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[ダブルバトル][考察]8世代におけるカメックス
アウトライン
7世代では
8世代
キョダイ解禁前
キョダイ解禁後
構築を組むにあたって
カメックスの特徴
サポート型
はっくすのやつ
アタッカー型
強いところ、弱いところ
努力値、持ち物
リザバナとの比較
組み方
7世代を踏襲して
強みを活かす
弱みをカバーする
鎧環境で実際に組んだやつ
バトルレジェンドで組んだやつ
はじめに
8世代のカメックスについて自分の中の理論をアウトプットして残しておきたくなったので、この記事を書くことにしました。また、8世代に入ってカメックスについての記事が、僕がリバティノートさんに寄稿したバトルレジェンドのものを除くと自分の知る限り一つもないと思うので、一個くらいあってもいいだろうという理由もあります。加えて、カメックスのことを少しでも知ってもらいたいので前置きがかなり長くなっています。
7世代のカメックス
6世代はそんなに対戦していたわけではないので触れません。7世代ではメガシンカができたため、メガカメックスでの運用となります。メガカメックスは種族値が 79-103-120-135-115-78 と大幅に特攻が引き上げられ、特性がメガランチャーに変わります。しおふきやあくのはどうを筆頭に波動技、れいとうビームなどで広い技範囲を誇ります。そんなメガカメックスの代表的な構築はカメツルギでしょう。
(引用元: 【INC日本19位】町内最強カメツルギ【bo3杯ベスト8】)
カメックスのねこだましでカミツルギのおいかぜZをサポートし、しおふきや急所ランクの上がったカミツルギで上から制圧していく構築です。僕はよくこれを少しいじった構築でレートに潜っていました。
8世代に入って
キョダイマックス解禁前
ポケモンHOMEの解禁とともに、新規習得したからをやぶるをひっさげて使用可能になりましたが、はっきり言ってアタッカーとしては弱かったです。まあ予想通りでした。普通のカメックスの種族値は 79-83-100-85-105-78 となっており、からをやぶるを使うとせっかくの並み以上ある耐久を台無しにし、もともとの渋い火力を少し引き上げるだけというなんとも言えない性能でした。ていうかいのちのたま持ってしおふきしているほうがまだましでした。ま、いのちのたま持っても火力はメガカメックスのほうが高いんですけどね。
このように、アタッカー型のカメックスは弱く、そこそこある補助技を主体としたサポート型のほうが活躍できるという具合でした。
キョダイマックス解禁後
エキスパンションパス第1弾鎧の孤島においてカメックスのキョダイマックスが解禁されました。キョダイカメックス専用技のキョダイホウゲキは、4ターンの間水タイプのポケモン以外に最大HPの6分の1のダメージをターン終わりに与えるというものです。これがとても優秀で、カメックスの足りない火力を補強し、アタッカー型として採用できるレベルになりました。
カメックス単体考察
カメックスの特徴
カメックスの長所として、単水タイプによる良耐性、比較的高い耐久、キョダイホウゲキのスリップダメージ、そこそこ豊富なサポート技、が挙げられます。逆に短所として、火力の低さ、技範囲の狭さ、Sの遅さ、などが挙げられます。アタッカー型に関しては、後で詳しく触れています。
サポート型
主なサポート技として、ねこだまし、こごえるかぜ、てだすけ、あくび、などがあります。先ほど述べた通り、単水タイプによる良耐性と比較的高い耐久からほぼ確実に仕事をこなすことができます。そんなカメックスを採用した構築で代表的なのは、僕が所属しているサークルの後輩でもあるはっくすが創り上げたカメタンザンでしょう。
(引用元: 【日本一決定戦2020 予選/本戦使用構築】七転八起カメタンザン【予選/最終1809 24位 本戦/最終1551 36位】)
カメックスを起点にいくつものプランをとれるようになっており、カメックスの性能を余すことなく活かすことができている構築です。
アタッカー型
長所
