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コミュニティだから可能なサスティナブルな事業構造:シン・コミュニティ⑨

こんにちは noteメンバーシップ:ツギ・マチ・ラボ(次世代の都市・街づくりラボ)を運営する松岡です。次世代のコミュニティについて再考する第9回は、コミュニティの最も大きな特徴である事業構造についての整理です。
よろしくお願いします。

【内容】
⑴地域事業の受注
⑵様々なセクターの理解を得る立場
⑶コミュニティだから可能な事業構造


⑴地域事業の受注
コミュニティの大きな特性は、その事業構造になると考えます。

従来のコミュニティは、自発的かつボランタリーな行為として行うという前提がありましたが、1997年「介護保険法」と1998年「NPO法」が転機となります。従来は家族の責任・負担とされてきた「介護行為」が介護保険を介した事業として位置づけられます。そして担い手の一端としてNPOなどのコミュニティ組織が担うようになったのです。

コミュニティ活動と経済活動とを繋ぎ、地域に必要なものやサービス、情報を循環させようという動きが生まれました。さらにコミュニティと親和性の高い、子育て支援や保育、障害者の自立支援などでも、行政からの助成をもとに、 NPO法人の認証を取り、一挙にサービスを拡充させ、公共サービスの事業主体として、成長している団体も多くなりました。

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