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英語はなぜ難しいか?   多言語空間 京都

 サムネは東寺(教王護国寺)の五重の塔



 英語ペラペラを目指し(ペラペの私自身も含む🤗)、英語を言語として使いこなすための方法論を探る、「英語はなぜ難しいか?」シリーズ。
 今回は特別編として、京都旅行での体験を紹介する。なお、本記事はネタ多めである。真面目な話だけ読みたい方は、ここでお引き取り願う🤲





 私は中学生だか高校生の時に、一度京都に来たことがある。今回の京都旅行は、私はにとっておよそ30年ぶりだった訳だが、京都の街は私の記憶とは大きく異なっていた。


 何と言っても最大の感想は、「I’ll y a beucoup de touristes à Kyoto.(There are a lot of tourists in Kyoto.)」だ😆😆。

 なお上記はフランス語だが、前置詞「à」の存在に注目 ↓ して頂きたい。英語とフランス語は使用単語の大半が重なり合っており(ニュアンスや発音は異なるものも多い)、セットで学ぶのも悪くない。


 話を元に戻そう。観光スポットは観光客で溢れかえり、京都はまさに「国際都市」となっていた。

Σ(゚д゚lll)
Σ(゚д゚lll)

 私が普段勤務している渋谷も、相当にforeigner(私は外国人という表現が嫌いである)が多いが、京都はその比ではなかった😳😳😳😳😳。

 京都旅行を計画した段階で私は、「日本史・古文の指導の参考に」「古都の文化財に触れる」ことを予定していた(もちろん、この目的達成はされた)。だが、実際に訪れた京都で、私は「嬉しい誤算」😍😍に出会うことになる。

 本記事は、三泊四日の京都旅行で私が体験した出来事、抱いた感想をお伝えするものである。もちろん、タイトルのように英語学習に役に立つことは保証する。


Why don't you enjoy traveling in Kyoto?



①日本語が聞こえてこない

  tourists、tourists、tourists。八坂神社の付近(建仁寺、清水寺など有名神社・仏閣が目白押し)は、観光客で溢れていた。
 着物姿の女性(着物姿の男性には興味ナシ😝)も多くいたが、見るからにヨーロッパ系・アフリカ系。たまに「日本人かな?」と思ったら、話しているのは中国語か韓国語。
 
 俺は祇園の舞妓さんを見たかったんや〜😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭。(ちなみに、曜日を改めて再訪したら見れました)


 となるハズもなく(ウソです、なりました🙇)、20ヵ国語を聞き取ることだけはできる私にとって、それはそれで楽しい空間だった。

「ヘイ、そこのお嬢さん。你來京都旅游?」と脳内で話しかけていた私だったが、それも長くは続かなかった。

 着物着て中国語話している女性、多過ぎ😅😅。


 しかもその間(私が脳内会話を楽しんでいる間)も、耳には矢継ぎ早に英語とスペイン語が飛び込んでくる。

・・・、

・・・。

 こ、ここはどこだ? Where am I?😅



 という訳で、京都では日本語は通用しません! 

・・・ことはもちろんないが、少なくとも観光地では、日本語が飛んでくることに期待しない方が良い。いや、マジで😅。
 あくまで私の体感だが、道行く人+ホテルの宿泊客が使用する言語は、「5割英語、3割中国語、1割スペイン語、残りはその他(韓国語・ロシア語など)」という印象だ。

 先程の発言を訂正します🙇🙇。

 京都では日本語は「その他」です!
 



②日本人も英語でやりとり 

 「お客様」が日本語を話さないのだから、勢い「迎える側」も英語で話す機会が増える。
 駅員・送迎バスの運転手・ホテルのフロント係・観光地の店員・人力車(rickshaw)の引き手etc。英語で話すか日本語+英語で話すかのどちらかだ。

 特に中国・韓国からの観光客は日本人と見分けがつきにくいため、初対面の人にはとりあえず英語で話しかけるのが習慣化している。私自身、何度も日本人に英語で話しかけられた。
 本「英語はなぜ難しいか?」シリーズで何度も言ってきたことだが、使用言語と国籍は無関係である。と言うか、イチイチどこの国の人かなんて気にしてられるか‼️
 
 そして、誰もが共通して使える言語。それが英語なのである。


 京都ではとりあえず英語です!




