輝く光はとても、眩しい……
21日目
日記と称して思うことを書き残して三週間が経ちました、相変わらずテレビはコロナの話題ばかり
そして今日、緊急事態宣言の延長が発表されて31日までは今の生活が続くようです
今まで異常だった生活が日常となりつつあります、これからの世界が大きく変わり始めてるのかな……そんなことを思いながらとりあえず朝は起きて夜寝る生活だけは続けていきます
午後から体調が悪く鬱の気が激しくなってしまいました
胃のムカつきと激しい頭痛、胸の辺りの締めつけられるような痛みに苦しめられながら布団の上で寝転がっています
本当ならYouTubeで生配信されているライブ映像を見る予定だったのですが途中からキャストさんたちの輝きが眩しくて涙が止まらなくなってしまい見るのをやめました
アーティストさんたちは同世代なのでまた自分と比べてしまい苦しんでしまいました……
眩しすぎる太陽を直視できないように、輝く表舞台で活躍する人たちを見つめることが出来ません
昔読んだライトノベルに「俺は自分の人生では主人公だが世の中からみれば名前のない通行人でしかない」
これは確かにそうなのかなと、全員が宇宙飛行士とプロ野球選手になれないのは分かっています
一部の人たちがなるから輝くのはその通りなのですが、どうしても自分がそこにもし立っていたら人生は違ったんだろうなと考えてしまうのです
色々なことをやる前から諦めてきた人生で日々後悔しています
自分の車を買ってみたい、バイクの免許がほしい、ギターを修理して演奏したい、キーボードをやってみたい、登山に行ってみたい、サーフィンをしてみたい、サバゲーをやってみたい、仕事に復帰したい、一人暮らしをしてみたい、恋人とデートをしてみたい、声優になってみたい、料理人になってみたい、パティシエになりたい……
やってみればいいじゃんと言われますが自分に自信のない人間は自ら行動をすることが極端に苦手になるんです
自分のことを嫌いのままだと前に進めない、進む勇気のない人は残りの寿命が尽きるまでこの日々を繰り返していくんだろうと思います
思いますって言葉が多いのもやらずに考えでものを発しているからです
それは自分がよく理解しています
人は選択しなかった方の道をつねに考え続ける
これは決して逃れることの出来ない人の性なのだと
自分が進んでいる人生は出口のあるか分からない暗闇のトンネルだと思います、それか霧に覆われて数メートルすら分からない道……これが一本道なのか途中で道が分かれるのか、霧が晴れて飛び移れる距離に舗装された道があるのかそれとも……道が途切れて崖なのか分かりません
蕀の道に進む勇気がなければその道の入り口で文句を言いながら膝を抱えて死ぬまで一人泣くしかないのかもしれません