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【週間】星占い(22年4月25日〜5月1日)

※旧ブログからの転載。2022年のもの

皆さんこんにちは。西洋占星術を勉強中のエレノアです。
1週間ぶりの更新となりますが、4月25日〜5月1日までの星を読んでいきます!

(※東京12時のチャートを参照)

4月25日(月)

月は水瓶座。水瓶座の土星とコンジャンクション。牡牛座の水星とスクエア。

「未来」や、未来像への意識が高まりやすい日。また、その未来像をどうすれば手に入れることができるか? 形にできるか? など、「こういう未来にしていきたい」という意識と現実との落とし所を探るような日。

ただし、牡牛座の水星とスクエアになっている点が一筋縄ではいかなそう。
「いやいやそんなこと本当にできると思う?」とか、「今のままでいいじゃん。安定しているのにわざわざ壊すようなことする必要ある?」「それってただの理想論だよね?」など、望む未来像を具体的な形にするべくストイックに追求したい感情と、実際的思考や慎重な考えとが葛藤しそうな1日。未来と現状のギャップを感じて、不安になってしまう人もいるかも。

特に今は、牡牛座と魚座と山羊座の天体が小三角形を結んでいる時期。チャート全体を見ても、土と水のエネルギーが優勢している。どちらかというと、「守りに入りたい」とか「思い切ったことをして攻めるより、身の回りのことをキチッと固めたい」「現実的な思考と行動で、確実に実益に繋げたい」というエネルギーの方が強そうなので、「未来」に向けて思い切った行動を取るのは、もう少し先でもいいのかもしれない。
「確かに現実的に難しい部分もあるとは思うし、リスクもあるだろう。でも、現状ばかり見ていると、徐々に足元を見失うこともある。だからこそ、今すぐ実行に移すかはさておき、未来のこともちゃんと意識したり考えたりしておくべきだ」、という心構えでいることが、ちょうど良い着地点となる日かもしれない。

4月26日(火)

月は魚座に移動。金星・火星・木星・海王星と合わせて、魚座に5天体もいる。魚座の大漁祭り。月は火星とコンジャンクション。牡牛座の天体と魚座のセクスタイルも多く、水星と冥王星はトライン。

魚座に月がある約3日間は、1ヶ月のサイクルが終わるときなので、1ヶ月分の感情の浄化や放出、感情の洗い流しなどが起きやすいタイミング。1ヶ月、一所懸命頑張ってきた自分を癒したり、感情を労ってあげたりするのに良い時になる。
特にこの日は、前日の25日以上に土と水のエネルギー満載な日。水瓶座の土星以外、すべて土と水のサインに天体が集まっている。

この日は、何かを「やるぞ!!」とテンションを上げて気持ちを盛り上げるというより、お茶をゆっくり飲んで静かに内省したり、何か創作物などを見て感情を癒してあげたりする方がぴったりかもしれない。
魚座は芸術の星なので、映画やアニメを見て思い切り泣くとか、ロマンティックな楽曲に身も心も委ねて心を解放したりなど、感情活動と芸術をうまく組み合わせるのも良さそうな日。一歩間違えるとズゥゥゥゥゥウンと沈み込んでしまう可能性もあるので、落ち込むのではなく、自分の感情のケアを意識してあげたい。

1週間が始まったばかりの火曜日なので、あんまりそういう気分にはなれない人もいるかもしれないけれど、できれば「1ヶ月間よく頑張ったね」と自分に寄り添ってあげたいところ。

4月27日(水)

月は引き続き魚座。昨日に引き続き、魚座の大漁祭り。月は金星、木星、海王星とコンジャンクション。昨日まで太陽と冥王星のスクエアだったが、この日から抜ける。

昨日の26日と、そこまで大きくは変わらなそうな感じの日。引き続き土と水のエネルギーが強いため、内省的な時間となりそう。
月が金星、木星、海王星とコンジャンクションしているため、昨日よりもさらに気持ちがウェッティになったり、あるいは強く「夢見心地」になったりするかもしれない。ロマンティックでキラキラした愛の時間、みたいなイメージも湧く。

ただ、そこには不思議なバランス感覚がある。牡牛座の太陽・水星・天王星の軍団が、月も含めた魚座の天体たちとセクスタイルで絡んでいるため、浮世離れてしまう感じや、夢とロマンに思いがいきすぎて異次元へGO、みたいな感じはあまり強くない。のんびりと夢を見るも、不思議な現実味がある。

また、4月10日から昨日まで続いていた太陽と冥王星のスクエアがなくなるため、4月中旬からなんとなく「重苦しい」「なんかしんどい」「閉じ込められてるような息苦しさ」「強迫的な感覚」を感じていた人たちは、ひとまずその影響は徐々に解消されていきそう。特に活動宮の方々(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)はこの影響を感じていたかもしれないので、ひと山超えた感じにホッとできれば幸いです。

