水樹奈々に人生を変えられたオタクの話⑤
「私、にょろにょろしたもの苦手なんですよ〜」
衝撃だった。水樹奈々にこんなに貶されたオタクが他にいたら教えて欲しい。(筆者はにょろという名前でTwitterやってる)
2017年のLIVE ZIPANGUの愛知公演2日目のライブ中のMCで、ラジオか何かの企画で虫を食べることになったがにょろにょろってしてて無理みたいな話だったと思うが、衝撃的すぎて詳しい話題は覚えていない。
このMCに今では感謝していたりする。
普段1人で遠征することが多かったが、LIVE ZIPANGU 愛知公演で珍しく20人規模の打ち上げに声をかけられた。
前回のnoteで触れた、秋葉原のゲームセンターでたまたま知り合った女の子からの繋がりで知り合った知人が、よかったら来てみない?と誘ってくれた。初めて水樹奈々のライブの感想を他のオタクと分かち合うことができた。
水樹奈々がMCでにょろにょろしたものが苦手だと2日目に話してくれたおかげでその後の打ち上げでは「真っ先ににょろさんの顔が浮かびました」なんて声をかけられて、名前も覚えてもらえて、すんなりオタク話ができた。
そこからは1人のオタクと知り合うと、大体面白いオタクとの繋がりがあるもので、ライブ会場を歩いていたら自然と知人に顔を合わせられるくらいになった。
水樹奈々に出会えていなかったら、出会えなかった人たちがたくさんいる。
今の私が生きているのは、周りで支えてくれる友人達や大切な人たちがいるからで、そのきっかけをくれたのが水樹奈々で、今でも水樹奈々は私にいつでも元気をくれる。水樹奈々に生かされている。
2021年、25歳になった年に5年半結婚していた旦那との離婚が決まった。
やっと自由になったなぁ、25歳でバツイチかぁ
なんて考えながらまずは行きつけの飲み屋のいのせんとへ報告に行った。店主が水樹奈々が好きとあうことで通い始めて、今ではなにかつらいことがあったり、誰かに話がしたくなったときは頻繁に通ってしまう。
このnoteを書き始めたのはいのせんとで知り合った方と話したことがきっかけだったりする。
仕事でつらいことがあった時、旦那と離婚が決まったとき、ライブが終わった時、常連の人たちとゲラゲラ笑って話して、美味しいご飯を食べてお酒を飲んで、楽しいことは2倍に、つらいことは半分にしてくれる場所。実家みたいな場所。
水樹奈々と出会ってから、私の居場所がたくさんできた。
水樹奈々のおかげで、今の私がいる。
旦那と離婚して1からのスタートだけど、支えてくれる人がたくさんいて、これからの人生が楽しみで仕方ない。
水樹奈々に人生を変えられたオタクは今日も元気に生きている。一生水樹奈々推してる。