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[普通科高校卒の週末プログラマー]Arduino(アルドゥイーノ)を初体験💓

どうも~、IoT探検家のシンクンです。

先日、秋葉原にお出かけしたときに電気街を散策し、以前から興味があったArduino(アルドゥイーノ)を購入してみました。

訪問した千石電商にはIoTやDIYで遊べそうな電子部品が山ほど売っていて、ワクワクしましたよ。

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そして今回はそのアルドゥイーノの初体験の様子をお伝えしたいと思います。(「ラズパイ」と比べると「アルドゥイーノ」って言いにくいですね^_^)

アルドゥイーノとは、イタリア生まれの、コンピュータやプログラミングの知識を持っていない初心者でも扱いやすい、オープンソースのマイコンボードです。

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前回に初期設定したRaspberry Pi(ラズベリー パイ)と同様にIoTの試作機を作るときによく使われているようです。

基板サイズやメモリの違いによって数種類のアルドゥイーノが販売されていますが、今回僕が用意したのはArduino Uno Rev3という一番ベーシックなモデルになります。

用意したもの

用意したもの
・アルドゥイーノ本体(Arduino Uno Rev3)
・パソコン(WindowsまたはMac)
・USB2.0 (USB A オス to USB B オス) 

調査

まずはいつものようにGoogleで「アルドゥイーノ 初期設定」で検索をするところからスタート。日本語で書かれたサイトを探し、幾つかの記事を読んで、初期設定のやり方の大枠を理解しました。(参考にした記事:
Arduinoを初めて使う時のセットアップと実例集)

調査で分かったことが2つあります。
1つ目はアルドゥイーノを利用するためにはパソコンと接続する必要があること。2つ目がそのパソコンにArduino IDEという「アルドゥイーノに命令するプログラムを入力するためのソフト」をインストールする必要があることです。

IDE:Integrated Development Environment の略。プログラムの統合開発環境のこと。

あと、ラズパイとアルドゥイーノの違いがちょっと気になり、ちょっと調べてみました。(参考にした記事:ArduinoとRaspberry Pi(ラズパイ)は何が違うの?

どちらも電子部品を取りつけたシングルボードコンピュータという点では同じですが、OSが元から乗っているかいないかや利用できるプログラミング言語、そして処理のリアルタイム性などに違いがあるようです。

そして、ラズパイが向いているのはソフト主体でとにかく何か作りたいと言う人で、アルドゥイーノが向いているのはハードウェアや制御を勉強したい人。

僕はどちらもやってみたいので当面は両方を使って実験をやっていこうと思っています。

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それではアルドゥイーノの初体験をはじめていきましょう💓

全体の流れ

全体の流れ
1)パソコンにArduino IDEをダウンロード
2)パソコンとアルドゥイーノをUSBケーブルでつなぐ
3)Arduino IDEのサンプルプログラムを使って、内蔵LEDを光らせる

1)パソコンにArduino IDEをダウンロード

まずはパソコンで公式サイトにアクセスしてArduino IDEをダウンロードします。WindowsのパソコンにもMacのパソコンにも対応しています。

バージョンが1.8.13と2.0 betaの2種類あり、どちらを選んだらよいか迷いましたが、beta版は開発中を意味しており、動作が安定していそうな1.8.13に決めました。

2)パソコンとアルドゥイーノをUSBケーブルでつなぐ

次にパソコンとアルドゥイーノをUSBケーブルでつなぎます。

この段階ではじめて、パソコンとアルドゥイーノをつなぐUSBケーブルはA-B(USB A オス to USB B オス)タイプだということに気づきました。

これはiPhoneやAndroidで使われるケーブルのタイプともラズパイで使われるケーブルのタイプとも違うものです。(参考にした記事:USB Type-C(タイプC、USBC)ってなに?メリットやUSB Type-A、Type-Bとの違いを解説

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この型のケーブルを持っていなかったため、すぐにGWで混雑する家電量販店に買いに走りました~(先に調べておけばよかった~と後悔)

運良くA-B(USB A オス to USB B オス)タイプを購入できたので、作業を再開でき、接続完了。

これでArduino(アルドゥイーノ)を体験する準備ができました~

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3)Arduino IDEのサンプルプログラムを使って、内蔵LEDを光らせる

今回がアルドゥイーノに触るのが初めてなので、簡単そうな内蔵LEDの点灯にチャレンジしてみました。

まずはArduino IDEを開き、メニューバーで「ツール > ボード > Arduino UNO」と選択します。 続いて「ツール > シリアルポート 」と進み、先ほど選択したアルドゥイーノのデバイスを選びます。

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こうすることで、Arduino IDEからアルドゥイーノを動かすことができるようになりました。

いよいよLEDの点灯です。

Arduino IDEには内蔵LEDを点灯させるプログラミングが元からサンプルとして用意されているので、それを選択して実行するだけで点灯できます。

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メニューバーで「ファイル > スケッチ例 > 01.Basics > Blink 」と選び、Arduino IDEが開かれているウィンドウの左上の✓ボタンをクリックし、続いて隣の→ボタンをクリックすればプログラムがアルドゥイーノに書き込まれて、内蔵LEDがピカピカと光りました~。

自分でコードを書かなくてもプログラムを実行できるのがとても楽ちんです!

そして、プログラムを実行することで実際のモノが変化するのが楽しい~

因みに、このLEDがチカチカする現象は「Lチカ」と呼ばれ、電子工作で一番最初に行う入門的な作業のようです。

振り返り

最後に今回のArduino(アルドゥイーノ)を初体験の振り返りです。

振り返り
・アルドゥイーノにプログラムで命令するには、パソコンにArduino IDEをダウンロードする必要がある
・パソコンとアルドゥイーノをつなぐUSBケーブルはA-B(USB A オス to USB B オス)という珍しいタイプ
・Arduino IDEには内蔵LEDを点灯させるプログラミングが元からサンプルとして用意されているので、それを選択して実行するだけで点灯でき楽ちん
・今回のアルドゥイーノの内蔵LEDを点灯させるにかかった時間は60分でした

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