アタッカー型として採用する一番にして唯一無二の強みはキョダイホウゲキです。からをやぶるをメインにすえても強くありません。スリップダメージと高い耐久から得られる行動回数により、周りのポケモンと合わせてダメージレースを有利に運ぶことができます。
努力値振り
さて、努力値振りですが、よくしおふきを使えることからCSに多く割いた型をすぐに考えそうですが、僕としては微妙でした。先に述べた通り、中途半端な火力と素早さをしているので、僕が使ってみた限り性能が中途半端になってしまっていると感じました。ということで僕がたどりついた結論は、Sをある程度確保、火力を最大、残りHP、もしくはHCぶっぱという努力値振りです。これらが最もカメックスの長所を活かせていると思います。弱点ダイマ技でもだいたいは耐えます。余談ですが、はっくすのカメックスの型を使っているときに耐久の高さを再認識し、やっぱカメは耐久伸ばさんとあかんわ!となった経緯があります。
持ち物
持ち物はいのちのたま一択であると考えています。特になにもせずとも火力を最大限伸ばすことができ、ダイマックス命のカメックスに必要不可欠です。弱点保険型は、保険が発動しなかったとき置物になってしまうといっても過言ではないので渋いです。しかし、キュワワーで保険起動、サポートをする構築が制限ルールではあるものの、結果を残していました。僕としては、サポ専を隣においてまでカメックスをよいしょしてもパワー足りないんじゃないのと思い食わず嫌いで触りませんでしたが、どうやら僕の考察が足りなかったようです。白いハーブからやぶ型は、白いハーブがなにかの拍子に発動したり、そもそもからをやぶる隙がなかったりということがあるので、強くないと思います。
短所
では、アタッカーとしての弱点としてはなんでしょうか。火力の低さが思い当たるところですが、わりとカバーできています。いのちのたまを持つと、しおふきベースの威力150ダイマックス技と相まってなかなかの火力がでます。カメックスの一番の弱点は相手の水タイプに弱いことです。カメックスは水タイプに打点のない水タイプです。ほかの強力な水タイプ、ギャラドスだったりラプラス、レヒレ、アシレーヌなどはみんな抜群技、またはタイプ一致の高火力技が使えます。それに加えキョダイホウゲキの追加効果は水タイプに効果がありません。
リザードン、フシギバナとの比較
配信者さんなどがたまーにカメックスを使っていると、それバナでよくね?みたいなコメントがよくあったので、リザバナとの違いをまとめておきます。
まずリザードンですが、耐性と耐久で十分でしょう。弱点技でも余裕をもって耐えたり、サポートがなくともしっかり3ターン動けることが多いです。逆にリザードンが勝る点として、圧倒的火力とダイジェットによる能動的S操作があるでしょう。どちらもカメックスにはありません。次にフシギバナですが、耐性の良さ(弱点の少なさ)、そしてメインウェポン(水技)の通りの良さが勝っているといえます。ダイマックスされることの多い飛行タイプなどのダイジェッターに強いのが魅力的です。ではフシギバナが優れている点としては、汎用性の高さ、器用な性能が挙げられます。ダイアシッドダイアースの能力上昇、ようりょくそによるS逆転などですね。カメックスはダイマックス中に自力で火力を上げることはできませんし、技範囲も狭いです。これらの違いを意識して運用しないと、リザバナでよくね?となってしまいます。この中でフシギバナが頭一つ二つ抜きんでていますが、草タイプに強い草タイプであることもその理由の一つではないでしょうか。(ここ書いてて思ったんですけどバナでいいですね。泣)
構築を組む
7世代を踏襲して
カメツルギでは、カメックスの取り巻きのポケモンはみんなパワーの高いポケモン達で固められていると思います。特に、その中でも重要なのが殴れるS操作要因です。8世代ではこの要素がさらに重要であると考えています。キョダイカメックスの隣に火力の無いサポート要員を並べてしまうと、ホウゲキのスリップダメージを無駄に過ごすことになってしまいます。また、カメックスのS種族値は78となっており、S操作すれば相手の上を取れるがだいたいのポケモンよりかは遅く、トリル軸のポケモンよりかは早いという中途半端な素早さなので、S操作はあって損はありません。
