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Vol.6 卵子を育てる期間(薬編)
内服について
個人的には注射が苦手だったので自己注射のことばかり気にしてしまっていましたが、飲み薬も決まった時間に決まった量をきちんと飲む必要がありました。
ただ、すべて錠剤で飲みやすかったので、飲み忘れさえなければ何の問題もないという感じでした。
基本的には生理3日目から「ルトラール」という排卵抑制剤を朝晩飲み続け、生理5日目の注射開始タイミングと同時から、生理から9日目まで「レトロゾール」という卵胞を育てる薬を朝晩飲み続けました。
具体的にそれぞれがどのように作用してくれているのか、細かいことは分からなかったのですが、卵子の育ち具合を確認しながら量の調節を行ってくれいていたようです。
もともとAMH値が高いというのもあり、順調にたくさんの卵子が育っているということを定期的な通院の際に教えてもらっていました。
生理から10日目になると、なんとなく腹痛のようなものを感じるようになっていました。
下腹部の内部の両側に2つの重たい袋(育った卵子がたくさん詰まった卵巣)がぶらさがっている、というような感覚がわりとあり、急に動いたり急いで歩こうとしたりするとちょっとやめたほうがいいかもな、と思う感じでした。
犬を飼っているので毎日のお散歩は欠かせず、わりとダッシュすることもあるのですが、しばらくは出来なさそうでごめんね…と謝って、ゆったりめに歩くように心がけていました。
採卵5日前くらいからは特にそんな感じで気を付けつつの生活ではありましたが、友人の結婚式にも無事に参加することができ、採卵前は特に大きな問題もなくかなり順調に進んでいた方かなと思います。
お薬に関するスケジュールなどは表にまとめたものを Vol.9 で後述予定なのでもし良ければそちらをご参照ください。
採卵直前のお薬など
採卵2日前は追加の注射と点鼻薬が増え、採卵前日は座薬を入れることになっていました。
この追加のお薬たちはすべて時間指定のものとなっていて、時間厳守、絶対に忘れてはいけない、ということで、看護師さんの勧めでお薬を受け取った時点で、事前に全部携帯のアラームを設定しました。笑
採卵二日前は
ゴナトロピンという注射を21:00
ブセレリンという点鼻薬を21:30と22:00
採卵前日は
ボルタレンという座薬を18:00と24:00
この辺も細かい作用は分かっていませんが、ちょうどいいタイミングで採卵できるようにするための調整をお薬でやっているそうなんですよね。
医療技術ってすごい…全然仕組みは分からないけれどとりあえず従います…という気持ち。
お薬は全体を通して副作用などはなく、わりと順調、特に問題なしという感じだったのかなと思います。
投薬の日程に関しては Vol.9 に載せているので良かったら確認してみてください。
Vol.7 では採卵日当日について書いていきます。
全部で Vol.10 までの予定です。
もし良ければ最後までお付き合いくださいませ。
この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています
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