【マスターデュエル】Season5ダイヤモンドTier1帯で14連勝! 安定感バツグンのD幻影騎士団デッキ解説
こんにちは、みりおんです!
今回は僕が遊戯王マスターデュエルのランクマッチにおいて、Season5のダイヤモンド帯Tier1で14連勝を記録、参加者100人のマスターデュエルのCSではベスト4だった【D幻影騎士団】について解説していきたいと思います!
それでは最後までよろしくお願いします!
ランクマッチSeason5環境(2022/05/09〜)の分析
マスターデュエルで2022年5月9日に行われた制限改訂と、同日にショップに追加された新セレクションパック『リファインド・ブレード』によって、マスターデュエルの環境は大きく変化しました。
《サイバー・エンジェル-弁天-》《黄金郷のコンキスタドール》が制限カードになったことによる【ドライトロン】【エルドリッチ】の弱体化。
セレクションパック『リファインド・ブレード』に収録されたテーマ「相剣」と《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の登場。
この2つの要因が重なって、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を搭載したデッキと【相剣】を中心に環境が動くようになりました。
【相剣】デッキは《相剣大師-赤霄》や《フルール・ド・バロネス》などの大型シンクロモンスターを並べることが容易である点を持ち味としており、モンスターを中心とした妨害を形成してきます。
大型モンスターを並べる展開をするためライフを取るスピードが早く、先攻で【相剣】の展開を許し、後攻側が先攻の【相剣】側にターンを渡すとゲームが終わることもしばしばあります。
また《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の登場によって《フュージョン・デステニー》《D-HERO ディバインガイ》《D-HERO ダッシュガイ》をデッキに出張させる「D-HERO」ギミックを採用するデッキも多く見受けられます。
《フュージョン・デステニー》は「フュージョン」魔法カードであるため、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果でコピーしてお手軽に《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を成立させることができます。
《D-HERO デストロイフェニックスガイ》も言わずもがな強力なのですが、融合素材としている《D-HERO ディバインガイ》の効果も強力です。
《D-HERO ディバインガイ》は墓地に送られたターンは2ドローの効果を発動できないため、自分と相手がどちらも「D-HERO」ギミックを採用している場合、先に《D-HERO ディバインガイ》を墓地に落として《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を成立させた方のプレイヤーがリソース面で圧倒的有利です。
それが《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の成立または《フュージョン・デステニー》素引きで先攻でも簡単に行えてしまいます。
今期のマスターデュエル環境は前期の【ドライトロン】のような完全な封殺はあまり起こらず、やりとり自体はあるもののやはり先攻が有利となっています。
【ロンゴミ型幻影騎士団】と【D幻影騎士団】の違い
ロンゴミ型について
まずは以前僕がSeason1で27連勝、Season2で23連勝した【ロンゴミ型幻影騎士団】について軽く紹介します。
【ロンゴミ型幻影騎士団】はその名の通り、《No.86 H-C ロンゴミアント》を勝ち筋に据えたデッキとなっています。
《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》の効果で《No.86 H-C ロンゴミアント》のエクシーズ素材を5つ以上にすることで相手のモンスターの召喚・特殊召喚を封殺し、《No.86 H-C ロンゴミアント》自身に戦闘破壊耐性と効果を受けない耐性を付与するという、まさに無敵のモンスターを誕生させるのを目指す最終盤面としています。
以前Season1、2で連勝したときに【ロンゴミ型幻影騎士団】の記事も書いているので、合わせて読むとさらに【幻影騎士団】への理解度が深まるかと思います。記事のリンクも掲載しておきます。
しかし、今回紹介する【D幻影騎士団】は《No.86 H-C ロンゴミアント》《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》を搭載していません。
《No.86 H-C ロンゴミアント》を主軸にしなかった理由としては、
・素材5つ以上の《No.86 H-C ロンゴミアント》の成立が難しくなっている
・「彼岸」モンスターを採用したくなかった
・後攻時でも盤面を捲りやすくしたかった
この3点が挙げられます。
・素材5つ以上の《No.86 H-C ロンゴミアント》の成立が難しくなっている
【エルドリッチ】が弱体化によって数を減らしたこと、【相剣】がある程度流行していることで、ランクマッチや大会で《無限泡影》などモンスター効果無効系カードや《原始生命態ニビル》の採用が増えたように感じました。
