人生で2回目に行った海外はミャンマーだった

今から21年前就職活動を控えた僕は大学の先輩に誘われるがままミャンマーに旅行に出掛けた。人生で2回目となる海外旅行である。今みたいに観光地として全く成り立っていないミャンマーという国に僕は大いに刺激を受けた。

パガンと言う都市である少女に出会いご自宅で夕食をご馳走になりいろんな話を聞いた。決して裕福ではないその一家はとても幸せそうに見えた。パガンから首都ヤンゴンまで走る夜行バスの中でイヤホンから流れた曲がこの歌だった。

斉藤和義「僕の見たビートルズはTVの中」
帰国後もいろいろ考えさせられた旅。
先輩とは別れ僕はひとり日本へ。
先輩はそのままひとりでインドへ。

大学を卒業して就職した会社は海外旅行を専門に扱う旅行会社。確実にこの度が僕の人生を変えた。

あれから20年余り。
日本は相も変わらず平和ボケ。
ミャンマーはあの時の平和とは相反して
暴徒化している。

いろんな意味で考えさせられる。
そしてまたこの歌を聴きながら考えている...。
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欲しい物なら そろい過ぎてる時代さ
僕は食うことに困った事などない
せまい部屋でも 住んじまえば都さ
テレビにビデオ、ステレオにギターもある
夜でも街はうっとうしいほどの人
石を投げれば酔っぱらいにあたる
おじさんは言う“あのころはよかったな…"
解る気もするけど タイムマシンはない

雨の降る日は、どこへも出たくない
だけど、大切な傘がないわけじゃない
短くなるスカートはいいとしても
僕の見たビートルズはTVの中…

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