4月28日(木)

月が牡羊座へ移動。魚座の木星とコンジャンクション。

2日間ほど続いた魚座の大漁祭りが多少落ち着き、「スタート」を切るエネルギーへと切り替わる。1ヶ月のサイクルが始まるタイミング。

全体的にはまだ土と水のエネルギーが強いものの、月が牡羊座に入るだけで、ガラッと雰囲気が変わる。しばし姿を消していた火のエネルギーが入ってくるため、昨日までのふんわり・のんびりとした内省モードに、外向的な情熱のエネルギーがビュンッ!!と勢いよく加わってきて、「抜けた!」「突破するぞ!」という感覚がふっと湧いてくるかも。

サインは違えど月は木星とコンジャンクションしているため、気持ち的にはおおらかに、悠然と構えることができそうなムードが漂いそう。牡羊座の月なので、おおらかで寛容なエネルギーに、行動的・何かを積極的に仕掛けていく色も加わる。自信を持って、何かに当たっていく・始めていくことができそうな1日。

何かしらクリエティブなことに挑戦することにも向きそう。牡牛座の水星と山羊座の冥王星がトラインの時期なので、この日挑戦したことが後々、目に見える「成果」に繋がりそうな印象もある。

4月29日(金)

月は引き続き牡羊座。水瓶座の土星とセクスタイル。

久々に火と風の外向的なエネルギーが感じられそうな1日。

未来を見据え、やる気を起こしていく。望む未来を現実化させるために、行動力と意欲を使っていく。この数日間続いていた、土と水の「内に溜め込むエネルギー」に多少の風穴が開いて、外の空気を吸うこと・外の空気を吸いに出かけることへの意識がちょっと出る。

また、牡牛座の太陽と天王星がコンジャンクションの度数に入り始めているため、人生の方向性や生き方そのものへの問い直しや改革の兆しが、そろそろ個々人に出始める頃かもしれない。

牡牛座の水星と水瓶座の土星は、スクエアを形成中。「このままのやり方や価値観、考え方で新しい時代に乗れると本当に思うか??」など、旧時代と新時代の間での葛藤も、一種のスパイスとして機能しそう。

まとめると、この日は牡羊座の月と水瓶座の土星で「新しい未来を形作ることに対する意欲」が燃える1日。一方で旧時代・新時代の価値観の違いや未来に他するプレッシャーもあり、「ううううんんん」と葛藤する感覚もある。しかし、牡牛座の太陽・天王星が「人生の建て替え」「生き方のアップデート」を迫っている。
そのため、旧時代・新時代の間での葛藤は「必要な悩み」として捉え、これから先のアップデートされた生き方のために「未来に向かう意欲」を取り入れていく、といったスタンスでいると良い1日になるかもしれない。

★4月30日(土)

月は牡牛座へ移動。太陽とコンジャンクション。
山羊座の冥王星が、3時34分に逆行を開始する。
また、7時24分に水星が牡牛座から双子座へとイングレス。

今週のポイントデー①。

山羊座の冥王星逆行と、水星のイングレスというなかなかにインパクトのあるイベントが、同日中に起きる日。

まずは冥王星の逆行について。冥王星の逆行期間は、この日から2022年10月9日まで、およそ5ヶ月間に渡って続く。
トランスサタニアンの逆行は長期間に渡るので、即時的な形での影響はそんなにないかもしれないけれど、自分自身や社会の根底的な部分に、ジワジワ・ジリジリと影響が及ぶ可能性が考えられる。

石井ゆかりさんの著書(※)によれば、大きな天体の逆行時期は「これは逆行現象だ!」という体感はあまりないかもしれないが、「順行→逆行」に転じる前後の時期に、印象的なイベントが発生することがある。例えば社会的にインパクトの大きな事件が起きるとか、マーケットが大きく変動する、など。

※『石井ゆかりの星占いの教室ノート』『星読み+』

今回は冥王星で起きる逆行なので、「徹底的な破壊と再生」、物事の「異化」作用的な影響が考えられそう。
社会レベルでは、「山羊座」の冥王星ということで、社会的な事柄に関して、徹底的な破壊と再生の影響を感じる出来事が起きるかもしれない。昨今の時勢を鑑みると、個人的に思い浮かんだのは「経済」の2文字。円安の動向とその影響に関する衝撃的な出来事や事件。経済の停滞。経済システムそのものの停滞や、見直し・考え直しなど。また、政治や大企業、今の社会で権力を過剰に持っている人達や集団が、経済的な影響と無関係でいられるとも、個人的には思えない。

