【アイプラ】パーティーが終わったので後片付け@IPVP02

マネージャーの皆様(多分想定される読者)、2023年8月11日(日曜)12日(月曜)は「LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS PARTY The Second」がパシフィコ横浜国立大ホールにて無事に開催されましたね。お疲れさまでした。一応私から見た光景を記録として残しておこう。ただ、時が経ってきているので、あいまいだったり間違っていたりする点はご容赦願いたい。


物販の話

物販は今回から事前にLINEを用いた整理券を確保するという形式になり、暑い炎天下の中並ばずに済んだのは非常によかった。仕様として1日目2日目通して1回しか申込できないというのが初期設定だったので、修正される前に2日目の早い時間のを確保できたのはよかったであろう。2日とも並ぶ(目隠しガチャ回したい人は特にそう)人にとっては初期状態では歯がゆい状態だったが、ある程度落ち着いたうえで、1回制限を撤廃したのはよかった。初めから両日申し込める状態はおそらく購入できない不満が加味されて強く嫌悪感が出ていただろうから、今回のような対応で十分だと思う。さらに、従来からの事前通販もあり(売り切れ商品が速攻出たが)、極力並ばせない工夫が強かった。これは是非とも続けてほしい。補足だが、2日目の物販整理番号呼び出ししていたお姉さんが可愛かった。
物販会場の近くではトレーディング禁止とか座り込まないでとアナウンスがあった。人が溜まらないようにという配慮であるが、もし可能であれば、少し離れた展示ホールなどを貸し切って待機場所兼トレーディング会場にしてもよかったのではと思ってしまう。

1日目(8月11日・日曜)

1日目は物販もめぼしいものはないということで、横浜で時間をつぶしつつ、物販整理券制が解除される3時以降に会場に向かった。案の定、目隠しガチャは完売。展示ホールのあるエリアが涼めるので、そこに涼んでいた。展示ホールではガールコミックのイベントもあったり、恐竜展もあったりした関係で、混沌としていたように感じる。
そんな1日目は座席が2階の真ん中ぐらいだった。最速先行でもこの座席をあてがうほどの人気コンテンツになったという部分は喜びたいが、できれば近くで見守りたいのがマネージャーの性である。さて、サブタイトルに「Summer Memory」とあったように、記憶に残るライブになったのではないだろうか。

トップバッターの月のテンペスト、BIG4に到達した物語を振り返る

月のテンペストがトップバッターを務めたのだが、今回は非常に物語を感じずにはいられないとても良いセットリストになっていた。「恋と花火」で笑顔満開の花火を打ち上げてからの「裏と表」。メインストーリー上脱退や解散などを経て新体制となった(メンバーが変わったわけではないが、脱皮したということで)月ストを振り返るかのように、でも、もう迷いのない5人を見せつけるために歌い上げる。MCでも先述の話題が出たが、その流れで歌うのが、新生月ストだから新曲かと勘違いした方もいるようだが「月下儚美」。月ストの始まりの曲だからこそ、生まれ変わりを愚直に表現できて、実感できる曲はこれしかないだろう。その流れで「最愛よ君に届け」「月のヒカリ」で月ストパートは終わる。
私は常々言っているのだが、メインストーリーとのかかわりが強く思われる「裏と表」「最愛よ君に届け」「月のヒカリ」という流れは「迷える月スト三部作」の序・破・急そのものであり、5人が激動の中を生き抜けた証左を見せつける流れになったように感じる。2階席ということもあり、ちゃんとは見れなかったのだが、フォーメーションの綺麗なところ、フリの秀麗なところは本当に素敵なものであった。本当に表裏ともに成長が感じられた。

