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noteを始める理由

大学卒業以来、3人の子育てをしながら、小学校の教員(学級担任)をやってきて、終わりの方が近くなりました。仕事をしながら、教員としても、親としても、たくさん学んだことがありました。そこで、自分なりに経験を記録してみようと思います。

以前、テレビで、ドキュメンタリーを見ました。ずっと一生懸命に主婦をしてきた方が、子育てを終えて、レストランを開いた話ですた。その時その時一生懸命に取り組んだ結果が、人を喜ばせるレベルに達したというストーリーに、自分は人生で何ができるのかなと感じたのを覚えています。

この記録が、少しでも誰かのお役に立てたら、嬉しいです。

初めは、「自分が一番情報を必要としたとき→いろいろあったクラスを担任したとき」のことを書きます。


私の「小学校教育」という仕事に対する考え方

「教員の仕事は、子ども自身の可能性を広げること」と思っていた学生のときと、考えは変わっていません。加わった視点は、大きく3つ。

①未来のためだけでなく、今を大切にする。
みんなの居場所である教室に笑顔や達成感を多くすることで、今も未来も大切にするという考え方を伝えていくということ。

②子育て支援という考えで、家庭(保護者)と接する。
私も3人の子育て中で、大変さを実感しているので、「子どもを育てる人生」を選んだ保護者が苦しくならないようにするということ。

③「学校ごとの文化」を大切にする。
一人一人の教師が頑張ることで子どもに身につくことはたくさんあるけれど、その学校に綿々と続く文化がある学校では、上級生から下級生に自然に伝わって身についていくものがある。働き方改革で見直されがちな、「学校ごとの文化を創る・続ける」ことについて考えていくこと。

古いなと思われる方もいるでしょう。
実際、私は休日出勤もしてきたし、若い方が、ああいう働き方はしたくないと思っている働き方だったと思います。
でも、情報を集めにくい時代から教師をしてきた私が、見いだしたことを使ってくださる方が一人でもいれば、私の時間は誰かのために生かされることになり、嬉しいです。

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