ロンゴミ型では《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》や《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》に無効効果を当てられると《No.86 H-C ロンゴミアント》のエクシーズ素材5つ以上の成立が難しくなります。
そうなると相手ターンでの妨害が《幻影霧剣》のみ、などといった場面も少なからず存在するため、決まったときのリターンは破格ですが相手に妨害されたときのリスクが非常に高いので不採用にした一つの理由となっています。
・「彼岸」モンスターを採用したくなかった
以前の【ロンゴミ型幻影騎士団】では「彼岸」モンスター、《彼岸の悪鬼グラバースニッチ》《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》の採用が多く、僕もロンゴミ型では採用していました。
しかし「彼岸」モンスターは素引きしたときの弱さが目立ってしまうことが多かったです。
「D-HERO」ギミックの採用に加えて「彼岸」ギミックまで入れると後攻時に不要なカードが増え、勝率にも関係してくると考えたので採用は見送りました。
・後攻時でも盤面を捲りやすくしたかった
ロンゴミ型は先攻での展開を決めるため構築が展開札に寄りがちでした。手札誘発も最小限の採用で後攻時は手数で捲る構築プランを取っていたのですが、【相剣】と《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の登場によりモンスターによる盤面制圧が中心のデッキが増えました。
モンスターによる盤面制圧は当たり前ですがモンスターが存在しているため、ライフが取りきれないこともあります。
そのため手数で捲るプランより、手札誘発の枚数や、《禁じられた一滴》などの後攻で強いカードを増やすことの方が有効だと思いました。
ロンゴミ型ではその辺りの捲るためのカードを入れるよりは展開札を増やす方が理に適っていたため、手札誘発や捲るためのカードは採用しにくかったです。
以上3点からロンゴミ型は環境に合っていないと感じ、「D-HERO」ギミックを搭載した【幻影騎士団】を構築しました。
ここまで長い前置きでしたが、ロンゴミ型と「D-HERO」ギミック入りの違いについて解説します。
「D-HERO」入りとロンゴミ型との違い
ロンゴミ型との違いについては、
・手札誘発や捲るためのカードをロンゴミ型より多めに採用しやすい
・採用している「幻影騎士団」モンスター全てが単体初動になる
主にこの2点です。
・手札誘発や捲るためのカードをロンゴミ型より多めに採用しやすい
これは先ほども話したように、展開札よりも手札誘発・捲り札を採用して後攻時の不利を少しでも縮められるようになるという利点です。
・採用している「幻影騎士団」モンスター全てが単体初動になる
これはロンゴミ型にはなかった点です。
以前僕が使用していたロンゴミ型の構築では、1枚初動でエクシーズ素材5つ以上の《No.86 H-C ロンゴミアント》まで到達できるカードは存在せず、少なくとも2枚以上を組み合わせた初動でないと成立しませんでした。
また《幻影騎士団ダスティローブ》《幻影騎士団サイレントブーツ》《幻影騎士団ラギッドグローブ》単体では何も起きず、動くためには他の特殊召喚できるレベル3モンスターや《幻影騎士団ティアースケイル》が必要でした。
しかし「D-HERO」ギミックを採用した【幻影騎士団】では《幻影騎士団ダスティローブ》《幻影騎士団サイレントブーツ》《幻影騎士団ラギッドグローブ》の3種類は《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》をサーチすることで、単体で《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》まで出すことが可能となりました。
ロンゴミ型で動けなかった手札でも《D-HERO デストロイフェニックスガイ》という最低限の妨害と《D-HERO ディバインガイ》のドローという次のターンのリソースへと繋げられます。
これを読んでわかった方もいるかもしれませんが、ロンゴミ型と「D-HERO」入りでは根本的な考え方が少し違ってきます。
ロンゴミ型は展開に寄せることで圧倒的盤面制圧力による勝利、「D-HERO」入りは安定感を重視し複数妨害とリソース差による勝利を目指しています。
同じ【幻影騎士団】デッキではあるものの、性質が異なるため別デッキと考えた方が良いと思います。
【D幻影騎士団】デッキの強み
【D幻影騎士団】の強みは以下の通りです。
・妨害がモンスターと罠で分散している
・複数妨害を用意しつつリソースが豊富にある
・他の展開系デッキより《増殖するG》への受けが広い
・妨害がモンスターと罠で分散している
このデッキの妨害の基本は《D-HERO デストロイフェニックスガイ》《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》《幻影霧剣》となっています。
《D-HERO デストロイフェニックスガイ》は《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》と《フュージョン・デステニー》の存在から簡単に成立します。
《幻影霧剣》も《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》《幻影騎士団サイレントブーツ》からメインギミック内で簡単にアクセスできるカードです。
