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肩の力を抜いてやってみることが、必要なのかもしれない。

「バカになれたら、ラクなのにね」

ドラマのセリフは、ときに痛いほど刺さる。


今よりもっと幼かったわたしには「猪突猛進」と呼ばれた時期があった。同い年の男の子がからかって呼んでいただけなのだけれど、当時は本当にイヤでたまらなかった。

そんなとき、決まってわたしは「ちゃんと考えてるもん!」そう言い返したような気がする。

本当は「猪突猛進」の言葉がぴったりなくらい「やる」と決めたことは周囲のことが見えなくなるほどだったのに、考えていないことがバレてしまうのが恥ずかしくて「ちゃんと考えているもん!」なんて言ったのだ。

あれやりたいな。

これをやろう。

思ったことは、後先考えないで真っ直ぐやる「猪突猛進ガール」だったわたしは、気がつけば「バカになれたら、ラクなのにね」という言葉が刺さる「頭でっかちガール」になってしまった。


長い時間をかけて出来上がってしまった「頭でっかちガール」は、かつてのような「猪突猛進ガール」になれるのか。


今月はこれをテーマに、走り切ろう。

いっぱいの笑顔と一緒に。

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