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EMA+MACD

指数平滑移動平均線(EMA)

指数平滑移動平均線(EMA)とは、移動平均線(MA)の一種でExponential Moving Averageの略称です。単純移動平均(SMA)は、過去の価格全てを足して均等に割ったものに対し、EMAは過去の価格帯よりも直近の価格に比重を置いて算出されています。25日(EMA)あれば、過去25日前のレートよりも直近のレートにより重みを置くイメージで、75日(EMA)あれば、過去75日前のレートよりも直近のレートにより重みを置く形です。これにより、直近の価格反応に俊敏な反応をすることが可能です。
単純移動平均線(SMA)は、過去の終値の平均値から算出されるため、トレンドの切り替わり後(トレンド転換)を示すシグナルが遅いという欠点があります。この問題を改善すべく考え出されたのが指数平滑移動平均線(EMA)です。ざっくりとですが、単純移動平均線はトレンドの継続に用いられるケースが多く、指数平滑移動平均線はトレンドの転換に併用されることが多いことを頭に入れておくと良いでしょう。

ゴールデン・クロス(GC)

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ゴールデン・クロス(GC)とは、相場(ローソク足)が一定期間の下落が起こった後に、短い期間の移動平均線が長い期間の移動平均線を下から上へと交差して、上抜けることです。日足の時間足なら短期25日と長期75日、週足では短期13週と長期26週が投資家からは多く使われています。ただ、この期間は定められたものではないため、自分の投資期間やそのスタイルと照らし合わせながら思考して併用し、最も精度が高いと実感できる期間を見つける必要があると思います。
基本的に、ゴールデン・クロスが出たら買いシグナルと市場からは認識されています。新規での売り注文が多く、現在買いポジションを保有している人が多いほど売りによる下落圧力を生むため、相場は大きく下落しやすい傾向にあります。相場が大きく下落した後は、誤って高値掴みをした買いポジション(ロング)を保有している人の損切り(決済売り)によるポジションの解消が起こり、その後に売りポジション(ショート)を保有している人が利食い(買い戻し)による利益確定を考える人が増える頃合いです。この辺りから買い圧力が高まるため、ゴールデン・クロスの可能性を視野に入れておくと良いでしょう。
しかし、急落直後に現れるゴールデン・クロスには騙しと呼ばれ、そのシグナルの予想分析も外れる場合があります。急落後、買い手が多くてもその後に買いが続かず一時的な上昇で終わり、本格的な上昇以降の転換とはならずに再び下落に転じてしまう(戻り目)ケースです。ゴールデン・クロスが利く可能性が高いのは、長い期間で下降トレンドが続いた後に一定期間でボックス相場(レンジ)が起こった後に上昇トレンドへ転換するパターンです。

デッド・クロス(DC)

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デッド・クロス(DC)とは、相場(ローソク足)が一定期間の上昇が起こった後に、短い期間の移動平均線が長い期間の移動平均線を上から下へと交差して、下抜けることです。日足の時間足なら短期25日と長期75日、週足では短期13週と長期26週が投資家からは多く使われています。ただ、この期間は定められたものではないため、自分の投資期間やそのスタイルと照らし合わせながら思考して併用し、最も精度が高いと実感できる期間を見つける必要があると思います。
基本的に、デッド・クロスが出たら売りシグナルと市場からは認識されています。新規での買い注文が多く、現在売りポジションを保有している人が多いほど買いによる上昇圧力を生むため、相場は大きく上昇しやすい傾向にあります。相場が大きく上昇した後は、誤って安値掴みをした売りポジション(ショート)を保有している人の損切り(買い戻し)によるポジションの解消が起こり、その後に買いポジション(ロング)を保有している人が利食い(決済売り)による利益確定を考える方が増加傾向にあります。この辺りから下落圧力が高まり始めるので、デッド・クロスの可能性を視野に入れておくと良いでしょう。
しかし、急騰直後に現れるデッド・クロスには騙しと呼ばれ、そのシグナルの予想分析も外れる場合があります。急騰後、売り手が多くてもその後に売りが続かず短期的な下落で終わり、長いスパンでのトレンド転換とはならず再び上昇に転じてしまう(押し目)ケースです。デッド・クロスが利く可能性が高いのは、長い期間で上昇トレンドが続いた後に一定期間でボックス相場(レンジ)が起こり、下降トレンドへと転換するパターンです。

グランビルの法則 

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グランビルの法則とは、米国のチャート分析家ジョゼフ・E・グランビル氏が考案した移動平均線と相場の乖離(かいり)の仕方や方向性を見極めることで、相場の方向性を判断する投資分析の理論です。移動平均線が長期間の下落からボックス相場へ移行した後に上昇に転じ、ローソク足がその移動平均線を下から上へ突き抜ける場合は買いなど、買いシグナル(4通り)売りシグナル(4通り)の8つの法則から成り立っています。
グランビルは統計学の「移動平均法」を、相場動向の分析にも利用しようと試みあらゆるバックテストを行った結果、200日移動平均線が最も信頼できると紹介したことが「グランビルの法則」の始まりとも言われています。グランビルの法則は、チャートに長期投資家の損益分岐点ともいえる200日移動平均線を併記すれば、その傾きにより相場が上昇トレンドにあるのか?下降トレンドにあるのか?その相場の中長期的なトレンドを知ることができるのでは…と考えたのが事の発端です。
①買いシグナル(GC)...移動平均線が横ばいか上昇しているときに、ローソク足がその移動平均線を上抜けた場合。②押し目買い…上昇中の移動平均線をローソク足が一時的に下回っても、移動平均線の上昇に変化がない場合。③買い増し…ローソク足が上昇する移動平均線の上方に位置した後、移動平均線に向かって下降し移動平均線を割らずに反発し再び上昇した場合。④買い下がり…移動平均線が下降中でも、ローソ買うしが移動平均線から大きくかけ離れて乖離した場合。
⑤売りシグナル(DC)...移動平均線が横ばいか下降しているときに、ローソク足がその移動平均線を下抜けた場合。⑥戻り売り…下降中の移動平均線をローソク足が一時的に上回っても、移動平均線の下降に変化がない場合。⑦売り増し…ローソク足が下降する移動平均線の下方に位置した後、移動平均線に向かって上昇し移動平均線を抜けずに反落し再び下落した場合。⑧売り上がり…移動平均線が上昇中でも、ローソク足が移動平均線から大きくかけ離れて乖離した場合。

