映画「イースタン・プロミス」がイイ!!
先日久しぶりに「イースタン・プロミス」を観た。
もうU-NEXTと契約してるのでDVDで観ることはないのだが
DVDのパッケージを買うくらい好きな映画である。
鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督
主演はヴィゴ・モーテンセン
この作品はとにかくヴィゴがかっこいい!!
しかも超絶かっこいいのである!!
ロシアマフィアの跡取りであるキリル(ヴァンサン・カッセル)が
情けない役柄なので余計にヴィゴのかっこよさと渋さが目立つのである
作品自体はクローネンバーグということもあり
随所にエロスやえぐいシーンはあるものの
基本的には陰鬱なロンドンを背景に作品全体を覆っている暗くて不穏な音楽
一般人である助産師のアンナ(ナオミ・ワッツ)のいる表の世界と
ヴィゴがいるマフィアの裏の世界の決して関わることのない2人の出会い
と奇妙な絆が物語を進めさせてくれる
もちろん大きな線としてはロシアマフィア社会の話しではあるが…
この作品は初見と2回目以降では作品の見方が大きく変わっていく
ここからは完全にネタバレになるのだが
ロシアマフィアの跡取りの運転手という役柄のヴィゴは
じつは囮捜査をしているFSB(昔のKGBである)の局員で
ロンドンのロシアマフィアに潜入していたのである
そうまさに「インファナル・アフェア」のトニー・レオンである
その前提を踏まえて作品を見ていくのと
サウナでの裸の格闘シーン以降で「えっ??」
あっそうなの!!となるのでは大きく違うのかなと思う
もちろんネタバレしたところで作品自体は面白いので
何度でもみてしまう所以である
全然余談ではあるが
日本でお風呂場で男性同士が裸で乱闘!!みたいなニュースがあって
「あっ!!リアルイースタン・プロミスじゃん!!」って思って記憶があるな
下の動画。私も同意見でこの作品における名シーンだなと思う!!