「#結句きみはアイドル」に参加して
こんにちは、0108dpiです。
先日、偏頭痛さん主催の「#結句きみはアイドル」という短歌企画に2首寄稿させていただきました。寄稿ってこの使い方で合っているのでしょうか。短歌を詠んだこともなければ何かをどこかに寄稿した経験があろうはずもなく……背伸びするくすぐったさにそわそわしてしまいますね。noteもはじめてだし。
▼短歌企画「#結句きみはアイドル」
https://x.com/tanka_headache/status/1788856557603815653?s=46&t=aWacSc-9kXJjcCSr3dYoGQ
さて、「この方の職業は?」と聞かれたら100人中100人が「アイドル!」と答えるような、そんなアイドルらしいアイドルを追いかけた経験は私にはありません。ですが、偏頭痛さんの短歌を目にするたび、「アイドル短歌ってすご〜〜!」「ていうか偏頭痛さんの短歌すき〜〜!」の気持ちがふくらみます。
心の中で持て余す無形を、誰かに伝えるために形に起こすのが表現ないし創作だと思っています。その方法に短歌を選んで、31文字にぎゅぎゅっと詰め込んじゃうなんて、なんてスマートなやり方なんでしょう。粋です。知れてよかった!
というわけで、まずはやってみよう!私も詠んでみました。そもそも私にとってアイドルってなんやねん、というところから始まりましたが、答えは出ていません。強いて言えば、きらきらしてるひと!
1.ぎゅっと抱くあふれる愛に愛されて
まるごときらめくきみはアイドル
1首目は、高生紳士さんという方を浮かべて詠みました。「高生紳士 アイドル 🔍」で脳内検索をかけたときにイメージした光景をそのまま言葉に変換しています。せっかくなので、絵にも起こしたいです。
私は、高生さんに対して、自分の生み出した創作物や一緒に活動するメンバーたちへの愛にあふれる方という印象を抱いています。高生さんが素直にそれらを大切にして、すると大切にされた方もまた高生さんを照らし返して、彼の愛が、高生さん自身も高生さんの好きな人やものたちも、ぜんぶまるごときらきらと輝かせます。そんなカリスマ性のあるひとだなあ、アイドルだなあ、という歌です。
2.綺麗事 それでもそこに立つことを
選んで歌うきみはアイドル
2首目は、竹渕慶さんというシンガーソングライターを浮かべて詠んだ短歌です。豊富な経験を持っていて聡明で、何にだってなれただろう彼女が、だけど選んでマイクを握り、ステージに立ち続ける強さ、かっこよさを詠みました。
彼女からは、綺麗事では救えないものがあるとしても、それでも世界のためにみんなのために自分にできるのは歌い続けることだ、という一貫した姿勢をいつも(勝手に)感じています。曲からも、ライブのMCからも。祈るように手を合わせて歌う彼女の声を聴いて浮かぶ感情を、どう表すのがよいのかわかりません。
彼女はアイドルではなくシンガーソングライターなのですが、私にとっては間違いなくアイドルです。だって歌声にお喋りに考え方に笑顔に生き様に虜だから!
最後に
短歌のうまいへたなどまっったくわからないド素人ですが、楽しく参加させていただけてワクワクしました。新しいことをやってみるのは、やっぱり楽しいです。せっかくだからと言ってやったことないnoteをしたためちゃうくらいに。
何よりも素敵な機会をくれた偏頭痛さん、ありがとうございました!