移動平均収束拡散手法(MACD)

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移動平均収束拡散手法(MACD)とは、短期の移動平均線と中長期の移動平均線を使用することで、その時の買いと売りを予想分析するシグナルです。使用する移動平均線は、通常の単純移動平均線(SMA)と異なり指数平滑移動平均線(EMA)と同様に、直近の価格帯に比重を置いて算出されているためトレンドの転換に併用して使われています。
グラフの中心に数値0地点がありますが、買いのタイミング(GC)となった後にMACDとシグナル線がともに0ラインの水準を上回れば、トレンドの切り替わりにより信頼度は増加します。逆に、売りのタイミング(DC)となった場合はMACDとシグナル線がともに0ラインを下回れば、トレンドの切り替わりにより信頼度は増加します。
ヒストグラムは、MACDからシグナルをマイナスすることで算出されます。MACDがシグナル線を上回るゴールデン・クロスの場合にー値から+値(ボトムアウト)に転じます。MACDがシグナルを下回るデッド・デンクロスの場合は+値からー値(ピークアウト)に転じます。MACDの移動平均線とシグナル2本線だけの推移で見るよりも、より売り買いのシグナルが見やすい指標なので併用して予想分析すると良いでしょう。
上記に記載しているインジケーターの使い方はごく一般的な活用法です。ここから下記に、相場分析に置いて短期25-中期75EMAのGC(ゴールデンクロス)とDC(デッドクロス)、グランビルの法則でローソク足と長期200EMA、MACDヒストグラムの同時併用方を記載しています。
設定数値などもnoteに記載済みです。(※トレーディングビュー専用)普段からDiscordに添付している分析画像の参考にもなると思いますので、興味のある方のみ免責事項と禁止事項を同意の元でご活用ください。内容としては、トレードを始めて間もない初心者向けです。
***免責事項***
・このnoteの内容は個人的な解釈の元で記載しており、正当性を保証するものではありません。
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1-1.短期EMA(25日)中期EMA(75日)

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購入者の中には仮想通貨や為替、先物指数などのFX取引をしてまだ間もない初心者の方もいらっしゃると思いので、できる限り初歩から入らせていただきます。1〜4hくらいの時間足であれば、短期(25日EMA)と中期(75日EMA)くらいの期間でチャートを見ると、トレンドの方向性を予想分析しやすいイメージなのでこの日数を使用していきます。
トレンドの察知が遅れる場合も比例して多くはなってきますが、騙しも減るため25-75-200EMAの代わりに、短期(50EMA)と中期(100EMA)と長期EMA(200EMA)を用いるのも有効的です。
ゴールデン・クロス以降の上昇トレンド中は、25EMAが上側で75EMAが下側に位置します。逆にデッド・クロス以降の下降トレンド中は、25EMAが下側で75EMAが上側に位置します。この短期、中期の指数平滑移動平均線による2本の交差で、各それぞれのトレンドの向きを予想または分析できるというものです。

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上位足で明確にトレンドの形成されている相場(チャート)であれば、急騰後や急落後に一定期間の膠着(調整期間)が起こっている場面に遭遇することが必ずしもあるとは思います。この膠着時は、トレンドの調整期間でトレンドが継続するのか、それともトレンドが転換するのかで合間に修正を挟んでいる内部波動のレンジのような形状が一般的ですね。(ボックス相場)
移動平均線はこのボックス相場(レンジ期間)に弱く、その上下どちら付かずの値動きに翻弄されている方も多く見受けられますが、長期200EMAやトレンドライン、ネックラインを同時に用いればその方向性を見失うことも少ないでしょう。別の項目で、のちにある程度の改善方法を記載していきます。

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25-75EMAとともに、ローソク足を表示させて見ます。陽線はみず色で陰線は青色です。基本的に、上昇トレンド時はローソク足が上側で25-75EMAは下側(サポートラインとなり下値支持線側)、下降トレンド時はローソク足が下側で25-75EMAは上側(レジスタンスラインとなり上値抵抗線側)に位置付けています。
大循環EMAで、判りやすいように25-75EMAの区間内に色を付けて帯を表記させていますが、従来のEMAでも同様に遜色なくその機能で活躍してくれます。ゴールデン・クロス後は上昇トレンドでの区間内はみず色で、デッド・クロス後は下降トレンドで区間内が青色で表示されています。無料で使用できると思うので、ネットで大循環EMAに関してはググって検索してみてください。
基本的には、ゴールデンクロス(GC)で買いシグナル、デッドクロス(DC)で売りシグナルなので、常に途転(ドテン)でポジションを保有することは可能です。明確で大きなトレンド形成時に順張り(トレンドフォロー)する事で長い利益幅を得ることができるのと平行して、ボックス相場時(レンジ期間)に細かい損切りを多少は繰り返すことになります。しかし、上下ともに転換線(直近の高値安値)を明確に超えてポジションメイクを行うことで、その損切りを一定幅減らすことも可能でしょう。