強みを活かす
ホウゲキのスリップダメージが強く、先制技との相性は非常に良好です。先制技でなくとも強力なスイーパーとなるポケモンでもいいでしょう。また、キョダイホウゲキを撃ちたいので、カメックスはダイマックスさせます。したがって、非ダイマでも強いポケモンが欲しいところです。
弱みをカバー
取り巻きのポケモンにおいて、相手の水タイプに対する打点は必須です。ようは電気タイプや草タイプですね。あとは当たり前のことになりますが、カメックスのプランが取れないときの第2のダイマックスポケモンがいるといいでしょう。
鎧環境で実際に組んだやつ
7月のシーズン8で組んだもの。最高レート1930(順位は100位)くらい。バナコーに勝てない欠陥があった。
次のシーズンで使ったやつ。最高戦績は前期よりちょい低いくらい。対バナコーは五分五分だった。
最終順位は180位と181位でした。まったくいっしょだったのでカメックスもここが限界かとか思ったんですけど、シーズン8の4位の人がカメックス使ってて結局使い手の問題か......となった記憶があります。
ざっくりと解説すると、まずカメックスは対水タイプとしてだいちのはどうを採用。ゴリラを投げながらダイソウゲンでダメージを与えることができますが、限定的で使い勝手はそこまでよくないです。(ドヤ顔してるトリトドンとかには気持ちよくなれます。) 先制技要因としてゴリランダーとウインディ、ファイアロー。対水タイプ要因としてゴリランダーとジバコイル。(本当に殴れるかどうかは置いといて)殴れるS操作要因としてファイアローとミミッキュ。シーズン9では対バナコーとしてトゲキッスを採用しています。
使ったカメックスの型だけ紹介します。
特性:げきりゅう 性格:ひかえめ
171(132)-*-120-150(252)-125-114(124)
配分意図
H:余り C:もとが足りないので最大 S:準速バンギラス+1
ダメージ計算(ただの目安として)
H252だけのチョッキ(≒HD特化)ガエンをキョダイホウゲキ(150)で確定1発
H252だけのコータスを晴れ下でキョダイホウゲキ(150)で確定1発
H252ドラパ(非ダイマ)に対してダイアイス(140)で110%〜130%
ダイマ時特化ゴリランダーのグラスフィールドウドハン確定耐え、珠ダメ込みで81.3%で耐え、珠+霰ダメ込みで62.5%で耐え
バトルレジェンドで組んだやつ
(引用元:【バトルレジェンド最終22位】カメザシアン ピッピを添えて)
詳しくはリバティノートさんに寄稿した記事をご覧ください。
少し補足をすると、カメックスの隣にピッピとかいうサポ専のポケモン置いとるやん!となるかと思いますが、ピッピの分をザシアンの余りあるパワーでカバーしているので問題ありません。もとはザシアンを活かすためのピッピで、そこにカメックスとウーラオスが加わったらなんか最強になったという感じです。
S操作がない代わりにピッピで行動保障を、スイーパーかつ非ダイマポケモンとして最強なザシアンとウーラオス、第2のダイマックスとしてリザードンといった具合です。対水タイプが不安ですが、環境にあんまりいなかったこと、なんだかんだザシアンとウーラオスでゴリ押しがきくことから十分戦えました。からやぶはメインで使うと弱いだけで、記事でも触れている通り、放置されそうなときに使うとアドを取れることがあります。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございます。自分の中にあるカメックスについての理論をまとめました。といってもまだカメックスで声を大にして自慢できる結果は残せていないので説得力はあまりありません。カメックス構築で結果を残したい反面、勝てるのなら別のいろいろな構築でも勝ちたいという思いもあります。ちなみに、12月のてるチャレでtop8になることができたカメックス構築もこの記事でまとめた理論通りに組んでいます。
自己満足で書いた記事ですが、少しでも誰かの参考、一助になれば幸いです。