サニーピース、離れていても5人のキズナは全力絶対な運命

サニーピーズは前日に「一ノ瀬怜役の結城萌子さんの欠場」が発表されて涙をのんだマネージャーが多かったのではないだろうか。ちょうど私は(参加しないけど習慣になっていたから)コミックマーケットの0日目(設営)を行って、そのあとに知って混乱していた。さらに運が悪いことにTwitter(誰かに乗っ取られてXに強制改名されたもの)の調子が悪く、読み込みが全然されなかった。正直いろんな意味で不安がなかったといえば嘘になる中で、キャスト4人での披露になったのだが、ステージには5人がいる光景も浮かぶし、4人でいいモノを作ろうというのがひしひし伝わってくるものにはなった。
「Shyning Days」はサニーピースの始まりの曲であるが、4人でもしっかり楽しませようという意識が強く感じられた。怜のパートは収録済みの音源を流す形式だったが、それすら意識できないレベルにサニピステージが始まった。「SUNNY PEACE HARMONY」「サマー♡ホリデイ」と楽しい楽曲が続いて長めのMCパートへ。
ゲーム内のイベントストーリーではサニピが無人島脱出をするというストーリーがあったのだが、その流れでリハーサル中に無人島に1つ持っていくなら何という話題に。それに対して怜役のもえもえは「使いなじみのあるブランケット」と可愛い回答をしたらしい。これ、本人いたら恥ずかしがるところ見れたのかなぁと。遙子役のなおすは「醤油」で実用的すぎる。さくら役のまいまいは「刀」というのは参った。手が短いからね、的なツッコミをなおすから受けてふくれっ面になっていたような。雫役のしゅきなはスマホで画像を見ながらそのまま絶えたいという答えが。千紗役ののんのんはサニピもっていく、とオチが付いたところで後半戦へ。
そのあとは「全力!絶対!!カウントダウン!!!」で声をからすほど叫び、「Hi5でピースサイン!」で締め。みんなでわちゃわちゃする楽曲ばかりでお疲れになったかもしれない。「Let'sGo!Let'sGo!ピース!ピース!」来るかなと思ってたけど、なかったですね。ともあれ、楽しい&可愛いがいっぱい詰まったサニピパートは安定のよさでした。
怜役のもえもえがステージにいないので、寂しいのかと言ったら、所々で調整が入っていたり、逆に無調整で存在感を浮かび上がらせるようにしたり、裏では細かいことやってたのかなぁ。こればっかりは5人にしかわからない事情ということで。

TRINITYAiLEの3翼のつながりは完全勝利に

続いてはTRINITYAiLEパート。おなじみになっている「Aile to Yell」から始まり、トリエルの勝利へのあこがれが強く反映した「Victoire」に続く。ゲーム内に実装された、瑠依と優のあれの上半球が大胆に見える衣装を着せて撮影すると優ちゃんの優ちゃんがゆうゆうしているのが撮影できてけしからんが、曲自体はそんな要素がない。したたかに盛り上げていくのがトリエルであろうか。
MCでは衣装の話でもりあがり、「顔をキャラクターに置き換えてみてください、声は同じなので」(中身可愛いんだから変えなくてもええやろ)、「ゲームに実装してほしい」、「実装するにしても、このクラゲの部分で開発の人が帰れない夜とかありそう」などと絶好調。
そのあとは「ひめごとリップ」で可愛らしい部分を見せつけ、始まりの曲でもある「les plumes」で3人の絆を再確認し、最後は「Magical Melody」。
私は優ちゃん好きなので、トリエルのときは白と緑を振っているのだが、まさにネギを振る初音ミク状態になるのがこの曲。TrySailではなくトリエルからしか得られない栄養があるように感じる。
ところで、「チョコラブキッス」はいつ披露してくれるんですか?客席からそういう声が飛び交っていた。

LizNoirは無事に挫折の味を教えることに成功したのか

本編のラストパートはLizNoirである。散々誰が出るのかがぼやかされていたが(メンバーがどういう編成になってもちゃんとやりきるのがリズノワ(中身はスフィア)のすごいところではある)、今回は無事に4人で登場(結構直前に4人という情報は出回ったようだが)。4人がステージにいるだけで会場のボルテージは最高潮に達する。トリエルのラストの「Magical Melody」に続く、初音ミクコラボ曲(こちらは一応雪ミクではあるが)である「星のように夜を照らせ」からスタート。リレーのアンカーがバトンを受け取ってからスピードを上げるかのように来た曲が最新の「Shiny Mystery Tour」。サビのあの特徴的な振り(エアロビと言われれば確かにそう)はやりたくなってしまうもの。MCでも指摘があったように、結構な人がフリコピをしていたようだ。残念ながら、時間が押しているらしく(戦犯はサニピとかいわない)、4人だったら平気で続く濃厚なトークはできなかったが、「井川葵17歳です。あ、おいおい」をぶっこむだけの余裕はあったようで。ここからが畳みかけるように体力の限界という挫折を味合わせてやらんとする熱い曲のオンパレード。真夏なのにバレンタイン曲の「Darkness sympathizer」。こころはチョコが苦手なのに、チョコ曲は草生えるなぁとか思う余裕なく、圧倒させる歌唱の圧。続いては「GIRI-GIRI borderless world」。これ、4人体制のでは初披露ではないか。盛り上がらないわけないよね。凄かった。そういうしかないほど記憶がぶっ飛んでしまっている。締めは「Blue sky summer」で暑い夏を熱いまま締めくくる。リズノワのライブパートだけ会場の雰囲気が圧倒的に異なり、ブロック落としやらシューティングゲームでいうライフの残機を1個なくしたレベルで必死になって盛り上がったし、終わった後の喪失感はとんでもなかった。

