パール人気は永遠だが現実はいったい?
コロナ禍だが、コロナ前より厳しい現場
昨日、本日とパール製品を、
ネットショップにアップいたしました。
ゴールドパールやグレー玉は、ここ4,5年前くらいから人気がでてきました。
パール專門ショップでは以前は、ピーコックカラ
ーと言って、黒緑色系の黒いパールが上玉として
おすすめしており、お客様もこのクラスが一番良
いとして、好きとか嫌いとかでなく購入される方が多くいらっしゃいました。
しかし、ファッショ面から考えると、かしこまり
すぎて私はグレー玉やゴールドパールをおすすめし、そのパールしか販売しておりませんでした。
このグレー玉、ゴールドパールは、
4,5年前ころより中国の人に人気が出て、日本には手に入らなくなったわけです。
つまり、中国に買い占められたわけです。
パールの仕入れのための業者相手の展示会も、
いつのころからか日本の神戸から香港に変更
され、日本の業者さんも出向いて仕入れせざるを得ないことになるわけです。
そしていいもの、人気のあるものは中国の業者
さんに買い占められてしまうということになりました。
そんなわけで業者さんも手に入らなくなったパールが、品薄になってきたわけです。
また、価格も高騰してまいりました、その反面、
販売価格は価格競争になり、やすく安く売られ
るので、儲けが少なくなり、倒産業者が増えてきました。
適正価格で購入するということは、日本の業者を助けることにもなるわけですね。
価格競争から離れることに変更
あまりにもパールは高値になった事をきっかけ
に、私は原点に戻り、デザイン主体に戻ることにしました。
良いパールをキリキリ安くしても、購入者からは
高いと感じる時代に変化してきたということもあります。
以前と比べると日本は確実に、減収になり庶民の
生活が以前と比べて豊かにはならなくなってきたということが、コロナ前から始まっていました。
大昔の日本のように、ジュエリーを購入するかた
は、一般庶民ではないクラスのかた、対象であったように思います。
私の子供の時代(40,50年前頃)はそんな時代だったように思います。
一般庶民は、はなからそういう物を手に入れるこ
とに、関心は無いかたが多かったのではと、今考えます。
今又時代は巡ってきたように、感じます。
その上コロナというわけです。
世界中が歴史にのこる時代を共有しているわけです。
それでも人類みな、上を向いて生きましょう
ワクチンの開発も進んでいます。
接種も海外で始まりました。
命のある限り進みましょう。
この先どんな嬉しいこと楽しいことがあるかも、生きてみないとわかりません。
ジュエリー業界も散々な状態でしょう。
糸へん業者もとんでもない状態です。
しかし、なにかしら切り替えポイントが、隠れているかもしれません。
同じ人間の同じ頭でかんがえを切り替えることは
、大変むずかしいですが、切り替えるときが今でしょう。
切り替えるチャンス時だと思いますよ。
生きることに貪欲になりましょう。
まとめ
私は原点に戻り、女性たちをきれいにして差し上
げたい思いを、再確認してジュエリーの分野で提供しつづけます。
●ゴールドパール、グレー玉はコロナ以前より入手困難になり、価格も高騰。
●日本の経済力が減少し、中国が力をつけパール業者をも圧迫し、パールの価格は高騰。
●仕入れ値は高騰し、販売価格は値引き競争のため、倒産企業が増えた。
●コロナが、追い打ちをかけさらに厳しい状況になる。
●経営方針の変更はむずかしいことだが、切り替えのチャンスととらえよう。