ペットロス解消談義3回目
彼が虹の橋を渡り、どれほどの日が経ったのかと思い自分のnoteを見てみましたら、結構な時間が経っているんですね。
大きな悲しみは3日ほどだったかと思いますが、随分と日常が戻ってまいりました。
天候が不安定な日が続いたためか、本日は久しぶりに彼に対する思いが昂り、思わず涙が出てきてしまいました。今もまだ止まらない状態でキーボードを打ちながら、この文章を書いています。
彼の遺骨と写真、それから家族に作っていただいた羊毛フェルトを使った立体物をリビングの隅に飾っているのですが、ここに飾っている写真は彼をよく表す素晴らしい写真です。
ペットサロンで整えた完璧な状態の彼ではなく、あえて毛が伸び切ってしまってブラッシング前の状態でふてぶてしく布団に横たわっている彼の写真を選びました。
彼はいつも、疑うことを知らないこの写真のような満面の笑みで私たちを見ていました。
私の家にいるあと2つの小さな命は、彼がいなくなったことで食欲がなくなったり、夜眠れなくなったりすることもなく元気です。
確かに彼は、同じ種族や近い種族の家族たちよりも圧倒的に人間が好きでした。
そんな彼の迫力に押されて遠慮していた部分もあるのでしょう。
彼女たちは彼がいなくなったことによって、多少のびのびしているようにも見えます。
彼女たちの種族は、私のような愚かな人間よりも随分自然に近い存在だと言えます。
おそらく彼女たちは、私よりも先に彼の死を理解しました。
そして、魂を無くし器となった彼の入れ物を見たあとで、自らの食事の心配
をし始めたのです。
それを見ると、この死は特別に悪い出来事ではなく
命あるものが全てたどり着く、当たり前の現象なのだと思えるようになりました。
もちろん彼とはもう少しだけ長く一緒に過ごしたかったと思っています。
彼と同じように
彼女たちも自分も、いつかは天に返す命であるということを肝に銘じながら
毎日をしっかりと生きてまいりたいと思います。