎スクラップ&ビルド
 ブックオフ「続々閉店?」報道の裏で進む大変化 「本を売るならブックオフ」は次第に過去のものに、とのタイトルに着目です。以前からブックオフは小規模店舗を閉店させています。今回の報道の裏側をいきなり言ってしまえば、大規模店への「ブックオフの業態転換の結果」ということになるでしょう。

⚪︎接客
 接客では「デジタルヒューマン」の活躍が期待されます。 NECは生成AIで金融商品提案をする アバター「デジタルヒューマン」を提供します。アイシンのデジタル人間に生成AIと顔認証技術を搭載し、金融機関の窓口向けに12月からの提供に向けて準備中との発表です。

⚪︎EC
 アパレル業界のゲームチェンジャー中国通販サイト「SHEIN」、革新的なアプローチで時間とコストを大幅削減する裏側に注目です。 ディマンドワークスの齊藤代表と驚愕のサプライチェーンを解剖していきます。第3回では、プロモーション手法と物流について詳しく解説されています。
 国内では、LINEアプリに通販機能が追加されるのが話題です。主力のヤフーショッピングの成長が鈍るなか、LINEの約1億人の利用者基盤を生かして先行する米アマゾン・ドット・コムや楽天市場に対抗します。

⚪︎マーケティング
 経営層からの受注率が約3.5倍に。 タクシー広告を使ったカルビーの広告戦略に興味を惹かれました。 タクシーの特性を活かした広告で、予想を超える効果を得たのが、カルビーが手掛ける定期購買サービス「Body Granola」です。画期的な食のサブスクリプションを提供しています。

⭐️グローバル関連トピック

 ドイツ、2年連続でマイナス成長へ 「欧州の病人」再びとの見立てです。ドイツ政府は9日公表した秋の経済見通しで、2024年の実質成長率をマイナス0.2%と4月時点のプラス0.3%から下方修正した。マイナス成長は2年連続になります。ウクライナ戦争の余波が続いているようです。一昔前には、戦争特需というのがあったはずですが、今回は北朝鮮の独歩高でしょうか。



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