よって、1ターン目からどちらのギミックにも触れられる可能性が非常に高く、モンスターと罠で妨害を分散させやすいです。
これがどういうことを意味するかというと、《禁じられた一滴》や《ハーピィの羽根帚》、《ライトニング・ストーム》などの除去・無効効果を受けても盤面の妨害が0になりにくく、1枚のカードでひっくり返される可能性が低まるということです。
シングル戦であるマスターデュエルにおいては《禁じられた一滴》《ハーピィの羽根帚》《ライトニング・ストーム》のような1枚で複数妨害を踏めるカードはOCGと比べて採用されることも多く、妨害を分散できるのはかなり重要な要素となってきます。
・複数妨害を用意しつつリソースが豊富にある
基本的な展開では《D-HERO デストロイフェニックスガイ》《幻影霧剣》《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》という複数妨害を用意した上で、墓地に「幻影騎士団」モンスターと《D-HERO ディバインガイ》《D-HERO ダッシュガイ》という次のターンのリソースを構えてターンを渡します。
仮に展開が返されたとしても墓地リソースがあるため、再度展開できるので立て直しが効きやすいです。
展開が返されなければ、豊富なリソースによって余裕を持って相手のライフを削りきることができます。
・他の展開系デッキより《増殖するG》への受けが広い
これは以前のロンゴミ型の記事と内容が少し被ってしまうのですが、他の展開系デッキよりもある程度は《増殖するG》をケアする動きができます。
例えば初動を《幻影騎士団ティアースケイル》召喚から入った場合、相手は手札にあるかもしれない《幻影騎士団サイレントブーツ》を警戒して《増殖するG》を発動してくれる場合があります。
そのときは《幻影騎士団ティアースケイル》の効果でデッキから《幻影騎士団サイレントブーツ》を落とす、もしくは《幻影騎士団ティアースケイル》の効果発動のコストとして手札から《幻影騎士団サイレントブーツ》を落とすことで、墓地の《幻影騎士団サイレントブーツ》を除外してデッキから《幻影霧剣》をサーチします。
こうすることで《幻影霧剣》という最低限の妨害を用意しつつ相手に《増殖するG》によるドローはさせない、といったことができます。
また《フュージョン・デステニー》の採用でも《増殖するG》への受けは広くなっています。
展開札と《フュージョン・デステニー》を一緒に素引きしたとき、展開札を使った際《増殖するG》を発動されても《フュージョン・デステニー》を発動して《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を出すことで、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》による妨害と《D-HERO ディバインガイ》によるリソースの双方を用意しながら《増殖するG》による相手のドロー枚数は抑えられる、といった感じです。
【D幻影騎士団】デッキレシピと構築の意識点
こちらが14連勝を記録したときの【D幻影騎士団】のデッキレシピです。
デッキを構築する際に意識した点は、「先攻のバリューを落とさずに後攻でも勝てる構築にする」です。
先攻が取れても初動がないと意味がないので、《緊急テレポート》を含む「P.U.N.K」ギミックの採用と、「幻影騎士団」モンスターを気持ちだけ増やしました。
また《禁じられた一滴》《原始生命態ニビル》などの展開系デッキ相手への後攻を強く意識したカードの採用をしました。
このように、ランクマッチというシングル戦での連勝を目標にするために考えた構築となっています。
採用カード解説
《フュージョン・デステニー》などの先ほどまで解説していたギミックや、《増殖するG》《灰流うらら》などの汎用性の高い一部のカードについては解説を割愛させていただきます。
《幻影騎士団ダスティローブ》3枚
こちらは主に枚数についての解説です。
【幻影騎士団】デッキで一番渋いのは「幻影騎士団」カードが引けなかったときです。《幻影騎士団ティアースケイル》がマスターデュエルでは準制限カードになったため、その穴埋めとして少しでも初手に握っておきたいための3枚採用にしています。
《幻影騎士団ラギッドグローブ》1枚
こちらも主に枚数についてです。
さっきは枚数が多い方がいいと言ってたじゃないか! と思う方もいるかもしれません。
しかし《幻影騎士団ラギッドグローブ》は展開の際に初動で使うと展開が少し弱めになってしまうことがあり、プレイしている際でもデッキ内に2枚以上欲しくなった場面が存在しなかったため、1枚の採用としました。
《幻影騎士団サイレントブーツ》3枚
「幻影騎士団」モンスターの被りが起こっても自己の特殊召喚効果によって展開を強くできるモンスターです。
妨害となる《幻影霧剣》や展開に使用する《幻影翼》《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》をサーチすることが可能、このカード1枚からでも《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》まで繋がるので採用枚数は最大枚数を採りました。
《幻影騎士団ティアースケイル》2枚
2022/05/09の改訂で準制限カードになりましたが、このデッキではサーチ・墓地落としも可能で容易にアクセスできるため初動が1枚減ったというだけの認識です。
