不安と怒りから希望へ
コロナ禍で感じたのは
自分が生業としてるこの仕事は
人々の心の余裕があって始めて成立している仕事なんだということだった
故事に「衣食足りて礼節を知る」という言葉がるが正にその通りだと思った
コロナ禍において仕事がなくなったりして衣食も足りていない中
毎日毎日が先行きへの不安しかない
エンタメに従事している人達も(それは自分も含めて)
この先どうなるんだろうという思いだった
コロナ以前は芸能人を頻繁にオリンピックだなんだと利用してきたのに
コロナ禍になればエンタメ業界には何の補償もなく
政治家達は自分の懐を温めることと
自分達のお友達を優遇すること
そしてわけのわからないものを税金を使って大量生産して国民に配布したり
意味不明なペットを愛でてる動画を配信したり
こいつらは衣食は充分に足りているのに礼節を知らない
いや礼節という言葉の存在すらも知らないのだろう
不安と怒り。いやかなり怒りの気持ちが強かった
「政治が悪い!!政治家達が悪い!そんな政治家を選んだ国民が悪い!」
政治だけでなく、このエンタメ業界自体にも悪態をついていた
ルサンチマンということも自分では理解していた
でもそんなクソみたいなエンタメ業界でご飯を食べられているのは一体誰なんだと…
それは自分だった
だったら自分がこのエンタメの仕事に従事している間はせめて何かを残し
自分が死ぬ時にこの仕事をやってきて良かった
そんな風に思って死にたいなと思った
そしてその何かは何なんだろう…
僕は考えた
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