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魚で例えるなら、3割の頭と尻尾を捨てて7割の胴体だけを美味しくいただくのがモットーのトレード方法になると思います。天井と底をピンポイントで狙うようなライントレードでの線引きによるトレード取引ではなく、中長期トレンドの節目となるネックライン(転換線)を意識する形になるので、トレード取引に置いて取り逃がす利幅も増えてきますが、それに比例して安全なトレードを確立することが可能です。
天井と底を狙う場合だと、逆張りになるので担がれる可能性も比例して高くなります。長い目線でトレードを生業とする場合、ハイリスクハイリターンのトレードスタイルよりも、ローリスクローリターンのトレードの方が安定性も増してくるので、ロット管理がおこないやすくメンタル面でも安定性は充実するものとなるでしょう。
1〜4hの時間足だと騙しは少ないですが、週や月単位でのポジションメイクになりますのでポジションの数量を毎回トレードするたびに、固定できるようロットを抑えて管理すると安定感がより増してきます。(※利益幅や損切り幅も比例して長くなるため)少し長く感じる人は15~30分足で、デイトレ気味にポジションメイクを考えるのも良いでしょう。
長い利幅を拾えて、証拠金が増えたからといって持てる限界ギリギリの枚数を保有したり、方向性を見誤って根拠のないようなポジションを保有して損切りを繰り返し、どんどんポジションメイク時のロット数が少なくなったりと、初心者にありがちな行為はできる限り避けましょう。資金管理ができないと、トレードではなくてギャンブルと同等の投資と化してしまいますので、十分に気をつける必要が出てきます。

1-2.ローソク足+長期EMA(200日)

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ここで用いるのは、基本的にはグランビルの法則です。ローソク足と長期EMA(200日線)の位置関係をより重視し、相場における長期スパンでのトレンド方向を意識していきます。単純にトレンドの流れのみを把握したいのであれば、チャート上でローソク足が上側に位置しており、長期EMA(200日線)が下側にあれば下値支持線(サポートライン)として活躍してくれます。
ローソク足と接触する間際、または一定期間の接触後に上昇方向へと反発して、価格帯を切り上げようとする値動きが特徴的です。大きく上昇してローソク足と長期EMA(200日線)の間に乖離現象が発生した場合、上記のようにローソク足が再び長期EMA(200日線)に触れに行こうと短期的に下落する推移が一般的でしょう。長期EMAが45度前後の角度だったのが徐々に穏やかになり、真横に角度を変えつつある時はボックス相場に突入する合図なので注意が必要です。
ローソク足が長期EMA(200日線)を大きく下抜けると、今度は位置関係が反転して上値抵抗線(レジスタンスライン)として市場からは意識されるようになり、その機能自体も切り替わります。明確に反発・反落している高値や安値の切り上げ、または切り下げ方から現在のトレンドもある程度は分かると思います。長期EMA(200日線)が、トレンドに沿って上向いているのか下向いているのかも重要な点です。

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先程とは逆に、下降トレンドの流れを事前に把握したいのであれば、チャート上でローソク足が下側に位置しており、長期EMA(200日線)が上側にあるなら上値抵抗線(レジスタンスライン)として機能してくれるので、そのトレンドが継続なのか転換なのか節目になる要所を、グランビルの法則に則って見極めながら高値安値の位置関係も同時に意識すると良いでしょう。
ローソク足に長期EMA(200日線)が接触する間際、または一定期間の接触後に下降方向へと反落して、価格帯を切り下げようとする値動きが特徴的です。大きく急落してローソク足と長期EMA(200日線)の間に乖離、一定幅の大きな開きが発生した場合は上記のようにローソク足が再び長期EMA(200日線)に触れに行こうと短期的に上昇しようとする推移が一般的になります。
ローソク足が、長期EMA(200日線)沿いでも反落せずに価格帯(高値安値)を大きく切り上げて上抜けると、今度は位置関係が逆転して下値支持線(サポートライン)として機能するように反転し、周期的なサイクルは切り替わります。明確に長期EMAに沿って反落している間は抵抗線、前回の高値安値を切り上げると必然的に長期EMAも下側に切り替わり、支持線へと移行する形が大半です。

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ある程度の下落後、ボックス相場になり上昇しつつある局面でローソク足が、長期EMAを下から上へと交差する形です。主に、相場がある程度の下落をした後に、しばらく時間が経過するか下落した後に急反発が見られて相場が反転する際に見られます。(買いの法則1)

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長期EMAとともに上昇している相場で、ローソク足が指数平滑移動平均線に接触して反発する値動きです。これらは、上昇時において騙しのケースになる場合も多く見受けられており、市場心理的には相場を上昇させる時に長期EMAを多少割り込む形となり再び上昇するように、価格帯を再度上に大きく切り上げていく際に見られます。(買いの法則2)

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ローソク足が上昇する長期EMAの上側に位置しており、買いの法則2によって相場が大きく上昇した後にローソク足と長期EMAの間に、一定量の乖離現象が発生した場合に再びローソク足が短期的に下落してきて「押し目買い」となるケースが多く見受けられます。長期EMAの角度もやや真横へと変化していき、ボックス相場へ移行する可能性もやや高いです。(買いの法則3)

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ローソク足が長期EMAの下側にあり、下降トレンドの最中に大きく急落してその区間内に大きく乖離が発生した場合に買い下がることです。カウンタートレード(逆張り)となり、非常にリスキーなトレード方法になりますが平行チャネルのチャネルラインや水平ラインの下値支持線、またはN値やリトレースメントなどで線引きし、背中を任せられる価格帯を導き出して併用すると、ストップロスも考慮しやすくポジションメイクを行えると思います。(買いの法則4)


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ある程度の上昇後、ボックス相場になり下落に切り替わりつつある局面で、ローソク足が長期EMAを上から下へとクロスする形です。主に、相場がある程度の纏まった上昇を繰り返した際に、しばらくの期間ボックス相場となった後に下降方向に相場が反落する場合に見られます。(売りの法則1)

