面白がる天才は「めんどくさい」なんて思わない。
「それってどういうことなんだろう?」そんな疑問を持つことが、めっきりなくなってしまったように思う。
*
これはなんだろう?
どうしてそんな名前なの?
なにでできているの?
知らなくても、生活になんら支障はないから余計にそうなってしまう。あとは、近頃の「なぜ、なに、どうして」は、スマートホンでシュシュっと検索ワードを入れたら答えらしい答えが出てきてしまうし、それが正解なようにみえて、これ以上自分で考えたりしたとこでなにも出てこないよね。ってなってしまうから。
疑問を持たなくても生きていけるから、わざわざその先なんて知らなくてもいい。でも、本当に知りたいことがその先にあったとしたら、もったいない。
すぐにわかってしまうからこそ、その先を知ることはちょっと面倒なように見えてしまうけれど、もし知りたいのなら面白がったらいいと思う。
例えば、ゲーム。場面を一つ一つクリアしていくように、その先にはなにがあるんだろう、どんなボスが、クライマックスがやってくるのだろうとワクワクしながら進めていくと思う。難しい局面でも、なんで攻略できないんだろう、どうやったら攻略できるだろう、勝てるだろう。
きっと、どんな状況にあっても、面倒とはおもわずに楽しんでいると思う。
「なぜ、なに、どうして」も、面白がってみたらいい。その先になにがあるんだろうと面白がってどんどん進めてみたらいい。シュシュっと調べたもの以上の発見にきっと出会えると思うから。
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