【デジタル版タイムカプセル】360度カメラパパの感動ライフ
1.カメラパパにとっての360度カメラの魅力
「360度写真」をご覧になったことはありますか?360度写真とは、上下左右すべての方向が1枚の画像に収まった球体状の写真です。写真を見るときは、まるで球体側に貼り付けられた写真を内眺からめているかのような感覚を味わえます。
私は2019年に360度カメラ(insta360evo)を購入してから5年が経ちましたが、久しぶりに当時の360度の映像を見て、とても感動したことを覚えています。
撮影した当初は、家族全員が写った360度の写真を見ても、あまり感動はありませんでした。「すごい!」と思った程度でした。しかし、5年も経つと当時の記憶は薄れ、子どもたちは成長しています。
そんな中、360度の家族写真を再び見たとき、当時の記憶が鮮明に蘇りました。正面を見ている状態から上下左右を見渡すと、「ああ、当時こんな感じだったのか」という思い出がより鮮明になり、家族全員が一枚の写真の中にいることで、より感動を生み出します。
iPadで写真を映し出し、家族と一緒に当時の話に花を咲かせました。同時に「20年後、30年後にまた家族でこの写真を見たい」という強い気持ちが湧いてきました。
360度写真をデジタル版タイムカプセルのように感じるのは、「カメラパパ」ならではの感覚ではないでしょうか?
私自身、家族や友達との360度カメラについて情報を探しているのですが、ネットではアクションカメラや不動産(または建築)関連の情報が多く目につきます。
しかし、私のような全国どこにでもいる「カメラパパ」たちの情報はほとんど見当たりません。
(もし「360度カメラパパ」に関する情報があれば、教えていただけると嬉しいです!)
2.「撮る・溜める」と「編集する・観る」は別物
「360度カメラ」は、一般家庭で使うにはまだまだ発展途上の段階です。その最大の理由は、360度の映像を撮影・視聴するためには高スペックな機器が必要だからだと思います。まず、360度写真のプロセスを「撮る・溜める(2つ)」と「編集する・観る(2つ)」の計4つに分けてみましょう。
撮る:360度カメラはプロ向けと一般(コンシューマ)向けがありますが、私の場合は家庭向けカメラを求めています(ただし、現在は家庭向けカメラという分野はありません)。一般(コンシューマ)向けの360度カメラは、まだまだ値段が高く、扱いにくいのが実情です。
溜める:撮影したデータを保存・保管することを指します。360度カメラのデータは大容量で、動画の場合、私の経験では1か月もかからずに1テラバイトを超えました。ストレージの確保が必要です。
編集する:販売会社はさまざまなアプリを提供していますが、まだまだ改善の余地があります。
私はAppleのMacBook Pro(14インチ、M1 Proチップ)を使用しており、写真の編集はスムーズに行えます。しかし、動画の編集は5.7Kの映像をそのまま編集するとカクついてしまいます。工夫が必要です。また、5分程度の動画を書き出す(エンコード)には1時間程度かかります(M1プロチップのGPUがフル稼働します)。
観る:現在、360度写真を視聴するための適切なアプリは存在しません。例えば、Googleマップのストリートビューでは映像の両端が魚眼レンズのように丸く歪んで見えることはありません。しかし、多くの360度写真ビューアーは、映像の両端が魚眼レンズのように丸く歪んで見えてしまいます。両端も丸く歪まないよう、いつか改善されると思っています。
3. 「編集と閲覧」は後回しにして「撮影と保存」を優先すべき時期?
「撮影と保存」と「編集と閲覧」はそれぞれに進歩し、一般的に利用可能なレベルになることでしょう。しかし、カメラパパにとって、今を逃すことは許されません。子どもたちの成長を逃さないために、「編集と閲覧」は後回しにても問題ありません。今は、撮影することに集中して良い時期でしょう。
また、「保存」については、大切な家族写真を失わないよう、私はデータをコピーして二重に保存しています。さらに、データ自体が大きいため、容量の大きなストレージを用意する必要がありました。
安全にデータを保存するためお金は必要経費ですね。
4.360度撮影に適している場面・適さない場面
①撮影に適している場面
私が最も360度カメラが適していると思った場面は、誕生日ケーキのろうそく消しです。みんなが歌い主人公の娘が嬉しそうにろうそく消しを待っている時間、願いを込めてろうそくを消す瞬間、みんなで「おめでとう!」と歓喜に包まれる瞬間を動画で残すことができます。この動画は、何度も違う方向を見て楽しむことができます。家族で出かけるイベントに関連する多くの場面は適しています。
次に、子どもの部活動で特に試合の撮影ついて、バスケットボールの撮影は良かったです。とにかく撮影が楽です。カメラを動かす必要がありません。また、息子が見たい場所を確認できることもいいところです。画質は良くありませんが、息子からすると十分な情報になるようです。
その他、親戚が集まって食事をしている場面も撮影していますが、20年、30年後にまた親戚で振り返る予定です。喜ばれるといいなと思っています!
②撮影に適さない場面
運動会や学芸会など、子どもが遠くにいる場面には適しません。かけっこは常に子どもをとらえていますが、遠すぎて娘(息子)を確認するのも一苦労です(みんな体育着で似た格好していますからね…)。こればかりは望遠レンズ付きのカメラに軍配が上がります。
次に、とっさに「写真を撮りたい」と思った場面には適しません。360度カメラは丁寧に扱う必要があるため、基本的に「360度写真を撮る」ことを前提にお出かけします。また、撮影の準備に時間がかかり、携帯電話で撮影することと比べると、あまり撮影の気軽さはありません。これは携帯電話の広角レンズがついたカメラに軍配が上がります。
5. 20年から30年後に360度家族写真を楽しみたい!
360度カメラはまさにデジタル版のタイムカプセルです。この気づきにより、カメラ愛好家の心情も変わってきました。もちろん、万能なカメラではありません。携帯電話や一眼レフのカメラが適している場面が明らかにあります。また、好みもあるでしょう。全てのカメラパパが360度写真に感動するとは限りません。
しかし、一部のカメラパパにとっては撮影から視聴までを楽しめる道具であることは確かではないでしょうか!
以下は、360度カメラパパとしてのポイントです!
① 写真(動画)をたくさん残すこと:大切な瞬間を逃さないよう、たくさんの写真や動画を撮影しましょう。
② 安全な保存:撮った写真や動画を安全に保管することが重要です。私はホットストレージとコールドストレージの両方でデータを二重にバックアップしています。
③ 健康づくり:20年や30年後に家族写真を楽しむために、健康を大切にしましょう。
④ のんびり待つ:360度カメラの技術進歩を楽しみに待ちましょう。
もし読者の中にカメラ愛好家がいれば、良いことや悪いことを含めて情報を共有しましょう!
素晴らしい360度カメラライフをお過ごしください!
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