見出し画像

コロナ禍、人が若さを失うということ

外出控えめオシャレも控えめ

コロナがさらに物作りに影響しています。

人が行動をしないということは、これ程までに経済を抑え込んでしまうということを、つくづくと感じているところです。

友人の帽子デザイナー(76)は、今も売上を見込めなくとも、百貨店に出店していますが、どこも赤字だと言っています。

そのため、新しい素材や新作をつくる気持ちもなえてきます。
経費もかかりますから、冒険もいたしません。

人が来てくれないことには、売上も上がりません。
多くの物作りの人は、年齢的にも高齢の人が多いです。

当然ネット関連は苦手、今まで通りでは先細りは
わかっていても、新しいやり方をしようとしません。

時折でんわで話している私でさえ、他人事ながらじれったさを感じています。

年を重ねるということは、切り替えるパワーと
未知の世界へ踏み入れることに非常に不安、

ためらいを感じている人が多いなとつくづく考えさせられます。
本当の若さとは何かということも、コロナがあって思いめぐらされます。

体は元気、見た目も非常に若々しい。
老人ぽさなんて、皆全くないです。
頭の回転も、喋りも快適です。

画像1

時代の変化と急激な変化

しかし、これまでの考え方の方向性を一部でも
変更することを、頑なにしたがらない方が多いです。

これが本当に年をとるということなのかと、思わされているところです。

ものすごい才能のある74歳のニットデザイナー。ニットでここまで出来るのかというくらい、すばらしい仕事をしている方。

コロナ感染が怖いからしばらくは出店を控えると言っていました。
これが一年半後くらい迄続くだろうから、廃業も考えているとのことです。

跡継ぎもいらっしゃるのに。
「廃業」などという言葉がでたらもうそちらの方向に必ず進みます。

人の心理とはそういうものだと思います。
弱気になったら、弱気な結論にたどりつくと思います。

これって、年齢が行動を押さえ込んでいるのでしょうね。
あと何年で動けなくなると、逆算しているはずです。

若い方にはわかり得ないことでしょう。
私の経験でも、30歳の時、自分が50歳に

なるなんて考えられなかったくらいです。
しかし、皆バリバリに働けるのです。

ご自分をもっと今までとは違うやり方をさぐり
ながら、オリジナルの世界を続けてほしいと、願いたいです。

画像2

まとめ

技術センスの素晴らしい物作り作家の今を、お知らせさせていただきました。

ネットの利用をしていないため、良いものが埋もれている現状でした。
また、今後の新作も躊躇して休止している作家さん。

今後のブログは、私が関わるまたは出会った
素晴らしい物作り作家の、ご紹介もしていく予定です。

出店案内やご相談があれば問合せ先など、
ネットをやらないために発信できない方の代わりに、ご案内していく予定です。

ホームページは持っていても、皆様にご覧い
ただけていない方なども、このブログからお知らせする予定です。

「手仕事の現場の今」をお楽しみにしていて下さい。


いいなと思ったら応援しよう!