「プライスリーダー」になる。
#16
「頂点を目指す」という意味合いではなく
一言でまとめると、
その業界相場で指標となる位置、が
「プライスリーダー」である。
プライスの
「値決め」「見せ方」のテクニックや
「原価率」「回転率」などから見える
感覚と異なり、
数ある選択肢の中の「相場」に
焦点を向けた簡単な内容です。
イメージのため「対C」にて ↓
●相場より高い → 売れ辛いが、自信がある
「価格を気にしない富裕層などへ」
●相場より少し高い → 安心感を与える
「質が高い商品・サービスを求める方へ」
●相場より少し安い → マスに良く売れる
「お得を探しているお客様へ」
●相場より安い → 売れ易いが、疑われる
「価格のみで判断するお客様へ」
確実ではない。
逆利用(する・される)場合も存在する。
全く同じ品物で、中古相場が分かり易い。
リユース市場、BorC to C の事です。
ちなみに
商社・メーカなどに関わる業態は
希望小売価格を超えた販売はできない。
(なので、転売が横行する)
中古であれば「状態」が異なる。
プライスが大きく変動する要因です。
そこに販売店の「信頼値」が
価格に反映されるイメージです。
(C to C なら個人評価など)
大手や老舗、信頼性が高い販売店の
価格帯が相場をつくる=リーダーである。
初めは、
プライスリーダーを見つけるのも肝要です。
相場を掴み、リーダーを見つける。
価格をオープンにしない業態・事業も
一定の相場は存在する。
その中心となるのが、
「プライスリーダー」であるが、
一概に、同条件の契約等とは限らない。
見え辛い、がコストは似てくる。
ただ一つ言えるのは、
業界相場を押し下げて、「価格競争」に
積極的に参加すると「嫌われ者」になり易い。
業界のレベルを下げる行為だからだ。
企業努力し、開かれた自由競争に勝ち残り
一円でも高く売る販売営業努力の証が
「プライスリーダー」とも言えます。