《幻影騎士団ティアースケイル》だけはこのカード単体で《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》のみの展開ではなく、《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《幻影霧剣》+《D-HERO デストロイフェニックスガイ》まで展開できます。
以上の理由から現状最大枚数の2枚採用です。
《No-P.U.N.K.セアミン》2枚
《No-P.U.N.K.フォクシー・チューン》1枚
《緊急テレポート》2枚
「P.U.N.K.」ギミックの採用についてです。
《緊急テレポート》単体を引いたときは、召喚権を使わずにレベル3モンスターを2体並べられるので《彼岸の黒天使 ケルビーニ》に繋ぎ展開が可能です。
《No-P.U.N.K.セアミン》を引いたときは《No-P.U.N.K.フォクシー・チューン》をサーチすることで召喚権こそ使うものの、こちらもレベル3モンスターを2体並べられます。
《No-P.U.N.K.フォクシー・チューン》を素引きしてしまっても、レベル3モンスター1体はフィールドに供給できるので、素引きゴミではなく最低限の仕事はします。
《No-P.U.N.K.フォクシー・チューン》の効果で手札を墓地に送るため、《No-P.U.N.K.セアミン》に召喚権を割いてしまっても手札の「幻影騎士団」モンスターを墓地に送り展開を強めることもできるので好相性です。
ただ「P.U.N.K.」ギミックを多く引いてしまうと手札で召喚権の競合などを起こしてしまいがちなので最低限の出張要素にしてあります。
《原始生命態ニビル》2枚
相手がこのカードをケアせずに展開してきた場合や、相手が後攻でこちらの盤面を越えるために展開した場合に、それを咎めることができます。
ケアされたらされたで盤面はフルパワーでないので盤面を捲りやすくなっているので、手札で腐っていても最悪《幻影騎士団ティアースケイル》や《No-P.U.N.K.フォクシー・チューン》の手札コストにしてしまえば良いです。
展開系デッキが前期よりさらに多く見かけるように思え、《抹殺の使命者》用ではなく普通にこのカードの効果を打てる機会も増えたので2枚の採用にしています。
《三戦の才》1枚
先攻時に誘発をもらった後に打つハンデス効果が特に強力で、相手の手札の重要なカードをデッキに戻した後も、ピーピングしたことによって相手の動きがほとんどわかるので勝ちまで持っていきやすいです。
後攻時も《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の採用率が高いので発動条件を比較的満たしやすく、また《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果を相手が使っていた場合LPが2000減っているので相手モンスターをコントロール奪取してそのまま簡単にワンキル、といったケースもあります。
しかし被りが気になるのと、打てなかったときは単純に自分が1ハンデス食らっているだけなので、複数枚採用は難しいと思い1枚の採用にしています。
《禁じられた一滴》3枚
このカードは【相剣】や《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を搭載しているデッキが多いと考えての採用です。
無効化するにはコストを払う必要がありますが、墓地効果を多用する【幻影騎士団】ではコストがあまり痛くない場合が多く、相手の先攻盤面や《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を捲るのを楽にしたいため入れています。
またモンスター複数体を無効にできるため、モンスターによる複数妨害も《天霆號アーゼウス》で雑に全て処理できるので欲しくなってくるカードでした。
自分フィールドに残っている《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》や対象不在でフィールドに残った《幻影霧剣》などもコストにできるため先攻でも使える場面は多いと判断し、最大枚数の3枚にしています。
《幻影霧剣》2枚
これの採用枚数は少し悩ましいのですが、後攻では手札コストにしないと展開に絡むことはなく、《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》によるセットや《幻影騎士団サイレントブーツ》によるサーチができるため、あまり手札に来てほしいということはないため2枚の採用に抑えています。
しかしこのカード単体でも妨害として機能し、墓地効果で展開も可能でリソースになる、試合が長引いたときにサーチ先としてデッキに残っていると試合を有利に運べるため3枚採用もアリだと思います。
《幻影翼》1枚
展開のために《幻影霧剣》ともう1種類「幻影騎士団」モンスターの蘇生効果がついている「ファントム」罠カードが欲しくなってくるので、一番使いやすい《幻影翼》を1枚のみ採用しています。
《幻影翼》は通常罠なのでフィールドでの発動後墓地に行き、そのまま墓地効果も使えるので、手札に来たとき伏せておいても他の蘇生効果がついている「ファントム」罠カードより能動的に使いやすいという利点もあります。
《虚空海竜リヴァイエール》
主に先攻展開で《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》の効果が無効化されたときの運用です。