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長期EMAとともに下落している相場で、ローソク足が指数平滑移動平均線に接触して反落する値動きです。これらは、下降時において騙しのケースになる場合も多く見受けられており、市場心理的には相場を下落させる時に長期EMAを多少割り込む形となり再び下落するように、価格帯を再度大きく切り下げていく際に見られます。(売りの法則2)

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ローソク足が下降する長期EMAの下側に位置しており、売りの法則2によって相場が大きく下落した後にローソク足と長期EMAの間に、一定量の乖離現象が発生した場合に再びローソク足が短期的に上昇してきて「戻り売り」となるケースが多く見受けられます。長期EMAの角度もやや真横へと変化していき、ボックス相場へ移行する多少の可能性も含みます。(売りの法則3)

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ローソク足が長期EMAの上側にあり、上昇トレンドの最中に大きく上昇してローソク足と長期EMAとの区間内に大きく乖離が発生した場合に、買い下がることです。カウンタートレード(逆張り)となり、非常にリスキーなトレード方法になりますが平行チャネルのチャネルラインや水平ラインの上値抵抗線、またはN値やリトレースメントなどで線引きし、背中を任せられる価格帯を導き出して併用すると、ストップロスも考慮しやすくポジションメイクを行えると思います。(売りの法則4)

1-3.MACDヒストグラム

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今回は、MACDの移動平均線とシグナル線を消去して「ヒストグラム」のみを用います。のちに25-75EMA、200EMAと併用していきます。
基本的には、中央線が数値0の地点で「0ライン」の移り変わりでトレンドの向きを判断しています。下から上へ中央線を跨いで大きく切り替わる区間は上昇トレンド、上から下へ中央線を跨いで大きく切り替わる区間は下降トレンドです。
MACDのオシレーター数値が0地点から+値に乖離するほど買われすぎで、グランビル買いの法則2によって大きく急騰した直後の可能性が高くなってきます。逆に、MACDのオシレーター数値が0地点から-値に乖離するほど売られすぎで、グランビル売りの法則2によって大きく急落した直後の可能性が高くなってきます。

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MACDヒストグラムの設定数値は、今回はFast Lengthを200、Slow Lengthを500の終値を使用していきますが、設定数値は自分にあったものに変更かけていただいても特に問題ないと思います。ギターでいうチューニングのように、できる限り25-75EMA間のGCとDCに合わせて使用していくため、その時間足に対して重なるように設定数値をいじって調整してみてください。150-300で短期EMAと中期EMAのGCやDCと位置関係が重なる場合もありますし、300-500で合う場合もあります。あくまでも短中期EMA間の交差のサポート(補助的)な役割を担うのが目的です。
MACDは、「Moving Average Convergence Divergence」の略称で移動平均収束拡散手法とも呼ばれています。移動平均線分析をより発展させたテクニカル分析の手法の一つです。指数平滑移動平均線(過去の株価よりも直近の株価に比重を置いて算出した移動平均線でEMA)を使用し、単純移動平均線よりもトレンドの方向性を探るのに優れているとされています。(※単純移動平均線SMAは、トレンドの転換ではなくトレンドの継続に多く用いられる。)

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上記のチャートは過去のBTC4時間足チャートですが、MACDヒストグラム200-500の設定数値で、同時に25-75EMAを表示させたチャート画面です。縦の白線が、各それぞれ上昇トレンドと下降トレンドの切り替わりである節目を捉えた、トレンド転換の大雑把な全容です。青帯が下降トレンドで、みず色の帯が上昇トレンドを表しています。
基本的には、短期EMA(25日線)と中期EMA(75日線)の補佐をしてくれるものと認識していれば良いと思います。25-75EMAがローソク足と重なって、直近のGCやDCの売り買いタイミングが分かり難い時などに併用するとトレンド転換時にそのサポートの役割も果たしてくれます。
複数のチャートを見る場合や1つの銘柄をマルチタイムフレームで見る場合、トレンドの転換点を見逃す事も多かったり、シグナルの察知が遅れるようなケースが多々見受けられると思うので、それらを回避するために何重かの構造に分け隔てしているものと捉えてもらえれば良いと思います。
ところどころに、騙しのシグナルも出てくるためMACD単体での活用は難しいですが、トレンドラインや水平ライン、現在の売り板や買い板の状況と売りポジションまたは買いポジションの保有率も比較して使用すると、効果をより大きく発揮します。
売り指値や逆指値での注文が多く、含み損ロングの多い場合などはDCが有効的で、買い指値や逆指値での注文が多く、含み損ショートの多い場合などはGCがより有効的なサインとなりやすいでしょう。

1-4.上記、テクニカル指標の同時併用

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上記のチャート画像は、短期EMA(25日線)と中期EMA(75日線)、ローソク足と長期EMA(200日線)、MACDのヒストグラムのテクニカル指標を同時に表示させた分析図です。
25-75EMA、200EMA、MACDヒストグラムを3つ同時に併用することで、中期〜長期的なトレンドが上下ともに大きく方向性の現れている時、そのトレンドの移り変わり(トレンド転換)の節目も明確に見えてくると思います。

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短期中期EMA(25-75日線)がゴールデン・クロスするとともに、MACDのヒストグラムもオシレーター数値である0地点を下から上方向へと跨ぐ形となりボトムアウト。その後に、長期EMA(200日線)がグランビルの買いの法則1のように長期EMAを、ローソク足が下から上へと突き抜けています。
ローソク足で形成されている前回の高値位置も明確に超えて、ロールリバーサルで抵抗線だった価格帯も切り上げ、支持線化するとともに反発。3つのテクニカル指標を同時に用いる場合、このポイントがトレンドの転換を予想分析する上で役立ってくると思います。
トレンドが下降トレンド➡︎ボックス相場➡︎上昇トレンドへ移行する場合なら、上記のような形を常に意識しておくだけで相場に対する見方も必然的に変わってくると思います。慣れの部分も大きいとは思いますが、リアルタイムでチャートに向き合っていると、その実践で得ていく相場観は徐々に経験として培われていきます。