アンコールは星見プロダクションによるクールダウンで、3周年記念曲でもある「星色のカレイドスコープ」が初披露。万華鏡を覗いた先にあるものかのように、キラキラ色々な形や色を見せてくれる星見プロのメンバーたちに感謝である。カレイドスコープ覗く振りは一緒にやりたくなるよね。最後となる曲は「MELODIES」で前に進む力強さを見せつつ、今日のライブの余韻を味合わせてくれるかのような優しさを抱きかかえ、全部の楽曲披露が終わった。
キャストがはけた後に、特報として2025年3月30日(日曜)に立川ステージガーデンでライブ開催が発表された。音響がとか覆うところがあるかもしれないが、それ以前にキャパがだいぶ減るのでチケットが確保できるかすでに心配である。2022年7月2日(土曜)に開催された「IPVS 2022 約束」がチケット難民が大量発生したので、劇場上映をやって全国に生中継を行った過去があるので、不安しかない。
さて、1日目を総括すると、1日目は各ユニットの対バンライブやらフェスという構図が目に浮かぶかと思われる。各ユニットの個性が爆発しぶつかり合ったステージになった。その中でも、個人的には月ストのメッセージ性の強さとリズノワの会場を制圧するほどの圧倒する楽曲が印象に強いものとなった。
もちろん、遙子さんはすごくかわいかった。うん、結婚したい(いつものアレ)。


2日目(8月12日・月曜)

2日目は12時からの物販から参加。整理番号は200番台のなかほどだったが、10分もしたら入場できた。目隠しガチャを購入。それにしても偏り多いよなぁ。缶バッチのすみれが6個も出たのに、1個も出なかった子も複数。交換は恒例行事ですね。
この日の座席は1階の後方。前日の座席を垂直に下におろした場所にあるような位置である。とはいえ、それなりに見やすかった。とはいえ、もっと近くで見守りたいのは本音である。
前日と違い、サブタイトルに「Summer Scramble」とあるように、いろいろとまぜこぜなステージ展開は予想できたが、すごいことになったなぁというのは振り返って思ったこと。

星見プロが醸す個性と個性のぶつかり、第1パート・第2パート

1曲目は星見プロダクションによる「IDOLY PRIDE」。アニメのOPだったので、始まりにぴったりくるのは当然である。続いては「パジャマパーティー」。今回「ぱじゃパ!」のメンバーとしてはすみれがいないので4人体制で披露となった。歌割りも調整したのかな。まさかやるとは思ってなかった。まさに「スクランブル」である。続いては雫の「drops」で、結果的に雫3連続である。会場を埋め尽くす一面のグリーン。光の波ができていた。これに続いては遙子の「voyage」。今回は麻奈に向けた台詞を入れた仕様である。遙子、結婚してくれぇ!(お約束) その次はまさかの白石姉妹の「つながる心Binary」。白石姉妹からしか得られない栄養があるはずだ。ステージがほっこり空間になったのは言うまでもない。
1日目と2日目ではMCの意味合いが変わってきており、1日目はユニットの曲披露の間に入っていたのに対し、2日目はブロックごとに登場して挨拶からの軽い感想戦トークという構図である。白石姉妹はいちゃいちゃしてたな。退場するとき手をつないでたような。のんのんのダジャレは1日目2日目と出なかったように感じる。彩陽は絶好調だったのに。

次のブロックの最初は琴乃と渚の「君がのぞくレンズ」から。もうさ、この2人で結婚しちゃえ(ぉぃ)と思わせるかのような息の合う2人に見とれていると、続いてはじまったのが芽衣のソロ曲である「ひと夏の永遠」である。ライブは中盤に差し掛かるかのタイミングではあるが、このアイプラの夏のライブが終わってほしくない、ずっと続いてほしいという気持ちを載せながら聴き惚れていた。
この次に来たのは、まさかのすずのソロ曲である「星屑カンパネラ」である。タイトルはMCで聴いたが、曲を聞く限りずいぶんとすずに寄り添った曲なのに、タイトルが余計にすずらしい。「2代目星降る奇跡」なのに「星屑」というのは笑わずにはいられない。そのあとはソロ曲を初披露した芽衣とすずで「shiny shiny」。前回はトップバッターだったので「えっえっ」な状態だったのが、今回は落ち着いた気持ちで見られる。本当に可愛らしい曲である。
MCでは髪飾りやら指輪やらが「琴乃と渚」「芽衣とすず」でそれぞれお揃いだねという話になり、なぜか派閥というか縄張り争いが始まる始末。そういや、第2ブロックは4人全員月ストじゃん。沙季さん仲間外れ…いや、姉妹で固まっているからいいか。

