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この場を借りて駅員さんに感謝申し上げたい。

ある日の出張で。

帰りの特急の時間変更をしたくてみどりの窓口に並んでいた。

夕方だったこともあり、入り口からはみ出るほどの行列ができていたが
駅員さんは2人しかいなかったので、なかなか列は進まない。

ある外国人は、既に発車した特急に乗り遅れたらしく、
どうにかならないかと駅員さんと話し込んでいた。
そのせいで窓口の1つは封鎖し、余計にジリジリとした時間が流れていた。

すると、どこからか別の駅員さんがやってきて
列に並んでいる人それぞれに要件を聞き始めた。

どうやら、その人で答えられるものはその場で解決し、少しでも待ち時間を減らすという試みらしい。

私の前の女の子は、学割がどうのこうのという用件だったため、
「あ、では申し訳ないですがしばらくお待ちください。」
と言われていた。

私も待つ羽目になるだろう…
と可哀想だけど別にいいですよ的な表情で待っているとついに私の出番がやってきた。

駅員さん「お客様はどのような?」
私「あ、時間変更したくて…」
駅員さん「あ、じゃあそれは機械でやりましょう。」

私はすべてを理解し、咄嗟に
「あ。そうっすよね!笑笑」
っと言いかけたがそんな言い訳タイムは与えられず、
スムーズに長蛇の列から外され
大勢の前で機械の使い方を教えてもらうことになった。

変更はばっちり機械で完了し、
私は望み通りのチケットを手に入れることができた。

加えて帰り際には「気をつけてお帰りください」と笑顔で挨拶されたので、
えへへ、あざした〜
とみどりの窓口を後にした。


駅員さん、この場を借りて。

声をかけていただきありがとうございました。
恥ずかしかったけど、機械の使い方がとても勉強になりました。

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