個人レベルでは、「すでに終わったと思っていた問題が再び立ち現れてきて、しかもその内容が、自分の存在の根幹に関わることだった。非常に苦しいけれど、自分自身を再生させるためにも向き合わざるを得ない」、といったことも考えられそう。

山羊座の冥王星の逆行期間は10月まで続く。社会・個人レベルの出来事には必要以上に怖がらず、ときに仲間や友達、家族などの気を許している人たちと助け合ったり、協力し合ったりしながら、努めて冷静に動向を見ていきたいと思う次第。

そして、水星のイングレス。双子座への移動。

コミュニケーション・情報伝達・通信・ビジネス・SNS・報道・思考・知性などを表す水星の本拠地のひとつは双子座なので(もう一つの本拠地は乙女座)、今回の移動は、水星にとっては自分の家に帰ってきたかのような居心地の良さ。

水星が双子座に移ると、コミュニケーションの雰囲気は、軽やかでスピーディー、フレンドリーなものとなり、情報のやり取りや人との交流も活発になっていきそう。

ただし、本領発揮はもう少し先になる。というのも、5月10日から水星が逆行を開始し、そのまま牡牛座に戻ってしまうから。5月7日から水星が「留(ステーション)」という時期に突入するので、双子座の水星がストレートにその威力を発揮してくれるのは、わずか7日間程度。水星が双子座に入ったと思ったらまたすぐに牡牛座に戻ってしまうため、コミュニケーションや交渉事、情報伝達の雰囲気が「切り替わった!」という感じは、そこまで強く出なさそう。

この日は水星イングレスということでポイントデーではあるものの、双子座水星の本領発揮力を楽しめるのは、6月に入ってからかな。

6月中旬ぐらいまでは、牡牛座水星の慎重な思考や保守的な考え方、塾考すること、一歩ずつコツコツと話し合って物事を進めていく、といったムードが続きそう。あとは、他人の話や周囲の状況、情報に振り回されるのではなく、「自分のブレない考え方とは何か?」を考える機会があるとか。

水星逆行中は、連絡や交渉事の停滞・コミュニケーションの行き違い・交通の遅延などが起こりやすいといわれる。牡牛座水星の逆行中はもしかしたら、交渉ごとが一層慎重になったり、仕事の見直しが多く発生したり、安全点検を重んじるあまり物事が一層進みにくくなる、といったことも起きるかもしれない。

★5月1日(日)

月は引き続き牡牛座。

今週のポイントデー②。牡牛座での部分日食。部分日食は5時29分に起きる。

※本当は別途詳しいリーディング記事を書きたかったのですが、日食図・月食図の読み方に関してはまだ不勉強な点が多く、自分の中でもう少しちゃんと勉強してから外に出したいので、今回はスキップします。年内に、日食・月食の講座を受けて勉強する予定です。

この記事では、本当にサラッと読む程度の記述に留めます!

月食・日食は年に2〜5回程度起きる。どちらも新月・満月の一種ではあるものの、大きな違いは、日食・月食は半年間の「切り替え」のタイミングということ。社会的な影響力も大きく、重要な節目のひとつとされている。

今回は牡牛座で新月、部分日食が起き、天王星もコンジャンクションしている。
天体は上(南)に集中しており、下(北)には1ハウスの双子座水星しかいない。

社会的な領域・公的な領域への影響が強そうな半年間となる気配。
特に、MCと山羊座の冥王星がコンジャンクションしていることが気になる。ストレートに読むとすれば、社会的な仕組みや枠組みの徹底的な破壊と再生。上述したように、冥王星が逆行を開始することも鑑みると、社会の枠組みや仕組み、構造が、根本的なところから変化していく流れを感じざるを得ない半年間になるかもしれない。

とりわけその影響が強く出るのは、やはり経済面となる可能性が考えられる。
というのも、今回の日食がそもそも牡牛座という「経済」「金融」を表すサインで起きるから。しかも天王星も乗っているため、経済や金融の急変や波乱といった動きが、どうしても連想されてしまう。アセンダントも牡牛座となるので、ここから半年間のテーマは「経済」「金融」の動きにあることは確実といっても過言ではないのかな…と。
山羊座の冥王星と牡牛座のアセンダントは、トラインになっている。トラインは一般的には非常に良い角度とされているものの、個人的には、今回に関しては残念ながら、経済において良い流れが期待できるとはあまり思えない…。 