除外されている「幻影騎士団」モンスターを帰還させることで墓地リソースを取り戻しつつこのカードをリンク素材にする、といった使い方もします。
《幻影騎士団ブレイクソード》2枚
先攻展開にも後攻時の捲りにも使うカードです。破壊された場合の「幻影騎士団」モンスターの蘇生効果を使うと闇属性モンスターしか特殊召喚できなくなるので、《天霆號アーゼウス》や《閉ザサレシ世界ノ冥神》を出そうと思っているときには注意が必要です。
先攻展開後のターンにもう1枚欲しくなることもよくあるので2枚としています。
《I:Pマスカレーナ》
《フュージョン・デステニー》の素引きの時に展開し、このカードから《トロイメア・ユニコーン》《閉ザサレシ世界ノ冥神》を相手ターンに出すことで妨害を増やし展開をさらに強くするために採用しています。
また相手の盤面を捲りに行くとき、このカードを《アクセスコード・トーカー》のリンク素材にして破壊耐性を持たせることで《相剣暗転》《黄金郷のコンキスタドール》などの相手の破壊効果による妨害を避けて安全に《アクセスコード・トーカー》を通す、といった動き方もします。
《閉ザサレシ世界ノ冥神》
《I:Pマスカレーナ》の効果で出せる相手ターンの妨害になるリンクモンスターですが、自分ターンに出すケースも多々あります。というよりむしろ自分ターンに出すことの方が多いです。
リンク召喚成功時の相手モンスター全体無効効果によって相手の置物を無力化することができます。またこのカード自身が「このカードを対象とする効果以外の相手の発動した効果を受けない」という効果を持っているので、《FNo.0 未来龍皇ホープ》や《フルール・ド・バロネス》などの発動無効系のカードの効果を弾いてくれます。
さらには相手の耐性持ちモンスター、例えば《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》などをこのカードのリンク素材にすることで越えることもできます。
《I:Pマスカレーナ》から出す先としての採用でしたが、他にも仕事をしてくれる場面が多かったカードです。
不採用にしたカードについて
《アーティファクト-ダグザ》《アーティファクト-デスサイズ》
このセットは《フュージョン・デステニー》または《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果が通ったときに一緒にあると強力な拘束力を発揮するのですが、やはりマスターデュエルでは後攻時に《アーティファクト-デスサイズ》を引いた場合や、《フュージョン・デステニー》または《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果が通らなかったときの弱さが目立ちます。
上振れ前提カードであり、このセットがなくても十分な展開ができていると判断し今回は採用しませんでした。
《レイダーズ・ナイト》《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》
こちらは主に捲り・ワンキルに使えるセットです。
このセットも強力なのですが、現状の構築では《幻影騎士団ブレイクソード》の破壊された場合の効果を経由しないと出せません。そもそも《幻影騎士団ブレイクソード》まで通っているのであれば捲りの面に関してはあまり気にする必要を感じないです。
ワンキル面では活躍の機会はあるかと思いますが、EXデッキを2枠割く必要があるので、EXデッキの枠の捻出が難しい問題もあります。
《禁じられた一滴》とも相性が良いセットなのですが、以上の理由で今回は採用を見送りました。
【D幻影騎士団】の先攻展開
先攻展開は基本的に、
《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《幻影霧剣》2枚+《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》(墓地に《幻影騎士団ブレイクソード)+《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
の盤面を目指します。
パターンによって妨害が増えたり減ったりするのですが、基本的にはこの盤面で先攻は構えます。
知らない方もいるかと思うので補足説明です。
墓地に《幻影騎士団ブレイクソード》がいるので、《幻影霧剣》が墓地に送られた後に《幻影霧剣》の墓地効果で《幻影騎士団ブレイクソード》を《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》のリンク先に蘇生することで《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》の破壊効果が反応します。
これによって、《幻影霧剣》が墓地に送られた後になりますが《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》も妨害として機能します。
ここからは展開ルートの紹介になります。
(1)《幻影騎士団ダスティローブ》+《幻影騎士団サイレントブーツ》
最終盤面: 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《幻影霧剣》2枚+《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
墓地:《幻影騎士団ティアースケイル》、《幻影騎士団ブレイクソード》