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短期中期EMA(25-75日線)がデッド・クロスするとともに、MACDのヒストグラムもオシレーター数値である0地点を上から下方向へと跨ぐ形となりピークアウト。その後に、長期EMA(200日線)がグランビルの売りの法則1のように長期EMAを、ローソク足が上から下へと突き抜けてレジサポ転換しています。
買いの法則2で大きく急騰した後に、買いの法則3の安値で2点天井のネックライン(転換線)を形成。転換線を下抜けて以降、長期EMAに上値を押さえつけられる形となって長い目線での下降トレンド入り。売りの法則2でも、接触する際に下へと叩き落されています。
トレンドが上昇トレンド➡︎ボックス相場➡︎下降トレンドへ移行する場合なら、上記のような形を常に意識しておくだけで相場に対する見方も必然的に変わってくると思います。ローソク足と長期EMA(200日線)で大雑把な長い目線でのトレンド方向、短中期EMA(25-75日線)のゴールデン・クロス(GC)とデッド・クロス(DC)で直近の値動きの方向性。MACDのオシレーター数値の上下幅から、そのトレンドの強さの強弱や25-75EMAの見落としがないかなどのサポート部分が、各それぞれのテクニカル指標をお互いにフォローし合って、とてもバランスの良い仕様となっています。
基本的には、時間足チャートで明確に折り返している直近の安値部分がネックライン(転換線)として機能します。転換線を超えるかどうかでトレンドの転換を予想すれば、25-75EMA間のGCやDCに惑わされることもなく、細かい損切り幅に巻き込まれることも避けられます。ただし、予想が外れた時の対処としてのストップロス注文は必須。あくまでは、短中期EMAやMACDヒストグラムの切り替わりの対しての対処法となります。

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トレンドの流れは明確にその方向性も大きく分かりますが、膠着が続くボックス相場(レンジ期間)だと、その方向性を予想するのも難しいでしょう。下記の2-1.〜2-4.に記載していますが、トレンドラインやネックライン(転換線)を同時に用いることでこれらを防ぐことは可能です。しかし、新規でトレンドが長期スパンで発生した場合には、非常にその効力を発揮します。
上下の方向性が明確に現れておらず、トレンドが転換するのか継続するのか判断が困難なボックス相場の時、相場が膠着している期間中は下記項目に記載していくようにむやみに触らず、前回の高値や安値の位置状況から線引きした価格帯の環境下で総合的に判断してポジションメイクを心掛けてみることをお勧めします。

2-1.下降➡︎ボックス➡︎上昇(転換)

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下降トレンド➡︎ボックス相場(レンジ期間)➡︎上昇トレンドへと移行(トレンド転換)する場合、理想的な形状としては上記の内容です。
中長期スパンでグランビル売りの法則1〜3により、下降トレンドが継続してきた場合の反転ポイントとしてまず意識しておきたいのが25-75EMAのGCとMACDヒストグラムのボトムアウト。これが起こっている場合はトレンドが継続するにしても転換するにしてもボックス相場へ移行しており、膠着が起こっていると認識しておく必要性が出てきます。
その後に形成される直近の高値の価格帯がネックライン(転換線)として市場からは意識され出すでしょう。ネックラインを明確に超えられればトレンド転換、ネックラインを超えられずに再び安値を切り下げ始めるのであれば下降トレンドは継続とみなします。
長期EMA(200日線)が、ローソク足の下側に潜り込み出す場合は下値支持線(サポートライン)として機能するので、下降トレンドラインやネックライン(転換線)をやや切り上げやすい体勢にと、徐々に移り変わってきます。グランビル買いの法則1までの進展があれば、その後の上昇トレンドがどこまで続くかはその時の市場の流れにもよって異なりますが、長期EMAがサポート側にある限りは明確なトレンド転換と認識していて問題ないでしょう。

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下降トレンド➡︎ボックス相場(レンジ期間)➡︎上昇トレンドへとトレンド転換する場合、下降トレンドラインの角度が徐々に穏やかに切り替わっていき、その後にボックス相場に移行するのが展開的なパターンです。
基本的には、前回の明確な高値位置を切り上げた段階で上昇転換になりますが、見る場所によってはその後の上昇トレンドが継続しているのかどうか、判断に欠けるポイントも多く見受けられると思います。解決策としては、上昇トレンドへの転換後に重点を上昇トレンドラインと長期EMA(200日線)に置くことで解決します。トレンドラインを引くのがまだ苦手な方もいるとは思いますが、トレンドラインの角度が市場から意識されやすい45度前後であれば、長期EMA(200日線)が通る近辺に上昇トレンドラインを線引きできるでしょう。
25-75EMA間のゴールデン・クロス(GC)とデッド・クロス(DC)、MACDヒストグラムのピークアウトとボトムアウトは、グランビルの法則で買い場となる押し目のポイントで調整が入るたびに上下に切り替わっているのがチャートから分かると思います。逆に、上昇トレンドラインや長期EMAに沿って価格帯を切り上げている最中に、25-75EMAやMACDヒストグラムが切り替わる場合は上昇トレンド中の短期下降の調整期間(グランビル売りの法則4)と捉えておくと良いでしょう。
25-75EMA間とMACDヒストグラムのみず色部分は推進波での上昇中で、青色部分は推進波での下降調整の期間中です。直近の安値価格である、ネックライン(転換線)の価格帯を切り下げられずに長期EMA上で反発している限りは、上昇トレンドの継続期間です。上昇トレンドラインのブレイクアウト後、ボックス相場に移行してネックライン(転換線)を形成後、長期EMA(200日線)がグランビル売りの法則1でローソク足との位置関係が逆転した場合に注意しておくと良いと思います。

2-2.上昇➡︎ボックス➡︎下降(転換)

