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たまには、明るい話題を学習したいよ!
高校2年生の娘と話していたときに、彼女が言った言葉です。
「どういうこと?」
聞いてみると、いろんな教科で「少子高齢化」「AIのために多くの仕事がなくなる」「環境問題」等々社会の諸問題を学習し、「また?」となることが多いそう。さらには、「君たちはどうする?」と書かされたり討論させられたりするらしいです。今は、英語でも討論の授業があり、英語でもこういった話題を書いたり話したりすることが多いそうです。
確かに、小学校教員は担任なので、各教科の学習内容を把握しているから、各教科で似たことが出てきたら、軽重つけて扱ったり合科的に扱ったりすることができるけれど、高校の先生はそうはいかなそうです・・・。
でも、授業を受ける子供達は総量で受けとめるわけで、学習すればするほど未来が暗く感じるようです。
しかも、その問題を作ってきたのは大人達なのに、君たちが解決するとか言われたら、なんで自分たちでしないで私たちに先送りするの?と感じてしまうとのこと。
決して本人も友達も不真面目な子達ではありません。だからこそ、一生懸命勉強すると、未来に希望を感じなくなるというのはどうなのでしょう?
高校教育でも、学習の総量という見方が必要なのではないかと感じます。
どんな話題がいいか、ひとまず考えてみました。
例えば、携帯もスマホもないとしたら、待ち合わせで会えないときにどうするか、どうやって好きな子に想いを伝えるか、映画に行きたかったらどうやって調べるかなどを考えて、実は昔はこうだったみたいなことを知るのはどうでしょう?
今がどんなに便利で恵まれているか、楽しみが多いかなどを実感できるような内容があっても良いのではないかと思うのです。
未来を生きる子供達に良かれと思って考えられている教育内容なのは、十分わかっているのですが、もう一度受ける側に立って考えてみることが必要だと思います。