2021全日本パターゴルフツアー選手権!11月大会in福岡
全日本パターはいよいよ九州へ上陸。九州の皆様お待たせしました!
パターゴルフツアーを始めて11カ月、本当に1年間やり通すとは思いもしなかったこの戦いも、間もなく終焉の時が近づいてきております。
◆晩秋の筑前でパターゴルフに興じる
かねてからこのnoteではお伝えしている通り、私と私のATOK(あたおか)な友人は、今年1年間全国各地を舞台にパターゴルフ日本一を決めるべく、全日本パターゴルフツアー選手権大会を開催しています。
何が特徴的かって、それはもちろんゴルフの大会ではなく、パターゴルフに特化しているのです。こんなんやっているのは我々だけだと思います。世界初のパターゴルフツアー大会なんじゃね?
今回はその大会の第11戦目、11月大会の模様をお伝えしていきます。すでに前回10月大会で年間ツアーの優勝者が決定している中、このタイミングで過去最長距離の遠征をするモチベーションはいったいどこから湧いてくるのだろうか。
まず最初に大会に出場する選手の紹介です。
以上の選手によってパターゴルフ日本一を争っています。
続いてこれまでの大会(1月~10月)の成績です。
積み重ねてきた勝ち点と旅費は、我々の努力の結晶。残りわずかとなった大会のひとつひとつに全力を注ぎます。
今回は秋の大遠征・福岡大会です。グルメや観光もさることながら、九州にあるパターゴルフ場とは果たしてどんなクオリティを提供してくれるのでしょうか。九州にもちゃんとパターゴルフ文化あるのか心配になってきた。
◆11月大会の会場は?
早朝の羽田空港で集合した一行は、スターフライヤーさんにお世話になり、VIPルームへ。という展開にはならず、一般客に混ざり機内へ。全日本パターゴルフツアー選手権の認知度が低いことに憤りを覚えつつテイクオフした機体は福岡へすぐ着きました。
福岡空港からレンタカーを借りましたが、実は今回の会場は空港から車で10分。東京から2時間ちょいで行ける、東京のみなさまにも身近なパターゴルフ場となっています。
やって来たのは月隈パークゴルフ場。
ここは福岡空港の目と鼻の先、博多区月隈地区にあるのですが、そんなことを思わせない自然豊かな会場となっています。
18ホール完備で、ホール間の間隔もしっかりとられている上に、バンカーやホールの距離や難易度にもしっかりばらつきのある、レベルの高いコースとなっております!
各ホールの情報はこんな感じの木製の看板にまとめられております。お金かかってますね!
そしてここの会場の見どころは他にも・・・
写真奥の空に注目。空港が近すぎて、飛行機がゴリゴリに見られるわけです。私じょなは育った場所が米軍の飛行場のそばで、小学生の時から飛行機が轟音を立てて街の空を覆う光景にはうんざりしているタチなのですが、無類の飛行機好きのタンくんはこの絶好の飛行機ビューに気を取られまくってしまいます。
こちらの会場のコースなどの詳細は上記で貼ったリンクからご覧いただけますので、是非参考に。
なお、利用料金は休日でレンタル込みだと大人800円です。
但し平日だと500円になります。平日にも来られるおじいおばあやニートに優しい料金体系。
ではとっとと試合の模様を振り返りましょう。
◆11月大会の試合内容
前回大会で優勝を決めたタンくんに対し、他の選手たちからのガード・オブ・オナーを実施。
ガード・オブ・オナーとは、イングランドプレミアリーグなどで優勝チームが決まった翌節の対戦相手が、優勝をたたえるために試合前に行う儀式的なもので、昨年と今年はJリーグでも行われたことが少し話題になりました。
