[普通科高校卒の週末プログラマー]手のひらサイズのタブレットを自作してみた
どうも~、IoT探検家のシンクンです。
今日はラズパイを使ってタブレットの自作にチャレンジしてみました〜。
影響を受けた動画
海外のYouTube(DIY Raspberry Pi 4 Pocket PC | GIVEAWAY
)を見ていたら手のひらサイズのタブレットを作っている人がいて、僕も作ってみたくなったのです。
用意したもの
4インチのLCDモニター以外は前回の「ラズパイの初期設定」の時と同じです。Raspberry Pi 4に対応している4インチのLCDモニターは少なく見つけるのが大変でした。
アマゾンで購入したLCDモニターの価格は3,800円でした。中国のメーカーのもので、タッチペンやファン、ヒートシンクなどに加えて、組み立てで使うプラスドライバーも一緒に付いています。
調査
まずは4インチのLCDモニターに付属していたユーザーマニュアルを読むところからスタートしました。
そしてリンク先の説明サイトや動画を見ましたが、英語で書かれていたため内容を理解するのに苦労しました。
ぶつぶつと独り言を言いながら調べること約1時間。やっとラズパイを使ったタブレットの作り方が理解できました~
全体の流れ
説明サイトには、元からタッチ機能が付いているイメージを使う方法とノーマルのイメージにLCD driverを加える方法の2種類のやり方が書かれていますが、分かりやすいノーマルのイメージにLCD driverを加える方法でやることにしました。(OSも色々と選べるようですがここではRasbianを選びました。)
1)~4)
ここは前回の「ラズパイの初期設定」でやったことと全く同じですので、簡単説明になります。
まずはパソコンにRaspberry Pi Imagerをダウンロードして、次にmicroSDカードをフォーマット。32GB以上のSDカードを使う場合はファイルシステムをexFATからFAT32に変更しないといけませんでしたね。そしてRaspberry Pi ImagerにOSを書き込み、書き込みが終わったらmicroSDカードをパソコンから抜いて、ラズパイに差し込みます。これでラズパイを起動できました。
5) LCD driverをインストール
次はLCD driverのインストールです。
ここでいうLCD driverとは液晶をタッチ操作化する後付けのソフトのことなのかと思います。
そしてラズパイで「LXTerminal」というコンピュータに対して命令を送るための画面を立ち上げて、以下のコマンドを入力していきます。(LXTerminalについてはこちらの記事が参考になりました。)
sudo rm -rf LCD-show
git clone https://github.com/goodtft/LCD-show.git
chmod -R 755 LCD-show
cd LCD-show/
sudo ./MPI4008-show
1行ずつ入力してenterを押すことを続けていくと、モニターの画面に文字が横向きでどんどん表示され、最後にラズパイの起動画面が横向きで現れました~!
これでタブレット用のラズパイのシステムの準備が整ったことになります。やりました~!
また、試しにモニターを手でタッチしてみましたが反応はありませんでした。これはこのモニターがタッチ操作に対応していないためだと思われます。
6) 組み立て
それではタブレットを作っていきましょう。
写真は今回購入した4インチのLCDモニターを開封したもので、これらとラズパイを合体させて、タブレットにします。
説明書の指示に作業しましたが、細かいネジが多く組み立てにくかったです。作業時間は20分ぐらいでした。
7) タブレットを起動
いよいよタブレットの起動です。USB-C接続の電源アダプターをつなげます。
すると見覚えのあるラズパイの起動画面があらわれました~!成功です。嬉しい~
横から見た図
もちろんYouTubeも見れます~。
手のひらサイズでカワイイです。
振り返り
最後に今回のタブレット自作の振り返りです。
動画で見る
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