「寒いとKindleめっちゃ落とす」231223摂取コンテンツ日記
日付を書いたら「明日クリスマスイブやんけ！」と気づきました。予定はサーモンランと読書です。よろしくお願いします。久しぶりなので手短に。
広江礼威『BLACK LAGOON 13巻』小学館
作者がうつ病で刊行ペースが遅いことを揶揄する声があるらしいけれど失礼かつ野暮としか言いようがない。そんな中でもこんなに面白い続きを出してくれることを地に伏して感謝を述べるべき……は言い過ぎとしても、絶対に面白いとわかっているコンテンツを待っている時間なんて幸せでしかない、でしょ？
表紙の張さんかっこいいけど本編には張さん出てこなかった。でもかっこいいからヨシ。珍しく子分の世話を焼くレヴィがかわいいのなんの。最高でした、おかげで1巻から読み返す機会も得られたしいいことづくめでした。ハッピー！
ヨシアキ『雷雷雷（ライライライ）』小学館
第一話がネット上で面白いと話題になっていたけれど、こうやってまとめて読むと本当に面白くてびっくりする。シュールさとギャグの塩梅が私の好みに合っている。女の子がかわいくて、怪獣がかっこよくて、渋いバディ物の香りがする。するぞ！ 続きが楽しみ。
ジュディス・ハーマン『心的外傷と回復 増補新版』みすず書房
心的外傷後ストレス障害について知るにあたってバイブルとも呼ばれる著作。だけど、お値段がけっこうするので読みたいけれど読めずにいた。「いっても古い理論だし当事者として治療法を知りたいって理由で読む意味はあるか？」という疑問があったのもまあ、ある。
それがなんと「増補新版」として昨今のトラウマ研究の流行をおさえた文章が追加されたものが出版されたとあっては、食費を削ってでも読むべきだと判断して、買いました（人はこれを衝動買いと言う）（削れたのは貯金のほんの数パーセントなので問題なし）。まだ序盤で、精神医学の歴史のお勉強って感じだけど、これはこれでとても興味深く、楽しい読み味。
トラウマは人間だれしもひとつは抱えているもの（抱えずに人生駆け抜けられたとすればそれはそれで幸せなのでそういう人間がたくさんいてほしい）なので、実践的な知識を求めて読み始めたけれど、百鬼夜行シリーズなり映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』などフィクション作品を読み解くにあたってとても良い補助線として活躍してくれるので、万人が読んで損はないと思う。
それはそれとして読み味は超絶濃厚というかまあ普通につらいのでのんびり読んでいます。一気に読んだら死んでしまうわ！
アニメ『アンデッドアンラック』
前にも書いたと思うので特に言うことはない。OPもEDもかっこいい、アマプラをはじめとして各種動画配信サイトで配信中。
風子ちゃんかわいいね、好き。アニメでは守られるばっかりの風子ちゃんだけど、最近の漫画では全員を引っ張る立派なリーダーになっている。風子ちゃん……！ 好き。
映画『聖者たちの食卓』
これもアマプラなど有名配信サイトではどこでも見れるはず。家で仕事しているときは基本的に大音量で音楽を聴いているんだけどそれができないとき（主にインタビューの文字お越しをしているとき）に垂れ流せるような、音楽もナレーションもない映画を探しているときに出会った。大量の食べ物が用意され、配膳され、消費され、片づけられるだけの映画。とても好き。毎日３回は見ているはず。
アニメ『送葬のフリーレン』
今までは流行りものを避けるような屈折したぼんくらだったけど、今は「流行ってるものはたいてい楽しいから味わってみるが吉！」という気持ちでいろんなコンテンツに触れている。楽しい。フリーレンも一か月くらい避けてたけど、見てみたらめっちゃ面白かった。静かに淡々と進む感じが好き。続きが楽しみ。
その他日記
80目前の祖母が正社員として働くらしくて、29歳時給制契約社員の私は「おばあちゃんはすごいなあ」と思っている。ここ一か月はうつ病が治ったのかってくらい元気なので遊び惚けている（主に本を読んで散歩しているだけだけど）ので今のうちにパワフルさを見習いたい。ちなみにうつ病に完治はないので気分的には今まで溺れていたけれど今は海辺で体育座りしてぼんやり波を眺めている感覚が近い。これが隠居生活ってやつかもしれない。それもまたよし。来年は絵の練習をしたい気持ちがあります。やりますわ。
じゃまた！
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