この展開では《幻影騎士団ティアースケイル》のフィールドでの起動効果を使用していないです。
《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》の効果を《灰流うらら》で止められても手札コストがあれば《幻影騎士団ティアースケイル》の効果でデッキから《幻影翼》を墓地に送り、同じ流れで展開できます。
そうなった場合は最終盤面で《幻影霧剣》が1枚減るだけになり、《灰流うらら》は致命的な妨害になりません。
(2)《幻影騎士団ティアースケイル》+《幻影騎士団サイレントブーツ》
こちらの展開は上の《幻影騎士団ダスティローブ》と《幻影騎士団ティアースケイル》をそれぞれ読み換えていただけると同じ展開になります。
最終盤面: 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《幻影霧剣》2枚+《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
墓地:《幻影騎士団ティアースケイル》、《幻影騎士団ブレイクソード》
(3)《幻影騎士団ラギッドグローブ》+《幻影騎士団サイレントブーツ》+手札コスト1枚
最終盤面: 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《幻影霧剣》2枚+《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
墓地:《幻影騎士団ティアースケイル》、《幻影騎士団ダスティローブ》、《幻影騎士団ブレイクソード》
この展開では手札コストを1枚要求されますが、どれも捨てるのがもったいないカードの場合、《幻影騎士団ティアースケイル》の効果で手札を捨てる前に《幻影騎士団サイレントブーツ》の墓地効果を起動し《幻影翼》をサーチ、《幻影騎士団ティアースケイル》の効果のコストで《幻影翼》を捨てることで手札コストの要求分がなくなります。
しかしそのアクションをすると《幻影霧剣》の構える枚数が1枚減るのでそこには注意が必要です。
(4)《幻影騎士団サイレントブーツ》2枚
最終盤面: 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《幻影霧剣》1枚+《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
墓地:《幻影騎士団ティアースケイル》、《幻影騎士団ダスティローブ》、《幻影騎士団サイレントブーツ》、《幻影騎士団ブレイクソード》
《幻影霧剣》を構える枚数が減りますが、他の展開と比べて墓地リソースが多く、展開が特に弱いわけでもないです。
(5)《緊急テレポート》+手札2枚
最終盤面: 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《幻影霧剣》2枚+《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
墓地:《幻影騎士団ティアースケイル》、《幻影騎士団ブレイクソード》
こちらの展開も《幻影騎士団サイレントブーツ》のサーチ先を《幻影翼》にすると、《幻影霧剣》の構える枚数が減る代わりに《幻影騎士団ティアースケイル》の手札コストを実質なかったことにできます。
そうした場合、墓地には追加で《幻影騎士団ダスティローブ》が落ちて《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》の攻撃力が800上がっています。
(6)《No-P.U.N.K.セアミン》+「幻影騎士団」モンスター
《No-P.U.N.K.セアミン》と「幻影騎士団」モンスターの組み合わせをそれぞれ紹介するのも大変で文章量も多くなってしまうので、後半の同じ展開を一部省略させていただきます。
(6)-1《幻影騎士団ダスティローブ》または《幻影騎士団ティアースケイル》の場合
最終盤面: 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《幻影霧剣》2枚+《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
墓地:《幻影騎士団ティアースケイル》、《幻影騎士団ブレイクソード》
(6)-2《幻影騎士団サイレントブーツ》《幻影騎士団ラギッドグローブ》の場合
最終盤面: 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《幻影霧剣》1枚+《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
墓地:《幻影騎士団ティアースケイル》、《幻影騎士団ダスティローブ》、《幻影騎士団ブレイクソード》
(7)《幻影騎士団ティアースケイル》+手札コスト1枚
最終盤面: 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》+《幻影霧剣》1枚+《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》+《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
墓地:《幻影騎士団ティアースケイル》、《幻影騎士団ダスティローブ》、《幻影騎士団ブレイクソード》
(8)それぞれ上記の手札+《フュージョン・デステニー》