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上昇トレンド➡︎ボックス相場(レンジ期間)➡︎下降トレンドへと移行(トレンド転換)する場合、理想的な形状としては上記の内容です。
中長期スパンでグランビル買いの法則1〜3により、上昇トレンドがしばらくの期間まで継続してきた場合、反落ポイントとしてまず意識しておきたいのが25-75EMAのDCとMACDヒストグラムのピークアウトです。これらが起こっている場合はトレンドが継続するにしても転換するにしてもボックス相場へ移行している可能性が高く、膠着が起こっている認識をしておく必要性があるでしょう。
その後に形成される直近の安値(グランビル買いの法則3)の価格帯がネックライン(転換線)として市場からは意識され出すでしょう。ネックラインを明確に下抜けられればトレンド転換、ネックラインを切り下げられずに再び高値を切り上げ始めるのであれば上昇トレンドは継続とみなします。
長期EMA(200日線)が、ローソク足の上側に突き抜け出す場合は上値抵抗線(レジスタンスライン)として機能するので、上昇トレンドラインやネックライン(転換線)をやや切り下げやすい体勢にと、徐々に移り変わってきます。グランビル売りの法則1までの進展があれば、その後の下降トレンドがどこまで続くかはその時の市場の流れにもよって異なりますが、長期EMAがレジスタンス側にある限りは明確なトレンド転換と認識していて問題ないでしょう。

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上昇トレンド➡︎ボックス相場(レンジ期間)➡︎下降トレンドへとトレンド転換する場合、上昇トレンドラインの角度が徐々に穏やかに切り替わっていき、その後にボックス相場に移行するのが展開的なパターンです。
基本的には、前回の明確な安値位置を切り下げた段階で下降転換になりますが、見る場所によってはその後の下降トレンドが継続しているのかどうか、判断に欠けるポイントも多く見受けられると思います。解決策としては、下降トレンドへの転換後に重点を下降トレンドラインと長期EMA(200日線)に置くことで解決します。トレンドラインを引くのがまだ苦手な方もいるとは思いますが、トレンドラインの角度が市場から意識されやすい45度前後であれば、長期EMA(200日線)が通る近辺に下降トレンドラインを線引きできるでしょう。
25-75EMA間のゴールデン・クロス(GC)とデッド・クロス(DC)、MACDヒストグラムのピークアウトとボトムアウトは、グランビルの法則で売り場となる戻り目のポイントで調整が入るたびに上下に切り替わっているのがチャートから分かると思います。逆に、下降トレンドラインや長期EMAに沿って価格帯を切り下げている最中に、25-75EMAやMACDヒストグラムが切り替わる場合は下降トレンド中の短期上昇の調整期間(グランビル買いの法則4)と捉えておくと良いでしょう。
25-75EMA間とMACDヒストグラムの青色部分は修正波での下降中で、みず色部分は修正波での上昇調整の期間中です。直近の高値価格である、ネックライン(転換線)の価格帯を切り上げられずに長期EMA沿いで反落している限りは、下降トレンドの継続期間です。下降トレンドラインのブレイクアウト後、ボックス相場に移行してネックライン(転換線)を形成後、長期EMA(200日線)がグランビル買いの法則1でローソク足との位置関係が逆転した場合は注意しておくと良いと思います。

2-3.過去チャート分析内容(各種一例)

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9月初旬頃から、全て同内容のものをディスコードに添付している過去チャートの参考画像になりますが、短中期EMA間のゴールデンクロスとデッドクロスのみのシグナルでも、月次の判定では5ヶ月ほど連続でプラスとなっています。
各種トレンド発生時に置いて、損切り後に途転するポイントの節目もやや見受けられますが、それを含めての総合的な値幅でも抜けている利幅は単純に毎月プラスですね。4月以降、大きな上昇トレンドが形成されているため比較的にロング側のポジションメイクで長めの利幅を拾えている印象です。

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上記のような形成チャートだと、下降収束型トライアングルで下抜けのイメージを持っている方が多いですが、ディセトラは必ずしも下抜けする形成チャートではありません。
下降トレンド中の収束型トライアングルは勿論、トレンドが継続される限りは下方向に抜けやすい傾向にありますが、上昇トレンド中の形成チャートなので上方向に抜けていく可能性も比例して高くなってきます。なので、ブレイクする寸前まで板とポジションの偏りがないか等のチェックは必須です。売り板厚く含み損ロングが多い場合下抜け、買い板厚く含み損ショートが多い場合上抜けする予想を立てています。

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3~4月頃からGCの発生により上昇転換していますが、現在もそのトレンドは続いています。上昇トレンドラインと直近安値から形成されるネックラインの明確なブレイクアウトで下降トレンドへの転換を視野に入れて相場を見ることになりますが、現在はその分岐点の様子です。日足ベースのチャートになると、短中期EMA間のGCとDC、MACDヒストグラムのピークアウトとボトムアウトも明確でトレンドの転換でその方向性としては見極めやすいローソク足の形を作っていますね。

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上記のようなチャートの場合、個人的にはあまり触りたくない形になります。8月の急落以降はボックス相場が続いており、移動平均線などのトレンドの方向性を刺し示すようなテクニカル指標自体が機能していないイメージです。RSIなどのオシレーター指標であれば、そこそこ綺麗な数値を現しているかもしれません。

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25500〜26500間で8月の期間中はレンジ気味の相場が続いており、未だ方向感に欠ける値動きは続いています。8月初旬頃からの急落以降、上下に値幅のあるローソク足が形成されているためスキャ・デイトレが主軸の取引方法の方々は、この相場に振り回されたような痕跡を残す形となっています。短中期EMA間のGCとDCと、MACDヒストグラムの移り変わり方を上手く併用すると回避できそうなトレンドの切り替わり方。