初代パターゴルフチャンピオンという十字架を背負ってこれからの人生を生きていくのは大変だと思いますが、せいぜい頑張って生きて欲しいものです。
さて試合スタートです。
不安定なプレーでお馴染みのモリくんがこの日は抜群の安定感を披露します。前半戦の9ホールのうち7ホールで4打、その他3打と5打が一回ずつ。差し引き4×9で36打で前半を回りました。計算しやすい。
私も今回は頑張っています。モリくんほどではないですが、たまに3打で終われたり、フォームの改善を試合中にできるなどメンタル面にも余裕が見られます。
一方、一方ですよ。これは本当に王者としての品格を早速問われる行動だと思うのですが、タンくんは序盤からまったく安定したプレーをすることができていません。それもそのはずで、上空を飛ぶ飛行機に気を取られ、さらに次に来る飛行機がどこの会社のものかなどをスマホでガチャガチャ調べたりと、まったくパターゴルフをプレーするという状態ではありませんでした。
そんなわけで前半戦は以下の結果に。
優勝を逃してもなおパターゴルフの道を極めようと勤しむモリくんと私をよそに、タンくんは最下位。記録上おそらく初めてタンくんが最下位で前半を終える格好となりました。品格の無さに、一緒にコースを回るのが恥ずかしい限りです。
ふと疑問に思うかもしれませんが、我々の行っている大会は「パターゴルフ」の大会です。しかし今回を含めて実は何回か「パークゴルフ」で試合を行っている回があります。しれっとね。
そもそもパターゴルフとは、
ということであくまでも通常のゴルフの一部と言う感じ。
まあボールは通常のゴルフボールを使いますし、ゴルフでもカップイン直前の場面ではパターゴルフをすることとなるので、その解釈には納得していただけると思います。
一方パークゴルフは、
と、若干競技自体の説明になっていない気がしますが、そういうことらしいです。
実際パークゴルフとパターゴルフの大きな違いは、グラブの形状とボール・ホールの大きさに見ることができると思います。
パターゴルフでは先述の通り、通常のゴルフと同様のボールを使用して、上記写真のようなパターを使ってプレイしていきます。
ちなみこれは6月大会のときにタンくんがマイパターを買った記念に取った写真です。真ん中のがタンくんのものです。
そしてこれがパークゴルフのグラブとボール。ちょっと比較するには難しい写真ですが、ゴルフボールよりも大きなボールを、ヘッドの大きいグラブで打つのがパークゴルフって感じですね。ボールが大きいのホールも自然と大きくなります。
タンくんマイパークゴルフグラブも買えばいいのに。
てか、調べてて発見してしまったが、日本パークゴルフ協会なるものがあるのね・・・(笑)。機会があれば道場破りしに行きたいと思います。
で、なんでしたっけ。そうです後半戦です。
後半も前半の展開を引きずる形で推移していきます。相変わらず飛行機とスマホしか見ていないタンくんがちゃんと競技に復帰することは無く、それを見つめるモリくんの横顔がどこか寂しげだったのがとても印象に残りました。
◆11月大会の結果
九州遠征の結果は如何に。まあまあ旅費がかかっていますから、是非ともいい結果を得たい。
今回は安定のモリくんに軍配が上がったようです!そして私も好プレーを見せるものの2位でフィニッシュ。そして品格無き王者タンくんはツアー始まって初めて最下位になるという結果でした。
遠征に強いモリくんは3月の岐阜、7月の青森、そして今回の福岡で優勝。田舎者だから地方で強いのか?