上記の組み合わせにプラスして《フュージョン・デステニー》を素引きしていた場合についてです。
この場合、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》のリンク召喚部分が《I:Pマスカレーナ》に変わり、《フュージョン・デステニー》からそのまま《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を出すことになります。
《幻影霧剣》の効果で《幻影騎士団ブレイクソード》または《幻影騎士団ティアースケイル》どちらか1体のみを蘇生していた場合は《I:Pマスカレーナ》の効果で相手ターンの《トロイメア・ユニコーン》による妨害、《幻影騎士団ブレイクソード》と《幻影騎士団ティアースケイル》両方を蘇生していた場合は《I:Pマスカレーナ》の効果で相手モンスターもリンク素材にして《閉ザサレシ世界ノ冥神》を出すことができます。
後攻時における展開・ワンキルパターンについて
後攻時の展開
ロンゴミ型のときと比べ手数は減っているので、以前の【幻影騎士団】のイメージでワンキルするのは難しい場合が多いです。
後攻では無理にワンキルへは行かず、盤面を捲って妨害を敷く、といったイメージを持った方が良いかもしれません。
後攻時の捲り方は以前執筆したロンゴミ型の記事にも掲載しているので、詳しくはそちらをご覧ください。一度リンクを貼りましたが再度掲載しておきます。
【D幻影騎士団】にもワンキルパターンも存在はしているので、覚えておいて損はないと思います。次は【D幻影騎士団】でのワンキルパターンを少し紹介します。
《幻影騎士団ダスティローブ》or《幻影騎士団ティアースケイル》+《幻影騎士団サイレントブーツ》でのワンキル
最終盤面:《アクセスコード・トーカー》+《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》+《D-HERO デストロイフェニックスガイ》
5300+500+2500=8300
《幻影騎士団ブレイクソード》《アクセスコード・トーカー》によるカード2枚破壊+《トロイメア・ユニコーン》によるカード1枚デッキバウンス
《幻影騎士団ダスティローブ》の場合の例でしたが、《幻影騎士団ティアースケイル》の場合、《幻影騎士団ダスティローブ》召喚・《幻影騎士団ティアースケイル》墓地落とし部分をそれぞれ読み替えることで同じ動きになります。
リンク素材を合計6体供給できればこの盤面が成立するので、《緊急テレポート》などが絡んだときなどにもそのことを覚えていると役立つかと思います。
手札誘発のケアについて
これに関してはケースバイケースで非常に難しいのですが、覚えておいて損はない知識を伝授します。
・《増殖するG》のケア
《増殖するG》を一度通されたときは、先攻なら止まるしか選択肢がありません。そのために気をつけたいのは初動の入り方です。
例えば手札に、
《幻影騎士団ティアースケイル》《幻影騎士団ダスティローブ》《幻影騎士団サイレントブーツ》
と持っていた場合《幻影騎士団ダスティローブ》召喚から入ってしまうと、相手に《増殖するG》を発動されたときに苦しくなります。
《幻影霧剣》を構えるために動くと《幻影騎士団サイレントブーツ》の特殊召喚、リンク2のモンスターの特殊召喚で2ドローを相手にさせてしまい、動かなかったら《幻影騎士団ティアースケイル》《幻影騎士団サイレントブーツ》を手札に抱えたまま《幻影霧剣》が構えられません。
しかし《幻影騎士団ティアースケイル》から入ると、《増殖するG》を発動されたとしても《幻影騎士団ティアースケイル》の効果で手札を捨てて《幻影騎士団サイレントブーツ》を墓地に送る、または《幻影騎士団サイレントブーツ》を手札から捨てて「幻影」カードを墓地に送ることで、墓地に《幻影騎士団サイレントブーツ》がある状態ができます。
そのまま《幻影騎士団サイレントブーツ》の墓地効果で《幻影霧剣》をサーチすることで、相手には《増殖するG》の効果で1枚もドローさせないまま1妨害を残すことができます。
このように、初動の入り方によって《増殖するG》直撃を避けるプレイもできるので覚えておきましょう。
・《灰流うらら》のケア
デッキからサーチ・墓地落としを頻繁に行うデッキの性質上、これもなかなか難しいです。
しかしこちらがある程度強い入り方からの展開をしていると、どこに《灰流うらら》をもらっても致命傷になりにくい場合もあります。
例えば《幻影騎士団ティアースケイル》または《幻影騎士団ダスティローブ》+《幻影騎士団サイレントブーツ》の2枚による先攻展開を紹介した際に解説した通り、この展開であれば《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》の効果に《灰流うらら》をもらったとしても《幻影騎士団ティアースケイル》の効果を使い手札コストを払うことで、《幻影霧剣》を構える枚数が1枚減るのみの基本展開にできます。
また、先攻で「幻影騎士団」モンスター単体(《幻影騎士団ティアースケイル》を除く)+《フュージョン・デステニー》という手札の持ち方をしている場合、「幻影騎士団」モンスターと《フュージョン・デステニー》のどちらを使っても結果的には《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を出してターンを返すことになります。
