将来
是枝裕和監督の「怪物」という映画の中で、小学生達が口を揃えて"将来"と言う場面があるのだが、そこでいつも泣きそうになる。
ただ黒板に書かれた文字を読んでいるだけのその言葉に対する無関心さがとても眩しい。
私は23歳になった。
意味もなく将来と口にできる心はなくなってしまった。けれど、夢は何かと聞かれたらはっきりと答えられる気がする。
だからここでスタートを宣言する。
何者かになれるかもしれない。そう思っていい。
これからの一歩一歩を記録に残す。
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