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「風呂でマンガ読んで声出して笑う」231124摂取コンテンツ日記

今日は漫画日和でした。


宮内悠介『エクソダス症候群』創元SF文庫

といいつつこれは小説。精神医学の歴史をテーマにしたSFということで、興味深かった。先日『テスカトリポカ』を読んだばかりだったので「あれ、もう終わってしまった。ずいぶん軽い読み心地だったわ」と思った。内容は面白く、参考文献の多さに著者の意気込みを感じた。SFには疎いので私の中ではまだ円城塔が2,3冊しか本を出していないところで情報の更新がストップしてるんだけど、どうも新進気鋭の作家さんらしい。ほかの作品も読んでようと思う。

和山やま『夢中さ、きみに。』ビームコミックス(KADOKAWA)

『カラオケ行こ!』の続編である『ファミレス行こ。』がめでたく発売されるということで、同じ作者の漫画を読み返していた。相変わらずとても面白い。シュールで、丁寧で、ギャグ。絶対に笑ってしまうページがいくつもある。例えば、玄関を開けた瞬間のパンダとか。

和山やま『カラオケ行こ!』KADOKAWA

初出は同人誌とのこと。こんなに面白い漫画が同人誌として売っているなら、やっぱコミティア行かなくちゃなあと思う。でも同人誌即売会ってどうしても人が多いし休憩場所が少ないし交通の便も悪いじゃない? 東京ビックサイト、都心にあったらよかったのになあ。
この漫画ではキレつつもお守りを投げてよこす主人公が好きです。

和山やま『女の園の星』1~3巻 祥伝社

今日だけで各巻10回ずつ読み返したと思う。仕事が終わってから、とにかくずっと読んでいた。2巻のタペストリーの話が好き。

つゆきゆるこ『シェアーズ』1巻 双葉社

書店に行ったら2巻が新刊コーナーに並んでいたので気になって読んでみた。サクッと終わってしまったけれど、必要十分な心の機微が描かれていて、好みだった。「あなたのしたことを許しはしないが、今はそれで十分だ」というスタンスを学ぶことができたのが大きな収穫だった。そういうとらえ方もあるのね。
2巻はこれから読みます。

その他日記

立川にある国営昭和記念公園に行ってきた。銀杏並木を見に行ったんだけど歩くのが面倒でこの広場に座って、遊んだりぼーっとしている人を眺めて、私も同じくぼーっとしていた。ふと上を見たら空がとてもとても高くて驚いた。秋はもう終わってしまったと思っていたけれど目の前にありましたわ。

明日からぐっと寒さが増すらしいですね。お大事に。またね。

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