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秋の夜長の職務質問

去年だったか一昨年だったか。

夜、作業をしてて
気分転換に真夜中のお散歩へ。



秋の夜風に
気持ちよく吹かれながら、
 
ちょっとした、公園というか
通り抜けできるよう、整備された
小道といいますか。
 
 
ちょっと暗いけど、
大通りのすぐ横。
夜でも、そんな危険な場所でもない。

そこで一服し、
さて、
戻って続きに取り掛かりましょうか。
 
 
 
 
 
 
と、腰を上げ歩き始めると
なんか、後ろから気配がする。
 
暗いのと、目が悪いのとで
よく見えんけど
とりあえず落ち着け、めいちゃん。
 
急いで帰ろう。



と、また歩き始めると
後ろの気配が、
結構なスピードで
こちらに向かってきた。





いやぁぁぁーーー!!!!!!
 
 
お母さーーーーーん!!!!!




と、私もダッシュ。
 


さらに後ろの気配もスピードを上げ、
追いつかれて、
肩を掴まれそうな感じだったので
臨戦体制で振り返ると

(傘持ってたので、
ぶっ叩いてやろうと思ってた笑)



息を切らしながら、

「だ。。。大丈夫ですか!?!?」





と、制服姿の警察官2人。
 
 
 
しばらく、何が起きたかわからず
呆然とする私。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
薄暗いベンチから
帰ろうと腰を上げた時、
ライターを落としたので
かがんで拾って、
それから歩き出した。


その行動が、暗い中だと
酔っ払いがフラフラしてるように見えたらしく
声をかけようと近づいたら、
私が突然ダッシュしたので、

警察官の条件反射なのか、何なのか
思わず追いかけた。
 
 
 
 
 
と。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いやいやいやいや!!
 
ちゃうやんか!!

暗闇の中、
走って近づいてこられたら
誰でも逃げるでしょうがよ!!

振り返りざま、
傘でぶっ叩こうとしたのよ、私。
 
それ、もし叩いてたら
公務執行妨害とかになるの??
 
 
 
とんだとばっちりじゃないか!





若い警察官も、
めっちゃ謝ってくれたし、
私も彼達もめっちゃ必死だったし、 
めっちゃ息切れしてるし、
 
ハァハァ言いながら、
お互いの事情を説明してるし。


落ち着いたら、
おかしくなってきちゃって
警察官と3人で
大爆笑してしまいましたが、
 
もう、ほんまやめろや(笑)


いや、ほんで
あんたらが笑うなや(笑)



私の人生初の職質は、
真夜中
警察官と猛ダッシュした
風が気持ちいい、秋の夜でした。



真夜中だし、危ないから
きちんと送り届けます。
 
 
 
との、お申し出は、

ボディガードとして
とっても頼もしいし、ありがたいのですが

警察官2人に挟まれ、
ただ連行されているようにしか
見えないと思うので
丁重にお断りさせていただきました。





なんちゅうて、

おやつのチョコを
お口に放り込みながら
珈琲ブレイク中です♪

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