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キーボ コスプレ衣装制作記録02【胴体編1】


はじめに

ドーモ、Leiven.kです。
キーボくんコスプレ衣装制作記録その2です。

前回の記事はこちらへ↓

今回はさっそく造形に入ります。まずは胴体から


造形ベース

まずは胴体から…と言いたいところだが。早速問題が。

画像元:©Spike Chunsoft Co., Ltd.

見ての通り、キーボくんの胴体は上部の胸板と下の腹部で構成されている。前回の記事で、胴体は平成ライダーよろしく一体型にすると決めたが、同時に腹のボタンや脇の装甲とのバランスも大事である。

これを図面に描きおろし、台紙に描き写して造形するのがベターだが、その為には自分の体形と一致するトルソーが必要である(要するに胴体マネキン)。

んなもん一般家庭にあるか!!!

早速手詰まりである。猫の手も借りたい。
が、ガワコスの神様はしっかりと道しるべを用意してくれていた。

自作トルソーである。

いやこれ第三者の力を借りる前提じゃねえか!!!!
体の裏っ側を張り合わせるなんて一人でどうしろって言うんだ…
(動画の作者様は決して悪くありません。この作者の難癖です。)

だが自力で作る事ができれば、自分のサイズに合った造形ができるし、何よりサランラップと養生テープがあればトルソーをレンタルするより遥かに安上がりだ。仮に左右のバランスに問題があれば、最悪出来たトルソーを掻っ捌いて綺麗なシンメトリーマネキンにすれば良い訳だし…

というわけで

この時期に冷蔵庫がブッ壊れて大変なことになった

巻いてる途中で肩が釣ったり腰が痛くなったりしたが何とか形にはなった。
これに首周りを巻いて作ったやつを接着して、修正やらなんやらを加えて…

伊藤ふみやが俺を支えてくれる

完成!

左右のバランスが多少変だが、そこはもう割り切る事に。本来なら、これに綿を詰めたり骨組みを仕込んだりして強固なトルソーにするのだが、そこまで凝ると後に響きそうなのでこれで妥協。作業工程を乗せた動画やブログがどれも2人で作業しているのを見て血涙を流したぜ

そしてこれに直接描き込みを入れて、造形のイメージを作っていく。
この時点で胴体パーツや襟のバランスが決まってくるので、なるべく丁寧に、立ち絵と睨めっこしながら描いていく。

この後ミルクティーをちゃぶ台にこぼした

そしてスケッチを終えた後がこちら。とりあえずベルトを巻く手前まで巻いたのでバランス的にはこれでOK。

胴体パーツ

右が背中、左が胸部

このベースの上から再びラップとテープを巻き、分割して台紙に起こす。これをテープで繋ぎ合わせて…

栃木県で買った県庁羊羹は手ごろなおやつとして最適 お土産にどうぞ

胴体パーツの原型が完成

で、肩のほうを見ると結構曲がったラインになっているのが分かると思う。襟を造形するにあたってとても困る。なるべくまっすぐな円筒にしたいのになぁ…というかこういう曲げが必要な造形をするにあたって、形状記憶してくれる素材が手元に無いもんだからそもそもやりずらい。

天端を見るとけっこう歪んでる

保持の仕方や上手い止め方なども分からず、CADを描くような立体図面も作れず、どうやってもこんな感じになるので、割と挫けそうになって一旦作業を止め、ルビコン3に入り浸ってベイラムをスティールヘイズで壊滅させたりした。

仮面ライダーのガワコス動画を参考にしたと前回話したが、ここまで襟がクソでかい例は無い。仮面ライダー亡とかエボルなんかは割とバランス良さそうだがそれを作っている動画なんぞ無い。「ソフビ買って型取りしようかな~どすこ~い」とか思ったが売ってないしな…

そんなこんなで紆余曲折ありながら何とか形にしたものがこちら

妥協の塊

これで限界や!!!あとは天端をまっすぐ切り出して水平にすればそれっぽくなるやろ!!!

と言う訳で、早速公式立ち絵との齟齬が生まれてしまったがもう無視!
本来なら首元とかはもっと埋まった造形だが、ここを修正しようとすると基礎からの作り直しになるので今回はこれで行くことに。

で、最終的にこうなる。

背景の作業用動画が色々とヤバすぎるのは許して

ダイソーのEVAボードに転写したのち、切り出して仮止めを行い、とりあえず試着できる程度には完成!

今 年 は 申 年

見ての通り襟が少し狭くて顎に少しかかりそうになるのだが、あとは組み立ての際に多少調整しよう。

そしてここで用意しておいた胸部図面を使い、パーツを細かく切り出して貼り合わせていく。

画用紙に描いた方がたぶん都合がいい
仮止めにて

これで大まかな胴体の造形が完成
ここから先は背部と、襟のパーツの設計に入る。

そういえば書いてなかったが、今回のコス制作においてのメインとなる素材はダイソーの「EVAボード」と、ガワコスにおいてメジャーな素材である「コスプレボード」(かつてのライオンボード)を主軸としている。

現段階でコスプレボードが出てきていないのは、この時点でまだ届いていなかった為であり、次回の記録から本格的に登場する予定である。


ということで、中途半端ですが今回はここまで。

次回からは胴体の続きと、腕部パーツの造形に入る予定ですが、その前に使う材料について詳しく書いていきたいと思っております。



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