③やっぱり日本人は英語が下手

 誰もが(誇張アリ😝)英語を使う街、京都。しかしと言うか、やはりと言うか、その中で群を抜いて英語が「下手」なのは、残念ながら日本人😭😭である。(なお、英語の上手な中国語・韓国語話者だけが英語を使っている可能性はある)
 下手と言うより、「何を言ってるか聞き取れない😱」となったケースが多々あった。他の言語話者の場合は、「聞き取れるけど、知らない表現だから理解できない」となるのだが・・・。
 このメカニズムを詳しく知りたい読者はコチラ ↓ を参考にしてほしい。



 もちろん、日本人も必死で英語を話そうとしているのは伝わってくるのだが、ほとんどの人は「残念😢」と言わざるをえない。
 音声練習をしようと思えない人は、永遠に英語の音声を操れるようにはならない。ピアノを弾かない人は未来永劫ピアノを弾けるようにならないのと同じ理屈である。

 皆、くまりん19のnote記事を読んで、英語を練習しようぜ‼️



④ガラパゴス日本の矜持

 やはり、「東洋のガラパゴス言語」日本語に慣れきった日本人には、「西洋のガラパゴス言語」英語 (元ネタはコチラ ↓)は向いていない😭のだろうか?

  
 いや、それは「オジサン世代の負け惜しみ・言い訳」だ。向いていないのは百も承知で英語習得を目指すのが、私のnote記事だったハズである。音声・練習環境が整った現在ならば、きっとどこかにいる。natural Englishを使いこなす日本人が!



 という訳で、本記事の最後に、私が京都で出会った日本人English speaker(英語の音声にシンクロしている人)を紹介する🤗。本記事を読んでいる貴方が、「英語ペラペラ」に憧れているのならば(私もまだペラペだがな😅)、是非目標にしてほしい。
 なお、記事の性質上、professional(駅やホテルの観光客担当者など)は除く。ちなみに、全員女性でした。




1人目: くまりん19

 そこ🫵、「自分じゃん」とかツッコまない!

 自動販売機の前で困っていた人に、「May I help you? の声がけ」(元ネタはコチラ ↓)をしたのだ。

 「It isn't finished」(飲み物が出てこない)とか言ってたけど、それカップ式自動販売機ですから😅(その場でコーヒーが注がれるヤツね)。
 こっちも、
 「Don't worry. It'll be finished in 20 miniutes」と言ってしまったけどな😝。どんだけ待つんだよ!(もちろん、in 20 secondsが正しい)



2人目: レストラン兼土産物店にいたオバさん

 何気なく入ったお店での出来事だ。観光客相手に、商品を「英語ペラペラ」で説明していた。マジでスゲぇ‼️
 1人目など霞んでしまった😱😱。

 本シリーズで指摘してきたことだが、こういう場面では自分の感情に素直になることが大切だ。
 「どーせ帰国子女でしょ」などのヒガミにすり替えるのではなく、羨ましいという「自身の成長につながる感情」と真っ直ぐ向き合うこと。


 という訳で、その時の私の感情がコレだ。

「懐かしい」となった貴方は、間違いなくオジサン世代🤗


 「何、このイラスト⁇」となった若い読者も多いだろう。興味がある方はコチラ ↓ をどうぞ。

 なお、主人公達が通う「田園調布学園」は、実在の学校ではない(当たり前ですね😅)。『おぼっちゃまくん』が『月刊コロコロコミックス』に連載されたのは、1986〜94年。実在の田園調布学園が現行名に改名したのは2004年(それまでは調布)だ。
 作者の小林よしのり氏は予言者か?



3人目: その店にいた女の子

 話はそれに留まらない。その女性のそばにいた小学生(本人談)は、キレイな英語で話していた。地獄の音声練習を経て英語ペラペになった私を尻目に、楽しく英語で会話だと?

 もちろん、知らない単語・表現も多いのだが、全く悪びれた風もなく、2人目で紹介したオバさんに「◯◯って何て言うんだっけ?」とか質問してた。言語習得において最も大切なmindset。それは「その言語を使い続ける」ことと「知らない・できないを素直に認める」ことである。40歳を過ぎてからようやくその境地に達した私を尻目に、11歳(本人談)にしてそのmindsetになっているだと?



誰よりも羨ましがられるハズの主人公が、誰かを羨む。小学生だった私の印象に最も残っている「茶魔語」




4人目: レストランのwaiter

 話はそれに留まらない(2回目😝)。dinnerを食べに入ったレストランで、ガチの「英語ペラペラ」日本人に出会った。何しろ、料理の説明を英語で出来るのだから堪らない。キレイな英語であり、私も完璧に聞き取れるのだが、何を言っているのか分からない。こ、こんな経験初めてなんですけど😅😅

 ちなみに、説明を受けていた客はスペイン語が母国語(2人で話す時はスペイン語を使っていた)なのだが、そのwaiterの英語が上手過ぎてちょっと引いてました😝。


 どう見ても20歳前後のそのwaiterは、私達にも気さくに話しかけてくれた(日本語でね😆)。

 イケメンで英語ペラペラで気がきく好青年だと?




見よ‼️ この羨ましがりよう




⑤終わりに

 結論。京都に行って良かったです😍😍😍😍(小学生の作文か?)。


 なお、古いネタに戸惑った読者もいただろう。ここでお詫びしておく。

 それでは、See you again!


誰かを羨ましいと思うなら
同じことを始めよう
そうすれば
次に羨ましがられるのは貴方だ

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