大人チームも負けてられない?リズノワとKanaが魅せつける第3パート

第3ブロックはリズノワKanaのターン。ミニシアターでこころとKanaが「実は仲良しなんです(棒)」というやりとりがあった後に2人が登場し、歌うは「天使と悪魔」である。2人とも口が悪いキャラで一部の人からはキャラが被ってるという話もあったが、そんな類似点の強い2人が歌うのは面白い曲である。注意したいのは、天使はKanaであり、悪魔がこころである点である。Kanaの口調が悪い部分は歯に衣着せぬ物言いなだけで、誰かをだまそうという気はなく、自分が目立ちたいという想いでの行動である。一方のこころは特に莉央さんに甘えたいそういうところから始まるいたずら心に端を発した行動なので、この点でも悪魔性が伝わるだろう。これらのことがひしひしと伝わる曲であった。
そんな天使であるKanaのソロ新曲「Just keep looking at me!」が突如初披露。Kanaがスリクスから1人だけ参戦という時点でソロ曲は予想されていたが、それが実現できてよかったと思うばかりである。SNS映えを意識している感じもありつつ、注目されたい感じをコール入れる曲に昇華している点はポイントが高い。新曲なのにコールちゃんと入れられる対応力は半端ない。
この後に来たのが「恋心 ああ無情」である。前回は幕張メッセイベントホールでトロッコで初披露だったので、ステージでフリ付きなのは初である。サビのところが「そんなの関係ねぇ」っぽいという意見は同意であるが、愛は結構しっかりやってたけど、こころも軽くやってたよね。優とすみれがいない分を葵が大人の事情で参加という形に。微妙に歌割り変わったのかな。この曲自体はリーダーで目立たないメンバーの見てほしいという想いを感情的に表した曲なので、メンバーは固定じゃない可能性あるのか。そういえば、ここまでKana3連続でした。

ここからはリズノワのソロ曲パートに。愛の「Slurp It Up」はちゅるちゅる可愛い。すするって単語がSlurpなので、SUSURU TVでぜひとも紹介を(ぉぃ) ラーメン曲は楽しいね。水色をちゃんと振っているマネージャーが多くて安心した。湯切りはスフィアの方でグッズ化するのが先では?(笑)
葵の「スフォルツァ―ト」は圧倒的である。中身が高垣彩陽だからということもあるけど。曲のテイスト的に「戦姫絶唱シンフォギア」を意識してしまうだろうが、ZAQさんの作なので、そもそも違う点には注意したい。イタリア語そして音楽用語として「特に強く」という意味合いのタイトルであるが、ここまでで披露された曲では一番強い楽曲になっていた。葵はダンスが食料なのかというレベルでダンスしている、ダンスがすごい子なのだが、中の人的には歌唱がすごい子(子持ち人妻)なわけで、鬼に金棒な状態である。今までのステージで作り上げた空気を一変させるには十分なパワーがあった。青い炎の中に浮かぶ赤い閃光であった。
MCではさっそく「マネージャーどこいるの?A側?B側?…E側、井川葵です」みたいなダジャレを発し、それをKana役のあいみさんに評価する流れができていた。彩陽さん、空気を換える能力を悪用するなし(笑)。リズノワのKanaにされるところだった。昨日は巻いたので、今日は逆に伸ばすという。

