意外と重要なレースカーテンの役割 レースカーテン設置で快適に過ごそう

新生活を始められる皆さん。引っ越しに伴って、カーテンの購入を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。カーテンと聞くと厚手でおしゃれなものを想像します。しかし、厚手なカーテンと窓の間にあるレースカーテンも重要なことはご存じでしたか?レースカーテンとは、薄手で透過性があり、光を取り込めるカーテンです。レースカーテンは、プライバシー対策を始めとして、さまざまな心身の安定効果をもたらしてくれます。設置することで、大切なプライベート空間がより落ち着くものになりますよ。
当記事では、レースカーテンの役割と選び方を解説します。ぜひ最後までご覧ください。

外からの視線を遮る遮像効果 

レースカーテンが必要とされている一番の意味は、周りからの視線対策です。夜間を除き、外の明るい光を取り入れながら周りからの視線を遮り、プライバシーを保護する役割がレースカーテンにはあります。特に道路に面した窓や隣接した家から近い窓など、レースカーテンがない場合は外から丸見えになってしまうでしょう。そのような場所では、透過性の低いものを選ぶとよいと言えます。

透過性は、サンゲツ社が設けた「TP値」というものがあり、TP1~TP6までの基準です。TP5のカーテンでは、室内に人が居ることがほとんど分からず、観葉植物もシルエットがうっすら認識できる程度です。一方、TP2は人影や観葉植物ともに透けて見えてしまいます。TP値を参考にすることで、外から見たときの室内の見え方がイメージでき、商品選びの一助になるでしょう。
周囲の視線を遮ることは、防犯対策にもつながります。女性の1人暮らしの場合、安全性を高めるためにも生地が厚めで透過性の低いレースカーテンがおすすめです。

外気の影響(冷気 熱気)を受けにくく冷暖房の効率をアップさせる

夏には窓から入る熱気を遮りすずしく、寒い冬には室内の空気を保ち暖かくといった効果を、実はレースカーテン1枚で実現できます。そのため室温の急激な上がり下がりを緩和します。室内の気温が一定であることで、エアコンをフル稼働しなくても冷暖房効果を維持できるのです。部屋を適温にできるため電気代の節約になります。1人暮らしですと何かとお金が掛かりやすいので、節約の影響は大きいと言えるでしょう。

1点気を付けないといけないのが、上記を実施するためには遮熱・断熱機能のレースカーテンを選ぶという所です。遮熱は、日射を反射や吸収し熱を遮断します。結果として温度の上昇を防ぐ役割があるのです。特に夏の強い日差しに効き目が見られるでしょう。断熱は、熱が伝わりにくく温度が一定になる作用を持ちます。オールシーズンで効能があります。組み合わせることでレースカーテン1枚での二重効果が発揮されるのです。また、外気の影響を受けにくくするためにも、窓よりも少し大きめのレースカーテンを選択することが必須と言えるでしょう。

紫外線対策

レースカーテンを設置することで、紫外線を大幅にカットできます。レースカーテンをしていない場合は室内に紫外線が大量に届いてしまいます。窓ガラスをすり抜ける性質が紫外線にはあるのです。遮る工夫をしていなかったとしたら日当たりのよい窓辺では80%の量の紫外線が室内に侵入してきます。紫外線はお肌だけではなく、家具やフローリングも日焼けで痛めてしまうのです。

紫外線カットのレースカーテンは、90%以上のカット率をほこる特化型とカット率80%で多機能な万能型があります。中には紫外線を99%以上カットの優れものもあります。特化型は紫外線カットには強い反面、他の機能が防炎だけであったりとあらゆる面のカバーはしていません。一方、紫外線カット率80%のものは遮熱や保温、抗カビ、アレルギー対応といった万能さがストロングポイントと言えるでしょう。価格面で見ると特化型は約3000円台、万能型は約5000円台です。自身が何を最優先したいかで決めるのがよいと言えます。

まとめ

以上、レースカーテンの役割と選び方について解説しました。レースカーテンがなくても生活は送ることができます。ですが、レースカーテンがあるとプライバシー保護、健康被害の抑止効果といったメリットを受けることができます。身体も心も、くつろげる空間づくりにつながり、仕事などで高いパフォーマンスが発揮できそうです。
株式会社ABCインテリアでは、数多くのカーテンを取り揃えています。カーテンのことでお困りの際はぜひ当社までご相談ください。

※あなたのライターキャリア講座の課題として執筆しました。

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