日本人が誰も知らないマダガスカルの楽園
2022年の年末年始に13日間かけて、アフリカのマダガスカルを旅行してきました。
その旅行では現地のマダガスカル人と一緒に行動し、マダガスカル人がオススメするリゾート地で過ごしました。
そこは「セイント・マリー島」と呼ばれる、マダガスカルに北東に位置する島です。
日本の旅行者にバオバブの木やキツネザルはよく知られていますが、モルディブや沖縄の海と比べても遜色のないエメラルドグリーンの海がマダガスカルにあることはあまり知られていません。
この記事ではマダガスカルで見つけた楽園「セイント・マリー島」について書きます。
セイント・マリー島とは
キャプテン・キッドが拠点としていたと聞くとワクワクしますね。
セイント・マリー島への行き方
マダガスカルの首都アンタナナリボからセイント・マリー島への行き方は「陸路と航路をミックスして行く方法」と「飛行機で行く方法」の2種類。
残念ながら、マダガスカルには電車は貨物列車しか走っておらず、電車での移動という選択肢はありません。
今回の旅では行きは陸路と航路を使い移動して、帰りは飛行機を利用しました。
陸路と航路で行く方法
まずは「陸路と航路をミックスして行く」場合です。
こちらは合計1日半かかる長旅になります。
「アンタナナリボ(Antananarivo)~トゥアマシナ(Tamatave)」の区間(地図の黄色の矢印)が陸路での移動で、「トゥアマシナ(Tamatave) ~ ソアニエラナ・イヴォンゴ(Soanierana Ivongo) ~ セイント・マリー島(Sainte Marie) 」の区間(地図の青色の矢印)が陸路と船が混在する移動です。
それぞれを別々の会社で購入する必要があります。
前者の「アンタナナリボ(Antananarivo)~トゥアマシナ(Tamatave)」区間はCotisseTransportというバス会社が運行しており、私が利用したときには朝8時にアンタナナリボ市内のターミナル施設から出発して約10時間後の夕方5時に東海岸沿いの街トゥアマシナに到着。
乗車賃は片道約1,000円でした。
マダガスカルの地形は日本同様に山でできており、道路も山を切り開いて作られた山間道路です。
バスはそのくねくねとしたデコボコ道を上下に揺らしながとゆっくりと進むため、この10時間の移動は当初想像した以上に身体に負担が大きいものでした。
日本に整備された道路を自動車で移動するのとは全く異なります。
そして、トゥアマシナで一泊してから後者の「トゥアマシナ(Tamatave) ~ ソアニエラナ・イヴォンゴ(Soanierana Ivongo) ~ セイント・マリー島(Sainte Marie) 」の移動に進みます。
この区間はMELISSA EXPRESSという会社が運行しており、バスとフェリーの移動がセットになっています(ホームページでの予約ができなかったのでターミナル施設で直接チケットを購入)。
乗車賃は片道約1,000円。
バスで朝4時!にトゥアマシナ市内のターミナル施設を出発して、約5時間ほどかけてセイント・マリー島の対岸のソアニエラナ・イヴォンゴに移動。
そこでバスからフェリーに乗り換えてセイント・マリー島に向かいました。
フェリーの乗車時間は約1時間で、最終的に正午ごろにセイント・マリー島に到着できました。
結局、アンタナナリボからセイント・マリー島への陸路と航路をミックスしての移動は1日半もかかる長旅となりました。
飛行機で行く方法
次が「飛行機で行く」場合についてです。
マダガスカルの国内航空会社であるTsaradia航空
がマダガスカルの首都アンタナナリボとセイント・マリー島を結ぶ便を運行しています。
こちらの航空券はエクスペディアなどのグローバルサービスからは予約できなかったため(2021年12月時点)、直接Tsaradia航空のホームページからチケットを購入しました。
価格はホリデーシーズンで高騰していた影響で片道約20,000円と安くはありませんでしたが、移動にかかった時間は約1時間でとても快適でした。
セイント・マリー島での滞在
セイント・マリー島では海岸沿いのホテルに滞在し、アクティビティを楽しんだり、ビーチでゆっくりして過ごしました。
この島で楽しめるアクティビティは、島の自然を満喫する内容のものが多く、カヌーでマングローブを探索するものやホエールウォッチング、4輪バギーでジャングルをドライブするものなどがあります。
今回はホエールウォッチングのシーズンではありませんでしたが、ガイドの人が運転する船に乗って沖合に出て、小さな島に行ってきました。
ここは海鳥が集まる砂浜でできた島で、文字通りの楽園でした。
また、島での食事は魚や蟹や海老などの海産物をフレンチ風に料理したものがメインで、観光客価格で高価でしたが、どれも美味しかったです。
まとめ
セイント・マリー島は綺麗な海と美しい星が輝く、本当に楽園のような場所です。
そしてホリデーシーズンには、マダガスカル植民地の宗主国であったフランスから、多くの人が家族連れでバカンスを楽しむために訪れます。
横でその人達を見ていると、私もそのようなバカンスを定期的に獲れるような余裕がある人生を送りたいなと感じました。
✨Xを始めました。アフリカに移住して飲食店を開業するまでのプロセスをリアルタイムに発信していきます。
https://twitter.com/shinji_africa
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