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日経225やダウ平均と同様に、ナスダックも触りにくい状況は変わらずですね。今年8月初旬頃の急落までは比較的にトレンドも明確に形成されて来ましたが、ここ1ヶ月くらいは方向感を失ったローソク足の推移が進行しています。調整が終わり、再度トレンドが中長期的に形成されるまでは時間足チャートだと静観がオススメです。

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現在も時間足だと値動きは分かりにくい状態が続いているため、日足で記載しています。去年9月頃から、高値切り下げ安値切り上げの収束型トライアングルが形成されているため、その短中期EMA間のトレンドの切り返し方が早まっているためです。周期的なトレンドのサイクルに一定期間の継続が見受けられない場合は調整期間で膠着中と捉えて、基本的に移動平均線を用いての相場は触らない事をお勧めします。長期EMAも方向感に欠ける展開のため横ばいに推移中。

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現在も、1445ドルから上目線は継続中です。6月以降、貴金属系のチャートはリスクオフ思考から買いの需要が伸びているため価格帯を大きく上昇させています。中長期的に形成されていくようなトレンド発生時だと、移動平均線はとても優秀なテクニカル指標なので現在のgoldにも当て嵌まりますね。現在は、安値2点を結ぶ上昇トレンドライン沿いにローソク足が位置しています。

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今年の3〜6月は中長期的に下降トレンドを形成していましたが、6月以降は中長期的に上昇トレンドへと転換しています。MACDヒストグラムの転換の仕方がとても綺麗で、6月初旬頃の0ラインを上方向に割り込むボトムアウトから上昇トレンドへと転換済み。ローソク足も小刻みな値動きが少ないため、短中期EMA間のGCとDCも比較的に一定期間の距離を置いた後にトレンドが反転しています。

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今月の値動きの振り返りになります。先月末にかけて下降フラッグを形成、8月初旬頃からファンダの影響とも重なり急落しています。その後、形成された下降ウェッジを出来高の伴った急騰で上抜けブレイクして以降、ややボックス相場のような値動きで大きなトレンドは発生しておらず、現在も方向感に欠ける展開が続いています。

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4月以降、断続的に高値安値を切り下げ続けているため中長期的な下降トレンドは継続中。平行チャネル枠内で短期的に下降フラッグを形成、上昇調整後に下抜けています。調整の膠着期間に消耗、順張りでのトレンドフォロー時に長く利幅を伸ばしています。

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ドル円や他クロス円と同様に、春頃から中長期的に下降トレンドが継続されてきています。平行チャネルで線引きしている枠内を推移しており、崩れるように急落しているため戻り高値も殆ど見受け現在は下降フラッグを形成しているため、高値安値を切り上げられない限りは上昇調整の認識で、下降トレンドは継続の見込み。

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4月高値を天井に、現在まで価格帯は高値安値ともに切り下げている状況なので、中長期的に下降トレンドを形成しています。合間に上昇調整で下降フラッグを作り、下抜けブレイク後に崩れるようにして下落。方向性が分かっている場合はリターンムーブを待つ必要性も無く、長い目線でのトレンドフォローであればブレイク後から即座に着いて行っても特に問題ないと思っています。(※ストップロスは必須)

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平行チャネルで、現在進行中の中長期的な下降トレンドの全体像を包みにくかったため無理に線引きこそしてはいませんが、ドル円や他クロス円と同様に4月高値以降は高値安値ともに切り下げている状況です。流れ的には特に何も変哲のない形状で、下降トレンド→下降フラッグ→下降トレンドで短期的な上昇調整を含む周期的なサイクルとなっています。

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今年はトレンドが大きくできず、方向性の判断が1〜4時間足だと非常に難しいため、日足で記載しています。円と同様に安全資産であり、リスクオフの時に買われやすい傾向にあるため、今年は値動きの膠着が激しく移動平均線を用いてのテクニカル分析は個人的に難易度が高く感じます。ドル円や他クロス円の方が比較的にトレンドも発生しやすいイメージ。

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ドル円や他クロス円と同様に、春以降は高値安値を切り下げているため下降トレンドは継続中と見ています。下降トレンド中に形成される内部波動は、比較的にトレンドラインを引きやすく形としては捉えやすい展開。8月月初め頃の急落以降は、レンジ気味の相場でやや方向感に欠ける推移となっています。

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去年の5月頃から急落して以降、値幅の少ないレンジ寄りの下降トレンドが継続しているため、1〜4時間足だとローソク足の形も捉えにくいため日足チャートで記載。長期EMAもグランビルの法則によって、上昇トレンド中は押し目買い、下降トレンド中は戻り売りの高値安値をそれぞれ形成しています。

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現在のケーブルも、ドルストレートなのでユロルと似たようなトレンドの転換と継続の仕方となっています。2017年に入ってから上昇トレンドを形成、2018年の4〜5月頃の高値が天井となり下降トレンドへと転換。去年と同様に、GW明けから急落している点は類似したような推移ですね。

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ドル円クロス円と並行して、ドルストレート系も中長期的に下降トレンドを形成しているため、オージーも長い目線での順張り(トレンドフォロー)は下方向になります。4月高値を主軸にしている下降トレンドラインを上抜けてからは、下降フラッグを2回ほど形成。現在は下抜けて、トレンドを継続している最中です。

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オージーと同じオセアニア通貨なので、値動きのパターンも似通った形をしています。3月末頃からトレンド方向が下へ切り替わり、5月末頃まで下降トレンドを継続。6月初旬からは、約2ヶ月間かけて下降フラッグを形成。下抜け後、8月から現在まで断続的に高値安値を切り下げている状況です。

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7/15〜7/29頃までは、上昇フラッグを形成してその後に上抜け。8月中旬頃まで上昇トレンドを継続していましたが、それ以降はトレンドが転換していて高値安値を切り下げて続けている状況。長期EMAもサポート→レジスタンスへと移り変わり方がとても綺麗で、抵抗線側に位置付けている限り上値は重い展開になりそうです。

