自分ができること
4月に思い立ってから実際に動き出したのは夏ぐらいからであった
先づは増田さんに相談をしにいった
特になんの資料も持たずに兎に角思いの丈をぶつけてみた
1時間くらい話したと思う
増田さんは協力する旨を快く引き受けて頂いた
これで映画館へのパイプはできた
あとは貧困に困っている子供達へのパイプであった
慎一さんにプロジェクトの概要を相談したところ
ステップアップ塾という家庭の事情で塾通いをできない子供達に無料塾をしている
濱松さんと渋谷区で区議会議員をしている橋本さんを紹介してもらった
濱松さんとは貧困で困っている子供達の実態や現状などを伺い
橋本さんには橋本さんのツテでチャンス・フォー・チルドレンの今井代表とリモートで話しを伺ったりしました。
2人の話を聞けば聞くほど現状は色々と大変で、思いつきでスタートはしたものの実現可能には長い道のりがあるんだなと改めて実感しました。
例えば行政を巻き込むにしても、民間の映画館を使用するのにかなりのハードルがあり、区所有の公民館みたいものを利用すればそのハードルは下がるとか…
中でも貧困家庭の子供達に対してのアプローチの仕方が一番の悩みでした…
季節は秋になり時間だけがどんどん過ぎていきました。
とにかくこのキッズインシネマをやるんだ!!という気持ちと
実際やるのにはどうしたらいいのか??そんな悶々としている時に
慎一さんが言ってくれました
「とにかくミニマムでいいからやってみたら?
どんな形であれ一度やれば色々と修正点などみえてくるから」
確かにその通りでした。
貧困家庭へのアプローチが難しいなら、自分の周りの子供達でいいし
区とか行政が無理だったら、自分達の力でやればいいし
開催費用をどうするか悩んでるのであれば自費でやればいい!!
とにかくミニマムでいいからキッズインシネマを絶対に開催する!!
あらたにそんな強い気持ちが心に芽生えたのは2020年もあと1ヶ月ほどで
終わる。そんな時期でした。
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