BIG4になった今、そして、アレから時が経った今だからこそ歌える、そんな第4パート

最後の本編ブロックはサニーピースと月のテンペストが織りなす奇跡の時間である。まずはサニピから。前日はやらなかった「SUNNY PEACE for You and Me!」で5人とファンとマネージャーとの絆を再確認する。BIG4になったときの曲である。声をさっきからしたはずなのに、湧き出るコールはなぜなのだろう。「Hi5でピースサイン!」で強い絆を放さない約束をして、月ストにバトン。「Let'sGo!Let'sGo!ピース!ピース!」は結局来なかった。楽しいし、怜のパート必死に応援したい人が多かっただろうに。
月ストパートはBIG4になれた流れの一番おいしいところがが詰まったセットリストになった。「最愛よ君に届け」で琴乃が一時脱退して、再結成後に歌った「月のヒカリ」により無事どりきゅんを負かせたわけである。さて、2曲とも同じ流れで披露されたのだが、「最愛よ君に届け」の立ち位置が大きく変わった。階段の上部にいる4人とステージ中央にポツンといる琴乃という状況でこの日は始まった。
2曲ずつ披露した後、ステージには琴乃だけが残り、「song for you」が始まる。この曲の解釈は別の機会でちゃんとやりたいのだが、BIG4になれた今だからこそ、新しい意味付けで歌えるのだろう。さて、今回は琴乃だけが歌ったわけではない。思えば、第1パートに「雫・遙子・千紗・沙季」第2パートに「琴乃・渚・芽衣・すず」第3パートに「Kana・こころ・愛・葵」がMCで登場してきていたのだが、「さくら」だけが出番がなかった。これはもしやと思って麻奈のピンク・琴乃の青を振っている中で3本目の用意をしていたら、ステージ上の階段の上方左に立つさくらが登場。これでオレンジを投入して3色を振ることに。2日目ということもあり、結構指が痛い中で更にきついことをしていたが、これは届けたい誰かのために想いを伝える曲なのだから、3色でなければならない。BIG4のリーダー同士だからこそ今、麻奈に対して想うメッセージを届けるように歌い上げる。2人の間には麻奈の影が見えたように感じる。同時に、さくら役のまいまいの中にある麻奈役の沙也加さんへの想いも乗っていたようにも感じられた。この時間はまさに息を飲むものであった。

現在・過去・未来、私たちはこれまでも、これからも突き進むのみ。アンコール

「Song for you」が実質のアンコール後のように思えるのだが、この後がアンコールであった。アンコールは入れづらいということもあったが、これで終わらせてはいけない。ちゃんと前へ、未来へ足を勧めなければいけないのだから。
そんな中でアンコール1曲目として披露されたのが、IDOLY PRIDEの始まりにして何度も立ち返らなければならない曲「Shine Purity~輝きの純度~」である。久々の披露であり、盛り上がりもすごかったように感じられる。麻奈も笑顔で見守っていただろう。「Song for you」と並び、ここはこみ上げるものがあった人も多いのでは。
MCではやっとさくらの自己紹介ができた。いろいろな重圧から解き放たれた瞬間でもあった。ここからは最後までノンストップで突き進む。「Fight oh! MIRAI oh!」は盛り上がる曲だが、渚の横にいる怜の姿が思い浮かぶ感覚があった。これが今の星見プロというなら、未来の星見プロを表すであろう「星色のカレイドスコープ」が最後の曲である。この先、どんなことがあろうとも、しっかり乗り越えられる自信を感じさせてくれた。
2日目は1日目のグループに対してもう少し小さい単位であるソロやデュエットが中心となるステージ構成であった。特筆すべきは第3パートであり、ソロ曲のKana、愛、葵の全く方向性の違う3曲の初披露は目を見張るものになっていた。本当に心の中がかき乱された「スクランブル」に名を恥じないセットリストになっていた。

ライブは1日目2日目ともに2時間程度であったが、とても濃厚な時間だったように感じる。どりきゅんが乱入するかなと思ってたが、それは杞憂に終わった。乱入してきたら、それはそれで大変だっただろう。
会場から自宅までは1時間以上かかる(土休日の夜なので、速達が減る)ので、自宅最寄り駅についたのは夜11時前であった。飯を食べてから帰宅。1日目の夜はカツカレー、2日目の夜は牛丼である。ラーメンは1日目の昼に食べたから許して、愛ちゃん。
1日目も2日目も帰宅したら、シャワー浴びて速攻寝落ちしたのは言うまでもない。1日目は軽く飲んでから寝ようと思ってたら少し飲んで寝落ちするぐらいにはお疲れなライブになった。
今回、怜役のもえもえがいないというので、当然これが完全体のアイプラライブではないのだが、さらに上を目指せる確信が持てるライブになったと思う。とにかく参加されたアイドルおよびマネージャーの皆さん、お疲れさまでした。ライブの運営や進行をしてくださったスタッフの皆様、ありがとうございます。今回ゲームの方では並行したやりとりができるようになっていたのだが、いろいろと直前に変更点があったであろう中、本当にお疲れ様です。
次回は、という前に、月のテンペストとサニーピースは八景島シーパラダイスでのイベントが待っている。これがどのような形に仕上がるのか楽しみである。次回のIPVP03(?)は2025年の3月で間が空くが、間に何かあるのかしら。リスアニライブ出演とか?

最後に、遙子さん、可愛かった。遙子、結婚してくれ~!!

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