とはいえ、魚座の大群が、なんとかそれでも希望になってくれるのではないか、と思いたいところ。また、魚座の火星と牡牛座の太陽・月・天王星はセクスタイル、魚座の木星・金星・海王星と山羊座の冥王星もセクスタイルとなっている。
魚座の「弱者を救済したい」というエネルギーや思いが、経済的困窮者や経済的弱者に手を差し伸べる、あるいはそういった人達を支援するべく人々が一斉に声を上げる・人々が立ち上がるといった動きが出ることに、なんとか期待したい。
というのも、魚座の天体たちは11ハウスに集合しているため。11ハウスは、友・仲間・自由・人々の力といった民主的なエネルギーを表す領域・分野なので、市井の人々が互いに助け合うような動きや気運が高まる可能性も0ではなさそう。11ハウスの要素が強調される半年間となれば、経済的な危機の流れにあったとしても、民主的な力や活動によって、なんとか乗り越えられる方向性も視野に入れておきたい。

まとめ

・ポイントデーは4月30日、5月1日。

・週の前半27日ぐらいまでは土と水のエネルギーが強く、内省的な時間が続きそう。どちらかというと、「守りに入りたい」とか「思い切ったことをして攻めるより、身の回りのことをキチッと固めたい」「現実的な思考と行動で、確実に実益に繋げたい」という雰囲気の方が強そう。感情のケアにも向く時間。
外向的なエネルギーが少しずつ入ってきて、「抜けた!」みたいな雰囲気に切り替わってくるのは、28日以降になりそうな1週間。

・4月30日、山羊座の冥王星が逆行を開始。水星が双子座へイングレス。

山羊座の冥王星逆行によって、社会的な事柄に関して、徹底的な破壊と再生の影響を感じる出来事が起きるかもしれない。昨今の時勢を鑑みると、個人的に心配なのは経済の分野。円安の動向と、その影響に関する衝撃的な出来事だったり、経済の停滞が起きる可能性。それらの見直し、考え直し。私個人としては、政治や大企業、今の社会で権力を過剰に持っている人達や集団が、経済的な影響と無関係でいられるとは思えない。

個人レベルでは、「すでに終わったと思っていた問題が再び立ち現れてきて、しかもその内容が、自分の存在の根幹に関わることだった。非常に苦しいけれど、自分自身を再生させるためにも向き合わざるを得ない」、といったことが起きるかもしれない。

トランスサタニアンは、順行から逆行に転じる前後の期間に何かしらインパクトの大きい出来事が起こりやすいともいわれているため、なるべく冷静に、起きた出来事を観察したり、受け止めたりしたいところ。

水星の双子座イングレスについては、本領発揮するのは実質6月中旬以降になりそう。すぐに逆行して牡牛座に戻ってしまうため、6月中旬ぐらいまでは、牡牛座水星的なムードの方が続きそうな印象。具体的には、慎重な思考や保守的な考え方、塾考すること、一歩ずつコツコツと話し合って物事を進めていく、といったコミュニケーションの取り方。他人の話や周囲の状況、情報に振り回されるのではなく、「自分のブレない考え方とは何か?」を考える機会があるとか。

牡牛座水星の逆行中はもしかしたら、交渉ごとが一層慎重になったり、仕事の見直しが多く発生したり、安全点検を重んじるあまり物事が一層進みにくくなる、といったことも起きるかもしれない。

・5月1日、牡牛座で部分日食。今後半年間の、切り替えのタイミング。

天体の南半球への集中。MCと冥王星のコンジャンクション。牡牛座での部分日食(=特別な新月)、新月と重なる牡牛座の天王星。
社会的な仕組み・枠組み・構造が、根本的なところから変化していく流れを感じざるを得ない半年間になる可能性。部分日食が起きる牡牛座は「経済」「金融」を表すサインであることから、その影響はお金に関することに顕著に現れそう。
天王星も乗っているため、どうしても、経済や金融の急変・波乱といった動きは連想されてしまう。アセンダントも牡牛座にあり、山羊座の冥王星ともトラインを結んでいるため、これから半年間のテーマが「経済」にあることは確実といっても過言ではなさそう。

11ハウスでの魚座の大漁祭り(火星・金星・木星・海王星)と、魚座の天体が牡牛座の天体、山羊座の冥王星とそれぞれ絡んでいることに、希望を見出したい。
経済的困窮者や経済的弱者に手を差し伸べる、あるいはそういった人達を支援するべく人々が一斉に声を上げる・人々が立ち上がるといった動きが出ることに期待したいところ。
11ハウスの要素が強調される半年間となれば、経済的な危機の流れにあったとしても、民主的な力や活動によってなんとか乗り越えられる方向性も視野に入れておきたい。

以上、今週の星予報でした。

今週末からGWに入られる方も多いと思います。楽しい休暇となりますように!

星の動きが1週間の過ごし方・暮らし方のご参考になりそうでしたら、光栄です。

皆様にとって、良き1週間となりますように💐

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