飲食店の「日本酒の会」が戻ってきた!【光栄菊を飲む会】(大島/拉麺5510)
「日本酒の会」。ここ2年ほど、特に飲食店さんが行っていた会はほとんど開催されませんでした。
ようやく、飲食店さんたちの日常も戻りつつあります。それを追いかけるように、イベントも復活です。今回は「日本酒もすごいおいしいラーメン屋さん」である拉麺5510(東京・大島)で開催された「光栄菊の会」に行ってきました。
「お酒の会」のここが楽しい!
(光栄菊の会とあって、ずらりと並びます。濁りなどの希少なお酒も!)
会は楽しい①:数名〜の参加者が集まることで、自分ひとりでは絶対にできないような種類のお酒(今回は光栄菊8種)を、少しずつ味わえます。
※光栄菊は近年ブレイク中の大人気銘柄です。
会は楽しい②:会にもよりますが、主催者がいろいろなお酒を集めている場合、日本酒の強い居酒屋さんでも揃わないようなレアなお酒などに出会える可能性があります。(今回は光栄菊のにごりなど)
会は楽しい③:飲食店さんが開く会の場合ですが、通常メニューとは違う「会のための料理」などが楽しめます。
光栄菊の会、スタート!
ここから改めてレポートです。5510、普段はラーメン屋さんです。
※現在、通常営業でのお酒の提供は制限しているそうです
大人気銘柄「光栄菊」をいろいろ楽しむ!
光栄菊 Sunburst(一升瓶、四号瓶飲み比べ)
まずは「酸」が特徴という「Sunburst」。一升瓶と四号瓶の全く同じお酒があったため、せっかくならばと飲み比べてみます。
すると、なぜか四号瓶の方がすっぱく、一升瓶の方がまろやか。違いがわかるというレベルではなくはっきり違います。おもしろい。
店主の背中。日本酒の「射美」Tシャツです
光栄菊 Anastasia Green
レモンスカッシュのようです。柑橘感を苦味がじゅわっと切ります。
光栄菊 Hello!KOUEIGIKU
(ガスが強すぎてなかなか抜栓できません)
微炭酸です。開けたてはややとがっていて、それはそれでおいしいのですが、しばらくすると(2杯目とか)苦味が落ち着いてまろやかにかわります。ほんの数分なのに、変化がすごい。
光栄菊 TSUKIKAGE
光栄菊って全体的に柑橘系の甘・酸・苦のバランスが楽しいです。
光栄菊 KIBOU
おもしろかったやつです。乳酸の香りがすごくて、人によっては「うわっ」と顔をしかめるほど。でも個人的にはとてもおいしいです。グレープフルーツとピルクルの間みたいです。
光栄菊 黄昏 Orange
フレッシュでピチピチしています。ちょうどお肉を食べていたので、これでじゅわっと切ってくれます。
お店の料理はやっぱりおいしい
(前菜?前半のあてです)
飲食店のお酒の会は、お酒のラインナップはもちろんですが料理が楽しい。特にお酒好きな料理人のつくる料理は、お酒がどんどんすすみます。
(「でかいハラミが入荷した」そうで、焼いて都度出してくれるシステム)
(とにかく肉肉しいです。これが数ターン続きます)
(拉麺丼で提供された鶏肉と芋の煮物。多い)
通常のメニューではない、イベントならではの料理というのも「いったい何が出てくるんだろう?」という期待と楽しみが増します。「ちょうどいい○○が仕入れられたので〜」といった、その日だからこその料理も嬉しいです。
だんだん適当になってくるのもまた楽しい
光栄菊は一周しましたが、まだまだ続きます。だってここはお店。お酒はたくさんあります。
(肉にあわせるのは仁井田本家の泡でした)
「そこの棚にあるやつ好きにのんでいいですよ」とのこと。「楽の世」をいただきました。
「日本酒の会」はやっぱり楽しい!
以上、後半あまり覚えていませんが日本酒の会レポートでした。
書きたいことはひとつ「お店がやってる日本酒の会はたのしい。気になっているけれど行けていない方は、ぜひ!」です。
「会」というとハードルの高さを感じますが、「普通に飲みに行く」とは別の楽しさがあります。営業ももどりはじめ、いろいろなお店でこうした会が行われるようになっていますので、いまがいきどきです。
繰り返しになりますが、拉麺5510はラーメン店です。こちらは日替わりの限定拉麺、マグロつけ麺。
ごちそうさまでした。
もちろん、お酒を飲みます。