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衝撃波を形成のち、下抜けて修正波へと移行。7月に安値を付けてからは再びトレンドが転換して、8月の期間中は上昇トレンドを形作っています。現在は1.630付近にネックラインを形成しているため、トレンドが継続するか転換するかの分岐点。MACDヒストグラムの移り変わり方は比較的に綺麗です。

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5月に高値を付けてからは、右肩下がりの相場が続いています。7月中旬〜8月中旬頃までのローソク足の値動きは、ややレンジ気味。トレンドの移り変わり方も激しく、移動平均線を用いて予想はしにくい状況が続いていましたが、それ以外の箇所だと比較的に移り変わり方はそこそこ綺麗なイメージです。

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去年12月に上昇フラッグを形成。年始に安値を付けて大きく反発し、上昇フラッグを上抜けブレイクアウト。今年4〜5月を目処に、下降フラッグを下抜けてからは現在まで、高値安値を切り下げ続けているため下降トレンドは継続中です。小刻みな値動きが少ないため、トレンドの継続具合は視認しやすい状況が続いています。

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月〜7月中旬まで下降トレンドを形成。下降トレンドラインをブレイクアウトしてからはトレンド転換しており、上昇トレンドへ切り替わり現在も継続中です。短中期EMAのGCとDC+MACDヒストグラムの移り変わり、長期EMAもグランビルの法則で押し目と戻り目は明確。

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7月中旬から下降フラッグを形成、8月初旬頃からブレイクアウトして急落。その後も再び下降フラッグを形成していますが、時間足などで見る場合はレンジ気味の相場なので移動平均線は使用しにくい状況。個人的には、他の通貨ペアを触る方がオススメです。

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4月に高値を付けて以降、高値安値を切り下げながらローソク足は推移している状況です。線引きした右肩下がりの平行チャネル枠内で、合間に上昇ウェッジや下降フラッグを形成しつつ短期的な上昇調整を繰り返しながら下降中。高値安値を明確に切り上げられない限りは、下目線で継続です。

2-4.その他EMA+MACDに関する要点

青矢印や赤矢印は、ケルトナーチャネルストラテジーで設定数値は基本的に100付近にしてますが、短中期EMAのGC(ゴールデンクロス)やDC(デッドクロス)、MACDのヒストグラムのピークアウト、ボトムアウトに合わせるために100〜200の間で微調整してたりします。結論としては、急騰や急落後に形成される形成チャートによる調整期間の細かい値動きでの消耗を防ぐため。ブレイクアウト時は出来高の伴った急激な上下動が起こる可能性も比例して高くなってくるため、その間に順張りでのトレンドフォロー時は長めの利幅が拾える計算になります。レンジ期間では消耗します。
基本的に、中長期で形成されていくようなトレンドに対しての順張り(トレンドフォロー)で、長くの利幅を拾えるようにテクニカル指標を特化させたトレードスタイルが今回のnoteの肝となります。中長期上昇トレンド中に合間に形成される短期下降調整や、中長期下降トレンド中に合間に形成される短期上昇調整が入る場合は膠着しやすい傾向にあります。
調整が終わり、トレンド継続のGCやDCが発生した段階で順張りを視野に入れると長く利幅の拾えるポジションメイクが可能となってきます。ここは理屈ではなく、どちらかといえばライントレードで線引きなどの培ってきたスキルが試される場面となりますね。ダウ理論を用いつつ方向性を予想分析していく各それぞれ個人間のスペックの高さがそのまま月次にも反映されていくと思いますが、普段から常日頃ディスコードに記載されていっている分析図を参考にしてみてください。同じラインをチャート上に線引きするなり、試行錯誤すればそのまま経験として蓄積されていきます。無料で記載しているポジションメイクのnoteを深読みするなどして、日々日頃からの相場感を身に染み込ませていくのを心がけましょう。
トレンドが中長期的に継続され、レンジ期間に移行した後にトレンド転換が起こった場合、その後のトレンドも一定期間は継続される見込みがやや高まってきます。1〜4hベースの時間足であれば、市場からの騙しも少なく短中期的EMA間のGCとDC、またMACDヒストグラムのボトムアウトとピークアウトによって切り返しの方向性も分かりやすくなると思います。ヒストグラムも細かに0地点を跨ぐ形ではなくて、一定量の山や谷を形成していく形が理想的で、1〜2ヶ月間はトレンドが継続されてきた後に、トレンドが反転してシフトするような周期的なサイクルが好ましいですね。
平行チャネルでの衝撃波や転換後の修正波などによるダウ理論、売り板や買い板、ポジション比率などのチャート外からの情報からにより、そのブレイク方向はより明確になってくるのでライントレードでの線引きは練習しておいても一切損はありませんし、テクニカル分析を行う上でとても役に立ちます。1日30分でも良いので、時間の空いている時にライントレードの練習は怠らずに日々日頃からチャート上に線引きすることをお勧めします。
グランビルの法則や、ネックライン(転換線)を用いながらトレンドが継続するのか転換かを見極めるのが今回の組み合わせ方にも必須のスキルとなってきますので、相場に慣れるまではDiscordに添付されているチャート画像と上記の各種項目欄を照らし合わせてみたりして、後々に経験を積んで相場に活かすことを意識していきましょう。

追記:

過去チャートになりますが、2020年1月1日〜2月10日までのBTCです。1時間足に25-75EMAのロジックを併用したGC・DCのシグナル方法で、トータル換算は含み益中の利幅も合わせて+27万円幅程度。
去年も6ヶ月以上連続で月次がプラスになるなどボラティリティの高い市場では移動平均線も活用しやすいイメージで、去年の最終的な年次も大きくプラスだったため未だに結果が出せていない方にはお勧めです。

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