そのため《フュージョン・デステニー》から先に入ることで相手の《灰流うらら》をチェックし、《灰流うらら》を発動された場合は「幻影騎士団」モンスター単体から動いて《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》をリンク召喚し《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を出す、といった動きもします。
「幻影騎士団」モンスターから入り《灰流うらら》を打たれた場合は盤面に《転生炎獣アルミラージ》が残りますが、「幻影騎士団」モンスターが手札に残るか残らないかで試合の運び方が全然違うので、先攻でそのような手札だった場合は《フュージョン・デステニー》から入るのをオススメします。
・《無限泡影》《エフェクト・ヴェーラー》のケア
モンスター効果無効系の手札誘発は《灰流うらら》より展開の致命傷になります。
例えば基本展開のパターンで《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》に《無限泡影》《エフェクト・ヴェーラー》を打たれた場合、その後の展開で《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》のリンク先に《幻影騎士団ブレイクソード》をエクシーズ召喚して《幻影騎士団ブレイクソード》を自爆させることができません。
そのため《虚空海竜リヴァイエール》から《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》に繋げないといけなくなり、《幻影霧剣》の墓地効果で《幻影騎士団ブレイクソード》を《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》のリンク先に蘇生することによる妨害が減ってしまいます。
また《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》に《無限泡影》《エフェクト・ヴェーラー》を打たれた場合は《D-HERO デストロイフェニックスガイ》が出せないといった事態も発生します。
これらを起こさないためにできることはあまりないですが、《幻影騎士団ティアースケイル》を含む初動が複数枚ある場合、《幻影騎士団ティアースケイル》通常召喚からそのまま《幻影騎士団ティアースケイル》の起動効果を使うことで、相手に「他に初動がない」と見せかけ、《無限泡影》《エフェクト・ヴェーラー》を誘うといったプレイもできます。
・《原始生命態ニビル》のケア
先攻展開するにあたって相手からの《原始生命態ニビル》のリスクは付き物です。
《原始生命態ニビル》に関しては《増殖するG》と同じで「どう直撃しなければ済むか」を考える必要があります。
直撃を避けられるパターンとして、《幻影騎士団ダスティローブ》《幻影騎士団サイレントブーツ》の展開を例に解説します。
『【D幻影騎士団】の先攻展開』の項目で展開の紹介をしたときは《幻影騎士団ダスティローブ》の効果で《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》をサーチしたあとに《幻影騎士団ティアースケイル》の自己蘇生効果を発動と書きました。
このケースだと召喚・特殊召喚回数が《幻影騎士団ティアースケイル》の特殊召喚で4回目、《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》の特殊召喚で5回目となり、《原始生命態ニビル》の発動条件を満たしてしまいます。《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》に到達せずに《原始生命態ニビル》を投げられるので《幻影霧剣》のセット1枚分もなくなり墓地リソースもほぼ消えます。
この最悪の事態を想定してケアするためには、《幻影騎士団ダスティローブ》の効果で《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》をサーチしたあとに《幻影騎士団ティアースケイル》の自己蘇生効果をあえて発動せず《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》をセットから発動、《彼岸の黒天使 ケルビーニ》と《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》の2体をリンク素材に《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》を出します。
そうすることで、《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》の時点で召喚・特殊召喚の回数が5回目となります。
このタイミングで《原始生命態ニビル》の効果を発動された場合、
こうすることで、《幻影霧剣》が1枚減っただけのほぼ同じ展開が可能です。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました!
【幻影騎士団】を使うにあたって考えていることを色々書いたら相当な量になってしまいました。
この記事を通してマスターデュエルの【幻影騎士団】の魅力を知っていただければ幸いです!
最後になりますが、僕のTwitterアカウント(@Reb_Million)やnoteのフォローをしていただけると今後の活動の励みになるので、ぜひ宜しくお願いします!!
それでは今回はこの辺で〜。