そしてタンくんはついに11月で最下位の苦汁を舐めることに。それにしても今までずっと1位か2位だったってすげえなおい。
年間順位も念のため確認しておきましょう。
こうして消化試合ともいえる大遠征の回が終了したのでありました。
◆おまけ
さあとっととパターゴルフという野暮用を片付けて、ここからは福岡・佐世保観光へレッツゴー!なのであります。
まず向かったのは福岡市西部にある活魚茶屋ざうおで、お馴染みの海鮮食い散らかしタイムです。
お昼時も過ぎた14時前後に訪れましたが、店内は大盛況で様々な年齢層のお客さんが海鮮に舌鼓を打っていました。
私が注文したのは寿司三昧定食。豪華な握りをこれでもかと食える上に、海苔で縦に巻くという初見な握り方のウニもありました。さらに茶碗蒸し、味噌汁もセットになっており非常に満足できる定食でした。やはりパターゴルフの後は海鮮に限ります。
タンくんの食していた天ぷらもまた美味しそう極まりなく、次来たときは天ぷらを食うと心に決めました。こうして一行は福岡の海の幸をトコトン堪能することができました。
続いて、活魚茶屋ざうおの隣にあるプチ観光スポットであるヤシの木ブランコへ向かいます。
砂浜に聳え立つヤシの木、そしてそれに付けられたブランコが南国のリゾートを彷彿とさせる、所謂インスタ映えなスポットです。正直男3人で来るような場所ではありません。
しかしせっかく来たからにはブランコくらい漕いでおきます。
ブランコ以外にこんなものもありました。
関東人の洗礼を博多っ子たちに浴びせたところで移動です。今回は(何故か)宿泊先を長崎県の佐世保にしていたので車で1時間ちょっとのドライブです。
やってきたのは大江戸温泉物語 西海橋コラソンホテル。
リゾートホテルで1泊です。さいこー。
温泉、朝夕バイキング、ベッド4台和洋室、という至れり尽くせりな環境で長旅とパターゴルフの疲れを癒します。
何と言っても宿泊者はフロントにあるドリンクバー・各種アルコール・おつまみが食べ飲み放題という目玉サービスに、全身の血液がアルコール度数5%のモリくんは大興奮。今回の旅を経て度数が7%くらいに上がったかもしれません。もう少しでストロングゼロ!
ゆっくり静養したあと、翌日訪れたのは、、、
ここまで来たなら寄ります。ハウステンボスです。
言わずと知れた日本最大面積のテーマパーク。オランダの風に吹かれて園内を散策をします。しかし園内が広すぎるのと、私が前日から謎の足痛に襲われていたため、レンタサイクルのサービスを利用。結構快適でした。
ここも当然男3人で来る場所ではなく、一番高いところまで行って、一番奥まで行って、佐世保バーガーを食べて帰ってきました。各々今度来るときは恋人と夜の時間帯にイルミネーションを見ながら散策すると心に誓ったのでした。
1泊2日だとすぐ帰りの時間を迎えてしまい寂しい限りですが、頭のおかしい我々は最後にもういちゴルフかますことにしました。
という訳でやって来たのは佐賀県佐賀市にある、神水川パークゴルフ場です。ここがとんでもないパークゴルフ場でした・・・。
広いってもんじゃない広さでした。見渡す限りのパークゴルフ場。ホームページに北部九州最大面積とか書いてましたけど、マジ日本一でしょ?これより広いともうディズニーランドくらいにならん??
コースは18ホールが5コースという破格の設備。それでいて料金は610円。パークゴルフのワールドカップがあるなら決勝はここでやるんじゃん?という感じです。
そんなわけでここでも18ホール回りましたが、さすがにその試合の模様をここでお伝えするほどではないので割愛します。ちなみに優勝はタンくんでした。
そんなわけで長かった遠征もようやく終わりのときを迎えます。最後に福岡市内で博多グルメのもつ鍋を食しましたが、写真を撮り忘れちゃいました。
今回の遠征は今までで一番観光らしい観光をすることができました。充実のパークゴルフ場に、だだっ広いハウステンボス、それを上回るのではと錯覚するほど広い神水川パークゴルフ場、様々なものに出会うことができました。
次回はいよいよシーズン最終戦。優勝者、そして2位3位も確定していますが、我々は活動の原点である「パターゴルフを楽しむ」「パターゴルフの楽しさを広める」ということを思い出しつつ、最後の最後まで全力で試合に取り組みたいと思います。
是非とも最終回までお付き合いください!ではでは。
■今回のパターゴルフ場
・月隈パークゴルフ場
大人1人 平日200円 休日500円 レンタル用具300円
子ども1人 平日100円 休日300円 レンタル用具200円
福岡市営地下鉄空港線「福岡空港駅」から 徒歩36分 車10分
※驚くほどただの旅行記になっててすみません。
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