緊張したときに顔を触ってしまう理由とは。
人は日常生活で自分でも気づかないうちに、自分の髪を触ったり、頬を撫でたり、自分の手を採んだりしています。
心理学の実験では、「これから大勢の人の前でスピーチをしてもらう」と予告して、待合室で待っているときの動作を観察してみると、確かにくつろいでいるときより自分自身の顔や髪、脚などに触れる頻度が高くなるようです。
緊張したり不安を感じたりするとセルフタッチが増えるのはなんか分かる気がします。
セルフタッチをしてしまう理由はいくつかあるみたいですが、一つは代償説です。
私達は、幼少期に母親に抱きしめてもらったり撫でてもらうことで安心することを繰り返し経験してきました。しかし大人になってからは、そのようなことがあっても、母親に撫でてもらいたい願いはかなわない。
そこでその代償として自分自身に触れて安心させようとするんです。
それが、緊張したときのセルフタッチに繋がっているんです。
そのため、リフレクソロジーなどのマッサージで人に触られたりすると安心してストレスが軽減したりするわけです。
みなさんも不安を感じたらセルフタッチで自分を癒し、相手にタッチして大切な人を癒してみて下さい(╹◡╹)