【高垣彩陽】推しに導かれし宝物のありか
2024年11月3日、文化の日、東京。品川にある「グランドプリンスホテル高輪 プリンスルーム」において開催された「LAWSON presents 高垣彩陽ディナーショー 2024」の第2部に参加してきたので、完走とか書き記そうと思う。感想多ければ、次回にもつながるだろうから。
ミュージックレインでディナーショーというと、昨年雨宮天さんが「大磯プリンスホテル メインバンケットホール」で開催されたのに続いて2回目の開催となる。
いわゆる都心にある超豪華ホテルのホールで行われるということもあり、正直、ちゃんと参加できるのか不安という気持ちが強かったのが正直なところ。ドレスコードとして「スマートカジュアル」が指定されていたのである。スーツも長年着ていないし、サイズが入るか不安というところで、何とか着れるもので準備して参加。
ジャケット、Yシャツ、ネクタイ(今回は彩陽なのでピンク)、パンツ、革靴、とほぼサラリーマンと同じ格好で参加してきました。
会場となっている「グランドプリンスホテル高輪」は品川駅から近いながらも、ホテル周辺には管理の手が届いている庭園があり、都会の中のオアシスを感じさせてくれます。池にはたくさんの錦鯉がいたり、竹をモチーフにした飾りがあったりしました。中に神社のようなものがひっそり鎮座していたので、成功を祈り参拝しておきました。
会場内はイメージ通りの円卓(ディナーテーブル)がずらり。1卓に8人が着席し、それが20卓だったので、ざっくり150人ぐらいの参加ということになりました。今回、第1部(ランチ)が¥35,000、第2部(ディナー)が¥38,000となっていたので、この価格差の分だけ豪勢になってくれることを期待して第2部に参加することにしました(両部はいろいろときつい)。着席すると、席にはナプキンにメッセージカードが。相変わらずのダジャレでニンマリ。席ではドリンクとしていくつか頼めるので、アップルジュースをチョイス。ホテルで提供するものなだけあって、どぎつい甘さではなく、スーッと飲めるものだったので、そこはさすがだなぁと。この回のメニューは
メニューを見た瞬間「これ、スフィアカラー模してたりするのかなぁ」と思わずにはいられなかった。そら豆っていうから緑→愛生ちゃん、きのこでポタージュだから茶、明るくしてオレンジ→はるちゃん、赤ワインのラグーっていうから紫→美菜ちゃん、苺っていうからピンク→彩陽ちゃん、ってな感じに。実際にどうだったのかは写真を見て確認してほしい(なお、記録用に撮影しているだけなので、映えとかはない)。こういう風にメニューを見ながらいろいろと想像を掻き立てるのも乙なところだろうか。会場内は彩陽の曲が心地よい音量で流れていた。
メインディッシュは見て明らかなように、完全にスフィアだった。その説明の前に、左の方が「牛フィレ肉のポワレ」。本当においしかった。そりゃあ希少部分だもんなぁ。下にあるのはスライスしてしっかり焼けたジャガイモ。真ん中の付け合わせを挟んで右の方が「ベアルネーズ風と赤ワインのラグー」。付け合わせの部分が、ミニトマト・ブロッコリー(グリーン)・キャロット(オレンジ)・オニオン(パープル)・マロン (それぞれもっと正確な言い方はあるんだろうが)。下にはマッシュポテト。この一皿を見ているだけでも、スフィアのみんながこの後開催される彩陽のショーの成功を応援しているかのような気さえ感じてきてしまう。食べてしまうのも罪悪感ありながらも、おいしくいただきました。
料理もおいしくいただいたところで、軽い歓談タイムの後に、本日のメインイベントでもあるショーの時間になった。
ピアノを演奏する籠島さんが着席し、演奏が始まると「君がいる場所」を歌い始める彩陽。どこいるの、と思ったら、会場入口の方に、真っ赤なドレス(肩出し)をお召しになった彩陽がいるではないか。そのまま、歌いながら会場を練り歩く。こういうのができて、通りかかると素直に笑顔になる、そんな暖かい現場なのが誇らしくもある。本当に綺麗だった。初めてのディナーショーに本人名義曲の初めての曲というのがemotionalである。この曲、個人的には化粧品のCM似合いそうだと前から思っているが、そういう観点からすればショーのメイクアップで来たわよ、という出だしなのだろうか。ステージに上がり、次に歌うのは「ソプラノ」。1stアルバム「relation」の表題曲でもあり、それを引っ提げたツアーでも聞いたなぁという懐かしい思い出も思い出しながらしみじみ歌う。
MCを挟み、次に歌うのが、戦姫絶唱シンフォギアXVのエンディング曲だった「Lasting Song」。今回はピアノ(グランドピアノ)のみであるから、元の曲からするとマイナスで魅せないといけない曲になったが、とてもよかった。完全にIFの世界だが、彩陽が演じる雪音クリスが大人になってこのようなディナーショーを開催することになったらどんな思いを抱えてどのように歌うのかなぁと想像を膨らませつつ聞いていた。それに続くのが「Dear One」。高垣彩陽が自分自身の半生そして未来を詞に詰め込んだ渾身の一曲である。聞き惚れるほかないでしょ。
再びMCでステージから降り客席に。しゃべりながら客席をぐるぐる回る。先のMCで初めて彩陽を生で見た人で手を上がった人を探したりしてました。客席に降りてきたのは、次の「たからもの」を歌うため。MVの完全とはさすがに言わないけど、雰囲気を味わう感じで会場を練り歩きながら歌いたいとのこと。この曲は一応来場者も歌うパートもあったけど、やっぱりそこまで我々は声出せないよね。でも、何とか出せる声で歌いましたよ。
ステージに戻り、「Amazing Grace」。ディナーショーに本当に映える選曲でした。籠島さんのピアノも本当に心地よい。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、終盤とのこと。今回、籠島さんと彩陽の2人っきりということで、この2人から生み出された「縁」を歌う。拍手喝さいの上で最後の曲「You Raise Me Up」で浄化される。またいつか開催できることを願って、そんな想いを胸に終演と相成りました。
本当に当たガキ彩陽だからこそできる空間でありショーだったかと。ワンマンだと初めてという人もいたが、ある意味で贅沢だなぁと思ってします。楽しかった想いをしいながら地下にあった会場から上がり、先ほど言った庭園を見に行く。外は完全に夜で、明かりがともされた庭園はそれは幻想的であった。
楽しい時間はあっという間に終わってしまったが、こういう貴重な機会は何かしらイベントがないと参加しないものだったりする。今回、推しの1人である高垣彩陽さんがディナーショーをやることになり、初めての経験が多かったりしたものの、充実した1日が過ごせたと思う。推しが見せてくれた新たな世界の1ページ、とてもよかったです。
おまけ…
翌日はミュージックレイン3期生の5人のイベント「日々荘3号館」が開催されたのであるが、それはそれで楽しかった。それを語るのは場違いなので、今回はやめておこう。