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Vol.1 自己紹介と卵子凍結のきっかけ
ごあいさつ
はじめまして。矢野と申します。
去年、卵子凍結をしたので、その時の体験やその時思ったことなどを赤裸々に書いていけたらなと思います。
身体のことって本当に個人差が大きいですよね。
私も卵子凍結をする前に、色々な方の体験記をインターネットやSNS等で探して読んでいたのですが、実際に自分が卵子凍結を進めていく中で、「思っていたのと違う…」ということもあったり、「たしかに書いてあった通りだ!」と思える部分もあったり。
色んな情報をうまく取り入れて自分なりの自分の身体との向き合い方を見付けていくしかないのかな、というところです。
私の体験記はもしかしたら部分的に誰かの役に立つかもしれないし、逆にあんまり参考にならないかもしれない。
こんな感じだった人がいたんだな~程度の気軽な気持ちで読んでいただけると幸いです。
自己紹介
東京都に住んでいるデスクワーク中心の会社員です。
職場は少し遠く、通勤する場合は片道1時間半近くかけています。
諸事情で卵子凍結時はフル出社だったのですが、基本的には在宅勤務も可能な会社です。
去年の冬頃に卵子凍結を実施しました。
凍結当時の年齢は30歳です。卵子凍結をされている方々の中では少し早い方だったのかなという印象です。
独身でパートナーはおらず、これまで一度も妊活や不妊治療をしたことはありません。そのため、妊娠や出産に関しての自分の身体の知識はほぼゼロからスタートの状態。
生理が少し不順気味なこと、少し重めなこと、を理由に20代半ばから5年以上低用量ピルを服用していたので、定期的に婦人科には通っていました。
数年前に、人間関係によるメンタル不調をきたしてしまい、仕事を2年近く休職した過去があります。
卵子凍結をしようと思ったきっかけや思い
最初のきっかけは、東京都と会社から助成金が出ると知ったことでした。
もともと卵子凍結の存在自体はなんとなく知っていたものの、「高いんだろうな」「自分には関係のないことだ」という認識であまり考えたこともありませんでした。
助成金が出るなら自分にもできる可能性が高くなるかも…と思うと色々と気になってしまい、そこから詳しい内容や金額のこと、メリット/デメリットについて調べていく中で「やりたい」という気持ちがだんだんと強くなっていきました。
当時、その時点で仕事面と気持ち面で結婚や出産の余裕がなかったこと
当時、その時点で結婚や出産をしたいと思える相手がいなかったこと
人工妊娠になるかもしれないことに対して抵抗がなかったこと
助成金で金銭面の負担が軽くなること
いつまでも自分が健康で元気な卵子を作れるかは分からないこと
このあたりが自分の中での大きなポイントとなりました。
不安視していたことは体調面と仕事面。
ただし、そのどちらも事前に職場への相談を行ってうまく調整していくことが出来れば問題ないかなと思いました。
私の身近な周りの人たちで卵子凍結をしている人はひとりもいなかったので(言わなかっただけで実はいたのかもしれませんが…)、怖い気持ちが全く無かったと言えば嘘になりますが、「どうせやるなら早い方が良いはず」「ライフプランは人それぞれ」という考えだったので、「やってみよう」と決意を固めるまではわりと早かったと思います。
Vol.2 では病院や保管サービスについて書いていきます。
全部で Vol.10 までの予定です。
もし良ければ最後までお付き合いくださいませ。
この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています
#グレイスバンクnoteアンバサダー #卵子凍結