【頒布物紹介】読酌文庫の短編とままならない恋愛譚
2025年1月5日のもじのイチを皮きりに、2025年1月19日の文学フリマ京都9、2025年2月9日の文学フリマ広島7など、読酌文庫が参加する同人誌即売会イベントにて頒布していきます。
基本的に短編集の体。
ただ、どれもままならん愛だの恋だの、もだもだしてる部分ありな感じ?
収録内容
両片想いの神の本
何処かにこんな箱主が
十日ゑびすのお参り はなり亭で会いましょう番外編
花咲く頃に君想う
運命の番になれなくても ~女装男子βは高嶺の花αに恋をする~
テーマも雰囲気もそれぞれ違う感じのお話を5本収録。
読酌文庫の書く小説がどんなものなのか、試しに手に取ってみたいときに、ちょうどよい本を目指しました。
後半の2作品はこれから発表予定の小説となるため、プロトタイプの冒頭エピソードです。
両片想いの神の本
アンソロジー企画への寄稿+ペーパーで配布した追加エピソードからなる小説『両片想いの紙の本』を加筆修正し、その後の追加エピソードを加えました。
小説投稿サイトで連載しつつ、紙の本を作ることに憧れてイベントに一般参加で行ってみたら、ドストライクなミステリー作品を書く神を発見して心酔。翌年、完結済みの作品を紙の本にして自分もイベントに出てみると、奇跡のマッチングが起きちゃって、もう大変! 私の神、マジ神過ぎて尊い! 私、一生付いていきます!!!
何処かにこんな箱主が
一箱古本市がテーマのZineに寄稿した、読み切り短編小説。収録にあたり、若干内容を修正しました。
本好きで蒐集家な本村康史は、自宅の蔵書整理も兼ねて一箱古本市に出店している。本を売るのもそこそこに、顔なじみになった出店者の箱を覗いてみると、気になる本が色々あり……。果たして、康史は蔵書を減らすことができるのか?
十日ゑびすのお参り はなり亭で会いましょう番外編
言わずと知れた(?)読酌文庫の看板作『はなり亭で会いましょう』の書き下ろし番外編エピソード。
本編未読でも読めるし、本編読了後だとニヤニヤできるかもしれないお話です。
行きつけの居酒屋はなり亭の店主・御厨に誘われ、アルバイトしている大学生の涼花や樹希と一緒に、十日ゑびすのお参りに行くことになる絢子。大学生二人の計らいで(?)、途中から御厨と二人きりになった絢子に思わぬアクシデントが降りかかる!
花咲く頃に君想う
今後、発表予定の新作小説その1。女性同士の恋愛感情がメインテーマとなる、長い時間のお話の冒頭エピソードです。
本腰を入れて書いていくうちに、いろいろ書き換えるかと思われますが……プロトタイプ兼、予告としてお楽しみください。
複雑な思いを胸に秘めながら、中学時代からの親友・花菜の結婚式へ参列する桜子。ウエディングドレスに身を包む、可憐な彼女の隣に、どうして自分は立てないのだろう? 自分から花菜を奪っていく新郎の存在を腹立たしく思いつつ、披露宴では親友として新郎新婦を祝福するスピーチを贈る。一方、花菜も出会った頃から桜子に対して、特別な感情を抱いていたのだが……。
運命の番になれなくても ~女装男子βは高嶺の花αに恋をする~
今後、発表予定の新作小説その2。
オメガバース設定なのにα×βのカップリングで、女攻めで、女装男子が出てくるという、とんでもカオスな性癖露出小説です。
ゆえに、この収録部分は封印処理を施し、前置きを読んだうえで「心の準備がOK牧場!」な方のみ開封して読んでいただく仕様にします。
無理! 地雷!! ヤメレ!!! な方には、この部分のみ切り落としてお渡しすることも予定しています。
ずっと恋していた7つ年上の女性αゆき姉が、交際中の恋人にプロポーズすると知ったミナト。ついに告白する機会さえ得られぬまま、この恋を終わらせるときが来てしまったと悲嘆する。しかし、ゆき姉のプロポーズは思わぬ展開を迎え、ミナトの恋はまさかの復活を果たすのだった。