[ジュエリーの修理について]リペア(修理)とアフターケアーその1
|リペアはどこへ行けばいいのか?
チェーン切れはどこへ行けばいいのか、お困りの
方が多いのは、百貨店出店時どこにでていてもよく聞かれます。
皆さんチェーンが多く、お財布に入れてお願い
できる機会を探していらっしゃいます。
そこで、ジュエリー販売している私を見かけると、
さっそくお尋ねになるのですが、期間限定での
出店者はお客様のお預かりものは受けてはいけ
ないため、お断りしています。
各百貨店にはリフォームや修理、または貴金属
買取するショップが入っていますので、そちらをご案内しています。
なので、まずお近くの百貨店にお電話して、修理
やリフォームしてくれるショップがあるか確認し
て、あればそちらに行かれる良いです。
もしくは、ネットで「ジュエリー修理、リペア、
チェーン切れ」などと検索してみると、いろいろ
な店がでてきますから、お近くへ問い合わせすると良いです。
お買い物のついでに百貨店のインフォメーションで尋ねる方法もあります。
|一番多いチェーン切れについて
まず、そのチェーンはゴールドですか?
それおも、金メッキ物ですか?
貴金属のゴールドでなければ修理は不可能です。
しかし、チェーンは細い、狭い、小さな輪の接着です。
小さなチェーンの一コマの接着です。
接着面が非常に小さく、狭いため直してもそう
長くはもたないものです。
また、金属は永遠ではなく少しずつ消耗もしていきます。
そのようなことから、かなり昔のものであれば、
いずれまた切れるとお考えいただきたいです。
なので、直した場合再度切れたときは、いっそ
売却してその代金を、新品購入の一部に当てる
というやり方もあります。
ゴールドがまだまだ高騰している今なら、少し足しになるでしょう。
高騰いている間を見極めて、修理に出す前に
売却するのも良いかと思います。
修理代は店によりまちまちですが、接着に使う
金ろー(金ロー)が金の高騰に比例して高くなっ
ているため、材料自体が高いのです。
一箇所のロー付けの金額をお尋ねになり、売った
ほうが良いか直したほうが良いか、お決めになると良いです。
|本物の金か、メッキ物かの見わけ方
まず、刻印があるか確認をしてください。
本物のゴールドは「K18」の刻印があります。
金メッキ物は、「18K」の刻印が多くみられます。
それでもしっかり見極めたい方は、修理を受けて
くれるところで調べてもらうと良いです。
調べる機械をお持ちのところであれば、その場ですぐわかります。
私の経験から言えば、金メッキの金色はルーペ
(10倍に拡大)で見ると、プレートの金色が
ブツブツ、、ザラザラとした状態になっています。
次に目立たないところで少し磨くと、別の金属
(銅、真鍮)が現れてきます。
貴金属以外は売却の対象にはならないため、
その場合のチェーンはお持ち帰りいただきます。
金属としての分別でごみ処理をお願いいたします。
|まとめ
・まず、ご自分で刻印を確認。
・「K18」か「18K」か。
・「18K」は多くはメッキ物で貴金属ではないことが多い。
・正確なことが知りたい方は、修理してくれる
ところで調べてみることおすすめ。
・通常調べるのに料金はとられない。
・チェーンの修理依頼は、お近くの百貨店の
リフォームや地金買取りコーナーで尋ねてみると良い。
・チェーン切れのロー付け(接着)は、直して
もさほど長持ちはしにくい。
・まずは、修理をしてくれるところで、一箇所
のロー付け代を確認してから依頼すると良い。
・金額によっては、切れたチェーンを売却して、
その代金を新品の購入にあてるのもよい。
・貴金属も永遠の間丈夫のままではなく、少しずつ消耗していくもの