自分日記♯3 病
♯2からの続きです。
「何事もなんとかなるだろう」
と思うようになったのは、出版社時代にパニック障害になったから。
営業で売上が伸びず(人見知りが営業やってるから当たり前w)
社内での事務作業が多くなった時、仕事の内容がガラリと変わり、
ある程度の自由もなくなり仕事に対しての余裕が全く無くなった。
家に帰っても「明日はあれをやらなきゃ!」、「時間間に合うか?」
とか、ずっと仕事の事を考え、ある日の帰りの電車の中で、
「なんで自分ばっかりこんなに大変なんだ!」って思った時に
自分の中の負の何かが弾けて過呼吸に...
いわゆるパニック障害という病が発動してしまったのです。
人生の中で過呼吸になった事なんて1度もないし、電車もすぐに止まらないし、いろいろな面で焦った。
よくよく考えてみたら、平日は常に出張でホテルに宿泊してたんだけど、お化けや心霊が怖いから部屋の電気を点けっぱなしで寝てたり(いい歳なのに情けないw)したから疲れも完全には取れてなかったんだと思う。
まだ20代だったから「疲れ」に気づかなかったんだろう...
パニック障害になってから、普段できていたことが普通にできなくなって
特に通勤は苦痛で仕方なかった。
ある日の夜、心臓の動悸が激しくなり目が覚めた。
とにかく苦しくて、生きた心地がしなかった。
動悸が治まった時
「果たして、自分のしている仕事はそんなに早急にしなくてはならないことなのか?」
「勝手に自分で自分を追い込んでいるだけなんじゃね?」
と思った。
よく映画で良い展開だったのに、結末は見た人の価値観に任せます!で終わらせる映画ってあるでしょ?
そうゆう感覚みたいに自分もいろいろな事を1度全部放り投げて0から考えてみようと思った。
やるべき事以外は考えないし、やらない!って心に決めてからは気持ちも楽になった。
やらなくても何とかなる=何事もなんとかなるだろう!
に置き換えた。
これが「何事もなんとかなるだろう」と思うようになった理由。
ただ、1度壊れた心はそう簡単には治らない....
「そうだ!心療内科へいってみよう!」
と、どっかのCMで聞いた事があるようなフレーズの感覚で
これも人生初の心療内科へ行くことに...
♯4は心療内科編へ続きます。