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「マイ・エレメント」を家族で観て

先日家族で「マイ・エレメント」を観た。
小学生の子供2人の夏休みイベントであった帰省
(妻の実家である宮崎県延岡市と僕の実家である栃木県足利市)
が終わり、残る子供たちのイベントは通っているかけっこクラブの夏合宿だけになった
その間を埋めるかのごとく映画を観に映画館にはチョイチョイ連れ出しているのだが残る作品は「マイ・エレメント」と「クレヨンしんちゃん」だけになった
トランスフォーマーも宮崎駿最新作もコナンもトムクルーズも見たので…
そんな訳で「マイ・エレメント」を観に行ったのだが
先づ初めに驚いたのが字幕版での上映をしている映画館の少なさと、あったとしても午前中や午後ではなく、夕方から夜、もしくは夜のみの上映といった上映回数の少なさであった。
「マイ・エレメント」のようなピクサーやディズニーものは子供が主力な訳だから
字幕版よりももちろん吹き替え版の方がお客さんは入るし、映画館側にとってもプラスだとは思う
でもなんだか昭和生まれの僕は違和感を感じてしまった。
吹き替え版はテレビ
字幕版は映画館
僕の頭にはこの図式があるし、本来演じている、または声を担当している俳優の声が持つ雰囲気も含めて作品を楽しむものだと僕自身は思うのだが…
妻てきにはピクサーとかディズニーのような作品は英語を耳から入れるには
すごくいい教材だと思っているのでなるべく字幕版で見て欲しかったのだが
結局時間や場所などが合わずに吹き替え版を見ることになった

作品はというと
やはり脚本がよくできている!!
映画自体の長さは101分。なのにその時間にはいろんなものが
過不足なく詰め込まれているし、説明台詞でさえも説明台詞っぽくないし
笑はもちろん涙もそして悲しみも怒りもある。
見る前はどうせ「インサイドヘッド」のエレメント版でしょ…
と若干タカを括っていたのだが、しっかりと感動させられました
(妻は途中で寝てましたが…笑)
そしてピクサーものは子供が観て単純に面白いのはあるのだが
言葉が意外に深いので大人がみてもおもしろく、それと子供はどこまで理解してくれてるのかなと思ってしまうところが多々ありました。
まだ子供たちには感想を聞いていないので、このあとご飯の時に感想でも聞いてみようかなと思います。

「親が子供に対する期待や欲を押し付けるのではなく、
子供が自分でやりたいことを見つけたのなら、
親はただひたすらそれを信じて応援しろ!!」

そんな思いにさせてくれる映画でした。




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