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1日早いけどシニアわんこお誕生日に寄せて

ちょっと暗い内容です。

この前私にしては長々と記事を書いて、続きも書けるなぁなんて考えていた翌日

朝ふと抱き上げたシニアわんこの呼吸がいつもより大きめで気になったので、病院へ連れて行った。
レントゲンを撮ったら、「肺炎もしくは誤嚥性肺炎、かもしれない」とのこと。
薬を貰って帰宅。
食事も取らなくなり、何かにつけていつも要求してきたおやつも欲しなくなった。
呼吸も苦しそうで、その日の夜は横になれずずっと立っていた。
翌日も朝ごはんは食べず。
心配したオットが午後休み取って今一度病院で見てもらうと言うのでお願いした。
そんな事は今までに一度もない。
昨夜一睡も出来なかったのが余程気になったんだと思う。
我が家は息子が家を離れる時に、《いつでも可愛い妹の様子が見られるように》とカメラを設置していった。
この日もそれでちょくちょく様子を見て、苦しそうだけどお気に入りのベッドで横になっていたし、オットも帰るので安心してしまった。

お昼休みが終わり、しばらくするとオットから
「見て!動いてないよ!!」と画像付きのLINEが届く。
ベッドから落ちてうつ伏せの姿

慌てて上長に
家の急用ができたので午後休取らせてほしい
と半ば強引にお願いした。
手の震えが止まらず、帰宅準備がなかなかできない。

走って駅に向かう途中も震えは止まらずだが、導く様に電車が到着。いつもは乗り換えの悪い次の電車も直ぐに来た。
乗っている間、カメラを見るとシニアわんこを抱いて泣いているオットの姿

ああ、だめだったんだ。

ごめん。

会社に行かなければよかった
昼休みにもう一度カメラを見ればよかった

駅から自転車を漕ぐ足に力が入らず、こいでもこいでも進まなかった気がする

号泣するオットに抱かれたシニアわんこは笑っていてまだあったかい。

抱き上げた時に片目を閉じていたけれど、目を開けてくれたんだよと。

散々泣いた後、娘と息子に連絡。
娘は仕事を終えたら行くと
息子はGW後、ヨーロッパに赴任したので電話と写真で伝えた。

ここに越してからずっとお世話になっているトリマーさんにも連絡。
エンディングの資格も持っているので、夜に来てもらう。

ベッドから落ちた時かその前かはわからないが、オシッコがしてあった。

うちに来てから、犬がよく唸る時や威嚇する時に「ヴーーーッ」っと言いながら歯を剥き出す、という事をした事がなく、何かを噛みちぎってボロボロにする事もなく、他の犬にからむこともなく、私が泣いている時にはそっと近づいて身体の一部をくっ付けて寄り添ってくれる、始終穏やかでいいこだったシニアわんこ

夜トリマーさんが来て、火葬する日までの事を教えてもらいつつ、身体から何も出ていなかった事に

オシッコも全部して、前々日にトリミングもしたし、全て整えて逝くなんて最後までいいこ過ぎましたねと。

目も開いているのは皆んなを見ていたいから
いつもは下がっている耳が立っているのは皆んなのお話しを聞いていたいから
無理に閉じることはしなくていいんですよ
と。

翌週日曜日の午後、お空にかけあがっていったシニアわんこ。

本当なら明日28日が15歳のお誕生日
今年も無事迎えることができそうってトリマーさんと話していた7日。

長期間点滴やら辛い治療を経て、とかではなく亡くなったのがせめてもの救いというか…

生前、自分は犬ではないと思っていたのか他のワンコと遊んだり、ドッグランも好きでは無かったけれど、お空でお友達と楽しく過ごしてる?

美味しいごはんとおやつをお腹いっぱい食べていたらいいな

3年前
かわいすぎるしょ…

シニアわんこが若かりし頃遊んでいた、双子かという似ているトイプぬいぐるみにお気に入りのお洋服を着せて、パパは添い寝してます

もう大丈夫

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